ワーゲンバスの正当な後継モデル「ID.バズ」が遂に発売に!現代のヒッピーバスなるか?
ワーゲンバスの正当な後継モデル「ID.バズ」が発売されるそうです!みんなが憧れた愛と平和のヒッピーバスが帰ってくる?現代版のサーファーの動く家、キャンパーの相棒、おしゃれなコマーシャルバンの再来となるか?
もくじ
みんなが憧れたワーゲンバス
ワーゲンバスといえば、雑誌などのおしゃれなキャンプ画像などには必ずといって使われるアイコン的な車です。
過去にはヒッピーバスとも言われ、1970年前後にはヒッピーたちがオンボロのワーゲンバスに乗って旅に出たりしました。
そんな愛と平和のシンボルのような車が、ワーゲンバスです。
正式には、フォルクスワーゲンタイプ2いいますが、世界中の人がワーゲンバスと呼び親しまれています。
1950年代から1970年代まで、モデルを変更しながら生産が続けられましたが、ベースはワーゲンビートルですから、さすがに作りも古くなり79年終わりにはビートル同様生産が終了してしまいました。
それでも未だにワーゲンバスは人気があり、今ではなんと新車時以上の価格で取引されています。
みんな待っていたワーゲンバスの次世代モデル
ワーゲンビートルは、初代の空冷ビートル以降、ニュービートル、そしてザ・ビートルと2度にわたりコンセプトが引き継がれて次世代モデルが製作販売されました。
モーターショーなどでは、次世代ワーゲンバスもずいぶん前からプロトタイプが発表されたりはするものの、なかなか販売とはなりませんでした。
それでも、ワーゲンバス人気は相変わらずで、ここ日本でもワーゲンバスを模した軽自動車のカスタムカーが販売されていたり、またダイハツムーヴキャンバスのツートンモデルなどは、明らかにワーゲンバスを意識していたり。
やっぱり、あの愛らしいデザイン、みんなを笑顔にするワーゲンバスの存在は、みんなが潜在的に求めているものなのでしょうね。
ワーゲンバスの正当な後継モデル「ID.バズ」が発売!
もうワーゲンバスの後継モデルは発売されないのかなと思っていたら、なんと!ワーゲンバスの正当な後継モデル「ID.バズ」が発売されるとのニュースが入ってきました。
しかもフォルクスワーゲンの生産国であるドイツと、ほとんどのヨーロッパ市場で、2022年5月20日からプリセールスが開始されるとのこと。
って、もう販売開始されているってこと?
ID.バズ仕様と価格
今回販売されるのは、「ID.BUZZ(ID.バズ)」と「ID.BUZZ CARGO(ID.バズ カーゴ)」の2種類で、ID.バズが5人乗りバスタイプで、ID.バズ カーゴはフロント3人乗りの商用車仕様。
これももともとのタイプ2が乗用と商用とがあったので、これを踏襲しているのでしょう。素晴らしい。
こんなおしゃれな車を商用に使うというのが最高です。
気になる価格はID.バズが6万4581.30ユーロ(日本円で約872万円)、ID.バズ カーゴが5万4430.60ユーロ(約735万円)だそうです。
ほぼ900万って、かなりの高級車ですね。あれれ、フォルクスワーゲンって国民車っていう意味じゃなかったっけ?
これじゃお金のない若者が乗り回すには少しハードルが高く、現代のヒッピーバスにはなれないような(笑)。
ちなみに、ID.バズは完全なるEV車です。そしてバスではなく、バズなんですよね。
日本で発売されるのは、早くて2023年ころですかね?早く実物が見てみたいところです。
まとめ
かつてのワーゲンバスとID.バズとが並んだ写真が、プレス用画像に上がっていました。それを見ると、かつてのワーゲンバスがずいぶんと小さく見えます。
今の車ってやたら大きくなってしまい、ポルシェの911もフェアレディZもどんどん大きくなっています。
なんなんでしょうね。世界中にこんまり&断捨離ブームも起きていることですし、そろそろスモール・イズ・ビューティフルな禅の意識が車にも入ってきてもいいと思うのですが。
体の大きなアメリカ人が住むアメリカでも、日本の旧車が流行中です。つまり、あのくらいのサイズだってアメリカ人も乗れるわけですから、無駄に大きい車、そろそろやめにしませんか?