わずか2年で教員免許が取れるようになる!2025年度から4年制大学へ新たな教職課程が導入

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教職員の確保に国が本腰を入れているのかもしれません。

いやはや、ホントに公立学校の教職員という職業が、一気にブラック化するとは夢にも思ってないでしょう。

自分で蒔いた種だと言えそうですけどね(汗)

公務員は安定しているという理由で、就職を推されたのはもう昔の話。

というか、我が子には絶対おすすめはしません!

さて、しくみが少し変わるのですが、何がどう変わるのかについて説明します。

教員免許の種類

意外と知られていないのが教員免許の種類です。

全部で3種類ありまして、

  • 専修免許:大学院修了
  • 1種免許:4年制大学卒業
  • 2種免許:2年制大学(短大)卒業

という学歴によって取得できる免許が異なるのです。

4年制大学、つまり1種免許だと51単位以上の習得が必要ですが、短大は2年ですから51単位はムリということで、31単位以上になります。

特に格差らしい格差は無く、1種だから給料高いということもないので、2種が楽じゃんという感覚にもなりがち。

ただし高校で教鞭を取りたいなら、1種免許以上でなければダメです。

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4年制大学に2種免許の道

さて、この制度にいったい何がメリットとなるのか?

今は大学で教職課程を選択しないと教員への道は無いといっても過言ではありません。

他の課程や学部に在籍しながらも教職に関心を寄せても、いわゆるダブルでの勉強が必要でした。

そこで4年制の大学に2種免許取得の道を開くことで、負担を減らすという目的もあるのではないかと考えます。

どれだけ活用されるかは全くの未知数ですけどね。

そもそも免許うんぬんじゃなく、職業として魅力が無くなってきてるわけだから、やっぱりズレてますよね、考え方が。

どうしてこうも思考が凝り固まるかな。

教職員を増やすなら

本気で公立学校の教職員を減らしたいなら、

  • 部活動を切り離す
  • 保護者対応は外部委託
  • PTA活動も外部委託
  • 土日はきっちり休み

ぐらいは少なくとも実行しないと、減る一方だと思います。

先日もアホな保護者の話を聞きました。

子どもがカギを拾ったという内容で、そのカギは、校舎内で拾ったわけでもなく、子が帰宅途中の道で拾ったモノ。

例えば、カギに子が通う小学校のタグや知り合いの名前があれば、学校に連絡すれば落とし主が見つかるかもしれません。

ところが、何も落とし主のヒントもないカギです。

このケースでは警察でしょ、連絡するのは?

そんなレベルの保護者がホントに多いようで、子どもと同じように、この場合は警察が妥当だと言って、電話を切ったそうな。

信じられます?

状況を判断する能力が無い保護者の相手も学校の先生がやらなきゃならないのです。

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ペーパーティーチャーを受け入れ

免許は持っていても実際には教職経験のない人もいます。

  • いつかは教壇に立ってみたいと思いつつ叶わなかった人
  • 途中で違う職業に魅力を感じた人

さまざまな状況があったとは思いますが、やはり、そのままにしておくのは少し勿体ない気もしますね。

希望者には、ある程度の研修を経てから現場に立ってもらうように、自治体が自ら動けば良さそうですけど・・・。

時短教師が居てもいい

さらに、ガッツリ勤務させる体系、どうにかならないもんですかね。

時短教師がいても良さそうですけど。

午前中はA先生、午後からはB先生と、引き継ぎをしっかりやれば大きな問題は無いはずですよ。

働き方改革なんて、やはり口先だけなんだなと思いますね。

まとめ

「わずか2年で教員免許が取れるようになる!2025年度から4年制大学へ新たな教職課程が導入」というテーマで、公立学校の教員免許のしくみなどについて書きました。

個人的には「時短教師」ってイイなと思うんですけど。

さらには副業でなら週に2時限ぐらいは教壇に立てるようなしくみも整備すると、民間からも立候補者が現れる可能性があります。

ひとりの負担を減らすという発想が無い限りは、何も変わらない気がします。

参照

教員免許状に関するQ&A:文部科学省

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