「電話リレーサービス料のご負担をお願い」ってメールは迷惑メールではありません
先日、契約しているDMM mobileからメールが届きました。
件名が「【重要】電話リレーサービス料について」だったので、開封する前は新手の迷惑メールかと思ったのですが、内容を読んでみると全く迷惑メールとは違いました。
DMM mobile契約者に限らず、電話回線の契約をしている場合は「電話リレーサービス料」という言葉を聞くと思うので、改めてシェアしたいと思います。
もくじ
電話リレーサービス料とは
まず、電話リレーサービスとは何ぞやということですが、届いたメールを抜粋すると、
聴覚や発話に困難がある方と通話相手とを、通訳オペレーターが手話・文字などで通訳することにより、24時間365日、電話で双方をつなぐサービス
になります。
この費用負担を契約者が負うことになるわけですが、その負担金は税込みで月額1円です。
負担時期は、
- 2021年7月~2022年1月:1電話番号あたり
となり。合計で7円になります。
2022年度以降の負担金については、現時点では決まっていません。
サービス利用法
サービスの利用法について「きこえない人」の手順を簡単に説明しておきます。
- アプリを起動
- 「開始」をタップ
- 電話リレーサービス用電話番号とパスワードを入力してログイン
- 相手先の電話番号をダイヤルして発信
- 通訳方法(手話・文字)を選択
- ブースを呼び出し(※最大1分間呼び出し可能)
- 通訳オペレータと接続後に相手先電話番号を呼び出し
- 相手先と接続後は通訳オペレータが電話リレーサービスであることを相手先に説明して通話開始
- 利用者の手話・文字と相手先のきこえる人の音声を通訳オペレータが通訳
- 通話終了後は「終了」をタップして終了
うーん、ぶっちゃけLINEのメッセージが扱える人は、そっちの方が利便性は高い感じしませんか?
電話リレーサービスのポイント
なんと、「きこえない人」は事前に利用のためユーザー登録が必要です。
ユーザー登録の方法は、
- アプリ
- 郵送
があります。
第一印象としては、LINEなどの操作に不慣れな人を対象にしたサービスかと思いますが、
- 電話リレーサービス利用対象者であることの書類
身体障害者手帳(聴覚障害、音声・言語機能障害)
電話リレーサービスを必要とすることを証明する書類 - 本人確認書類
運転免許証、パスポート、マイナンバーカード、住民基本台帳カード、各種健康保険被保険者証、各種年金手帳、身体障害者手帳(聴覚障害、音声・言語機能障害以外)、精神障害者保険福祉手帳、在留カードのいずれか1つ - 現住所確認書類
住民票の写し
などが必要なので、相変わらず面倒くさい手続きが必要なんだなと思いました。
しかも月額使用料が発生します。
まとめ
LINEなどと利便性などを比較して欲しいですね。
電話リレーサービスついては、一般財団法人日本財団電話リレーサービスのホームページをご覧ください。