藤井聡太棋士の話し方が嫌いという声が意外に多い理由とは?好かれる話し方
先日、4冠を史上最年少で達成した藤井聡太四段が、意外にも話し方が嫌いという声が多いことに驚きました。
まあ、確かにですね、ぼそぼそ系のしゃべりですし、決して「明るい」というイメージではありません。
どちらかと言えば、引っ込み思案な少年が一生懸命、真面目にしゃべっている印象を受けます。
面白くないというのなら、まだ理解できますが、「嫌い」とはっきり言われてる原因は何なのでしょう?
今回のテーマは「話し方」について考えてみたいと思います。
もくじ
藤井聡太棋士の話し方が嫌いという声
ユーザー投稿サイトやSNSなどを見てみますと、
- ぼそぼそ喋るの本当に気持ち悪い
- 普通に話せないの?
- 年収以外にモテそうな要素はないよね。←しゃべり方関係ない(汗)
など、結構な言われようです・・・。
引用:将棋の藤井聡太君、嫌われてるんだね。|ママスタコミュニティ
究極は・・・
https://twitter.com/pinpicopiiiiin/status/878085838952738816
あまり言わない方がいいですよね、いくらSNSで匿名だからって。
アスペを疑う声もありますから、世間の声の闇を垣間見た気がします。
好かれる話し方とは
さて、好かれる話し方とは、どういったことが条件となるのでしょうか。
書籍を参照すると、
- 会話が途切れてもあわてない
- ポジティブ
- 天気や食のネタで話を拡げる
- 「いいところ」を探してほめる
という感じだと「得をする話し方」になると書かれています。
逆に、
- ネガティブ
- 「あなたのためを思って」と説教
- 「忙しい」が口グセ
- 「毒舌家」気取り
という面を出すと「損する話し方」と指摘しています。
出典:五百田達成,話し方で 損する人 得する人,ディスカヴァー・トゥエンティワン,2018
話し方の原則
何となくではありますが、
- 声は大き過ぎず小さ過ぎず
- はっきりと発音する
- 音程は高すぎない
- 語尾を伸ばさない
- 早すぎず遅すぎない
ということに気を付けるだけでも、嫌われることは無いと考えています。
うるさく早口だとイライラを誘発しますし、話の内容が入ってきませんが、ゆっくりした話し方もイライラします。
写真家の渡部陽一さんは、ゆったりとした口調が特徴だとして、一時期、メディアに引っ張りだこでしたが、今はどうでしょう?
もう十分という感じですよね。
あのペースでの会話が盛り上がるとは考えにくい・・・。
多少、演技が入っていたとは思いますが、実生活では有用な話し方にはなり得ないでしょう。
緊急事態で、あのような口調だとリスクが大きい気がします。
話し方と表情の関係
個人的には、話している最中の表情も、好き嫌いが関係している気がします。
あまりにもニヤニヤしながら話すのは、正直、印象は良くないですよね。
作り笑顔ほど不気味なものはありませんし不愉快です。
喜怒哀楽を出すのは構いませんが、わざとらしい、あざとい表情はというのは、客観的に見るとバレます。
バレた時点で、事実を語ったとしても信用はされませんし、人としての付き合い方も考え直されることでしょう。
また、誰にでも良い顔をするような話し方も、味方はいなくなりますよね。
まとめ
「藤井聡太棋士の話し方が嫌いという声が意外に多い理由とは?好かれる話し方」というテーマで、個人的な考察を書いてみました。
話し方が嫌いと言われると、まあ、ショックですよね、ふつうは。
誰でも嫌われるために会話をしているわけではありませんから、話し方が嫌いというのは、もはや理由はどうでも良いのだと感じます。
しかしながら、藤井聡太棋士の更なるご活躍を祈って止みません。