マッコウクジラのような大型動物の骨格を展示する場合に必要なことを知って驚いた

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博物館が意外と好きです。

特に動物に詳しいわけではありませんが、学芸員さんの話しなど、知らないことについて、時間いっぱい聞いてみたい衝動にかられたりします。

あと、聞いてみたいと思うジャンルは鉄道ですねwww

鉄道も詳しくはないのですが、いろいろと聞いてみたいのです。

話は博物館に戻りますが、動物の骨格、特に全身の骨格を展示するために必要なことって、何だかご存知ですか?

今回は、骨格の展示などについてシェアしたいと思います。

マッコウクジラの骨格展示

マッコウクジラが打ち上げられた話は、鹿児島の件が有名です。

中でも国立科学博物館に展示されているマッコウクジラの骨格標本は、2005年8月に鹿児島県加世田市(現在の南さつま市)の海岸に漂着していたものを展示しています。

さて、このデカいマッコウクジラをどうやって標本にするのか?

NHKのバックヤードという番組で紹介していたのは、

地中に埋める

という方法でした。

微生物によって身体の組織は分解されて、骨になったところを見計らって再発掘するというもの。

途中に埋めていた期間は、なんと4年間です。

どうやって骨になったタイミングを知ったのかはナゾですが、掘り出した骨は煮沸などの処理の過程を経て、ようやく展示されます。

気の遠くなるような作業です。

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マッコウクジラの特徴

身体については言及しませんが、大好物はダイオウイカです。

2,000mもの深さまで潜水することが可能で、皮膚にはダイオウイカと争った形跡なのか、吸盤の跡が付いていることが多いとのこと。

ダイオウイカを、あの細長い口で食べるって、ちょっと信じられませんけどね。

格闘するにしても、どうやって捕食するのか、一度は見てみたいものです。

それとエコロケーション(反響定位)能力があり、真っ暗な深海を行動できるのは、この能力によるものと言われています。

またデカイ頭部(身体の3分の1を占める)はメロンという器官によって強烈な音波を放ち、獲物をマヒさせることができる説があるのは興味深いです。

多分、それで獲物をバクバク食べてますよ。

主食はダイオウイカ

ダイオウイカが大好物ですが、人間の食用には適していない大型のイカも食べまくっているようです。

もちろんイカばかり食べているわけではないようですが、ハンティングしている様子を動画で見れるとうれしい限り。

YouTubeで探してみましたが、さすがにヒットしませんでした。

なかなかお目にかかれないシーンなのでしょう。

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爆発するクジラ

砂浜などに打ち上げられたクジラ、つまり、死んでしまったクジラは、時間の経過とともに内部にガスが溜まっていき、下手すると爆発することで知られています。

つまりガス爆発のようなもので、その破壊力たるや・・・。

内臓は腐っているでしょうから悪臭はもちろんですが、飛び散った肉片や内臓にヒットされるとトラウマになりそうです(汗)

安易に近寄るのも考えものですね。

まとめ

「マッコウクジラのような大型動物の骨格を展示する場合に必要なことを知って驚いた」というテーマで、マッコウクジラについて書きました。

マッコウクジラvs.ダイオウイカなんて、不謹慎かもしれませんがロマンがあります。

当人らは必死でしょうけど、未知の物を見たい、知りたいという知的欲求は、誰にでもあるのではないでしょうか。

参照

国立科学博物館 National Museum of Nature and Science,Tokyo

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