昆虫すごいZでタガメを見た感想!子どもの頃に見ることができなかった昆虫をかまきり先生が!

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何気に昆虫には興味があります。

子どもの頃は虫取り網とカゴを持って、そこら中にいる虫を取っていました。

とはいえ、せいぜい、

  • セミ
  • カナブン
  • バッタ

という、3大身近過ぎる昆虫で満足していたレベルです(汗)

稀にトンボやアゲハが取れるぐらいで、まあ、昔では普通の子どもでした。

ただ、タガメだけは実物を見たことが無く、今回、NHKの有名な番組が特集すると知ったので録画視聴した感想を書きたいと思います。

カマキリ先生も大興奮

ナビゲーターは「カマキリ先生」こと香川照之氏ですが、カマキリ先生のトークだけでも、ずっと聞いてみたい番組です。

特に今回のタガメに関しては、カマキリ先生も40年ぶりということで、かなりテンションが上がってました。

タガメの説明では、女優の田村たがめ氏を出してきて、

  • タガメは田村氏のことではない
  • 田んぼに生息していることが多いから田中たがめにすべき

など、話が脱線するシーンもありましたが、それも踏まえてカマキリ先生の講義であるため全く気になりません。

挙句の果てには、ウルトラセブンに出てくるキングジョーでさえもタガメと結びつけてしまうという破天荒な解説には頭が下がります。

キングジョー、確かにかっこよかったんですよ。

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タガメとは

タガメは、子ども頃から滅多に見られない存在でした。

きれいな水でなければ生息しない水棲昆虫であり、主に田んぼや沼でしか出会えないのです。

それなのに好物はカエルで、カマのような前足で掴んで体液や肉を溶かして吸うという肉食。

カエル以外にもドジョウなどを捕まえては、チュウチュウ吸うという、かなりエゲつない生態をしていらっしゃいます。

個人的にタガメは、カマキリの仲間かと思い込んでいたのですが、カマキリ先生の解説によると、なんと「カメムシ」の仲間だということに、ちょっとだけ引いてしまいました(汗)

まさかのカメムシということで、勝手に期待を裏切られた感、そんなクサそうな系統という現実に、タガメのイメージが崩れていったのです。

それでもタガメはタガメということで、じっくり見たい気持ちは変わりませんでした。

タガメは意外にデカイ

タガメを実際に見たことが無く、図鑑だけの付き合いでしたので、せいぜい、ゴマダラカミキリ(体長3cm前後)ぐらいと想像していました。

ところが昆虫すごいZでカマキリ先生がゲットしたタガメの体長は7cmほど。

クワガタだと大型で高額取引が期待できるサイズです。

はっきり言ってびっくりしました。

7cmと言えば、成人男性の人差し指か子指ぐらいの長さで、昆虫であればクワガタ以外は気持ち悪いレベルのデカさになります。

しかもタガメは色が渋くて、銅のような色と黒色で配色されていますし、そのフォルムもゴキブリに似ていますから、苦手な人はドン引きすると想像します。

しかもですよ、タガメは飛べます。

もはやゴキブリ?

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タガメは尻から呼吸

タガメの最大の特徴は、お尻で呼吸するという点です。

お尻の先に呼吸管としてホースのようなものがピッと伸びていて、逆さになって水面から呼吸管を突き出したまま獲物を狙います。

もはや忍者のすいとんの術です。

水草などに逆さに捕まって、呼吸管のみ出しているので、捕獲や目視が非常に難しく、注意深く見る必要があります。

夜行性ということも捕獲の難しさを物語っています。

タガメがいる田んぼはどこ?

タガメがいる田んぼで取れるお米は美味しそうですが、やはり農薬を使う場合は、どうしても生息が難しい気がします。

無農薬など限られた田んぼでしかタガメは見つからないかもしれません。

自然にできた水たまりなどのほうが、生息の条件は整っている可能性もあります。

まとめ

「昆虫すごいZでタガメを見た感想!子どもの頃に見ることができなかった昆虫をかまきり先生が!」というテーマで、タガメについて書きました。

水棲昆虫と言えば、

  • ミズスマシ
  • ゲンゴロウ
  • タイコウチ
  • タガメ

が四天王という印象が強く、最後の砦がタガメでしたが、昆虫すごいZのお陰てでタガメを堪能することができました。

まあ、実物の大きさと色合いには、ちょっとだけゲンナリしましたが、タガメのことが知れたのは良かったです。

参照

香川照之の昆虫すごいZ! – NHK

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