雑誌『栗原はるみ』が創刊 75歳にして新雑誌スタート!人生100年時代を生きる私たちの理想がここに

人生100年時代の到来と言われていますが、実際にいつまでも現役で活躍されている人を見ると、やる気や元気をもらえます。直近では現在75歳の栗原はるみさんの新しい雑誌が創刊されたのを知り、「自分もまだまだ頑張らなくては!」と勇気が湧きました。

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75歳にして新たな雑誌が創刊!

いやぁ、びっくりしました!この3月4日に、新たな雑誌『栗原はるみ』が創刊されました。

栗原はるみさんと言ったら、主婦に絶大な人気のある料理家です。

25年も続いた栗原さんの季刊誌『haru-mi』が、昨年2021年9月1日発売の秋号(vol.61)をもって休刊となったので、ついに引退されるのかと勝手に推測しておりました。

ところが、3月4日に新たな雑誌『栗原はるみ』が創刊されたのです。

栗原さんは現在75歳。これから新たな雑誌が出るということは、これからもまだまだ現役で頑張る!と宣言されたのと同じですよね。

表紙からも感じられる相変わらずの年齢を感じさせない爽やかさと、飾らない笑顔がとても素敵です。

雑誌を眺めるだけで元気がもらえる

栗原さんの素晴らしいところは、飾らない素の素敵さにあると思います。嫌味な感じなど微塵もありません。

雑誌の中で扱う内容も特別なことではなく、日々の生活の中から誰もが扱える素敵なエッセンスを、独自な視点で紹介されています。

紹介される料理も飾らないものが多く、それでいて普遍的に美味しい。そうした、そこにある確かな小さな幸せの数々を教えてくれるのです。

庶民には手の届かないような素敵な家や洋服、料理のレシピなどを紹介している雑誌も、見ていて素敵だなと感じはしますが、やはりどこか手に届かないものは、ふと現実に戻されたときに寂しさも付いてきます。

しかし、栗原さんの雑誌はどちらかと言うとそういった雑誌とは真逆で、私たちが普段気づかずにいたり、忘れてしまっている、既に持っているはずの幸せを、そっと気づかせてくれるような内容のものです。

なので、見終わったあとには、心が暖かく、前向きな気持になっているのです。

きっと多くの単身女性が勇気をもらっているはず

そんな栗原さんに憧れる女性は多く、栗原さんよりも少しだけ年上の私の母親も、いつも栗原さんの雑誌『haru-mi』を楽しみにていました。

しかしそれが廃刊となってしまい、残念に思っていたのです。きっとその雑誌がどこか心の拠り所になっていたのでしょう。

というのも、うちの母親は数年前に連れ合いを亡くし、しばらくは悲しみの中から抜け出せずにいたのですが、同じ様な経験をされた栗原さんが雑誌を通して明るい笑顔を見せてくれていることに、どこか勇気づけられていたのだと思います。

大切なパートナーを失って

栗原さんは最愛の旦那さんを2019年の8月に病気で亡くされています。

旦那さんを亡くされてからのしばらくは、喪失感や孤独感に飲み込まれ、寂しすぎて気持ちをコントロールすることも難しかったそうです。

その悲しみといったら、自分がこんなふうになるとはまるで思っていなかほどの深さだったそうです。

それでも、必ず元気になる、絶対になってみせると、ひたすら前を向こうと努力されます。

栗原さんの著書に『ごちそうさまが、ききたくて。』というタイトルの本があるように、一番は旦那さんに喜んでもらいたくて料理を一生懸命学んだそうです。

そんな旦那さんにもう会えないのかと思うと、モチベーションも失ってしまいますよね。

家族もお友達も栗原さんのことを心配してはくれる。でも、これは自分が頑張って自分の力で立ち上がるしかない!そう自分に言い聞かせ、亡き旦那さんにも褒めてもらえるよう、栗原さんは自分の力でもう一度立ち上がられました。

そしてこの度、75歳にして新たに雑誌『栗原はるみ』の創刊です。

この勇気と前向きな姿に、私の母同様に手を叩いて喜んでいる多くの女性の姿が目に浮かびます。

まとめ

栗原はるみさんのように、私たちもいつまでも生活を楽しみながらイキイキと暮らしたいですよね。

栗原さんが変わらずに元気で、しかも若々しく幸せそうに、素敵なライフスタイルのヒントについて語りかけてくれると、安心感と共に、日常は自分次第でまだまだ素敵に楽しくすることができるんだ、と気付かされます。

うちの母親も、新聞の広告欄で、栗原さんの新しい雑誌が創刊されたのを知り、早速買いに行こうとワクワクしていたそうで、サプライズでネットで注文してあげたらとても喜んで電話を掛けてきました。

その声の嬉しそうだったことと言ったら(笑)。

誰かを元気にしたり、幸せにできるって素晴らしいですね。栗原さんは人生100年時代を生きる私たちの理想だと思います。

先日訪れた近所の書店でも、新しい栗原さんの雑誌が平積みされていました。

あなたもぜひ、雑誌『栗原はるみ』を手に取ってみてください。

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