お中元の時期と基本的なマナーをおさらい!お中元を止める方法や金額相場も紹介

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8月はお中元、12月はお歳暮という印象が抜けきれない昭和世代です。

どちらにしても、ちょっと悩みのタネになったりしますよね。

  • お中元やお歳暮は時代遅れ
  • 押し付けがましい慣習
  • 贈り合っていてキリがない

内心、このように思っていてもズルズルと続けてしまうのが、ザ・日本人!

年賀状と同じで少なくなっているかもしれませんが、決して無くなりそうにない風物詩です。

せっかくなら、夏のこと時期にお中元のおさらいをしてみましょう。

お中元の由来と適切な時期

そもそも、お中元は中国の文化で、旧暦の7月15日は中元節と言われていたのです。

中元節は日本で言うところの盂蘭盆会うらぼんえ)の時期に相当することから、時代の流れとともに感謝を贈り物という形にして表わすようになりました。

お中元の時期は、

  • 東日本:7/上旬~15頃
  • 西日本:7/中旬~8/15頃

と大きく分かれていて、さらに地域によっては細かい時期があるようです。

仮に、お中元の時期がズレたかなと思いつつ贈ったとしても、相手が怒ったりすることはまずありえないので、ざっくりで良いのかなという印象です。

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お中元の人気商品

お中元で貰って嬉しい商品を考えると、

  • ビール・ジュースなどの飲料
  • ゼリー・アイスクリーム
  • そうめん
  • 肉類
  • うなぎ
  • フルーツ

あたりでしょうか。

できることなら事前に贈る相手の好みを聞ければよいですが、一方では、いちいち聞いてられない事情もあります。

家族構成や子どもの有無、主な年齢層などを商品選びのヒントにすると、大体、しぼれてきます。

面倒くさい場合はカタログギフトが最強です。

お中元の金額相場

これ、一番の悩みどころですよね。

一般的には、

  • 親戚縁者:3,000円~5,000円
  • 友人・知人:3,000円程度
  • 職場関係:好きなように

という感じになります。

職場の上司などにお中元というのは、時代に合ってないかもしれません。

ホントに人として尊敬している方に気持ちを伝えたいとか、プライベートでお世話になっているならともかく、禁止している職場もあるので具体的な金額は、個人で決めれば良いと思います。

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お中元の最低限度のマナー

マナーに縛られ過ぎると目的を見失うので、最低限度さえ守っていれば、トラブルには発展しません。

お中元でトラブルなんて、そうそう無いとは思いますが・・・。

少なくとも気を付けたいのが、

  • 熨斗と表書き
  • 贈り方
  • 相手が喪中の時の贈る時期

の3つです。

熨斗は付けた方が良いでしょうね。

表書きは「御中元」または「お中元」で、フルネームを記載し、同時に記載する人数は多くて3人までとする方が良いです。

代表で1名の名前にしても差支えは無いですけどね。

知らない人同士で贈り合うならともかく、名前でイチャモン付ける人はいないでしょう。

いたら縁を切った方がいいかも。

贈り方は配送業者に任せて良いと思います。

真夏のクソ暑い中、ましてやコロナ禍においては、訪問自体がお互いにリスクです。

「あがりませんか?」
「いえ、これで失礼します。」

という不毛な会話もしなくていいですし、商品によってはクール便の方が安心です。

贈る相手が喪中だったとしても、お中元は贈ってもマナー違反にはなりません。

ただし贈る時期と熨斗の種類だけは配慮すべきです。

熨斗は水引なし、または熨斗無しの白無地でもかまいません。

四十九日を過ぎた忌明けの時期に、「暑中御見舞」または「残暑御見舞」として贈ります。

お中元を止めたい

お中元を止めたいときは「暑中見舞い」や「残暑見舞い」のハガキに、贈答の習慣を卒業する旨を書けばOKです。

万一、それで関係が切れたら「お中元目当て程度の関係性」だったということで、人間関係の断捨離ができたことを喜びましょう。

まとめ

お中元の時期と基本的なマナーなどのおさらいでした。

止め方や金額相場も参考になれば幸いです。

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