「ちょっとだけ」の魔法 未来を劇的に変える魔法の法則 やる気やモチベーションはもういらない

何かを成し遂げたい。習慣化したい。そう強く思っているのに、なかなか行動に移せず、今日も何もできなかった。そして自己嫌悪…。そんな人、いませんか?

そんな人のために「ちょっとだけ」の魔法についての秘密をお教えましょう。これを知れば、あなたの未来は劇的に変わりますよ。しかし間違った使い方をすると地獄行きなので、使い方には気をつけて!そんな劇薬とも言える「ちょっとだけ」の魔法とはいったい?

スポンサーリンク

習慣化しようとすると難しい

私は3ヶ月を1つの区切りとして、テーマを設けて何かに取り組むようにしています。

3ヶ月を1つの区切りにすると、年に4つのテーマに取り組むことができます。

3ヶ月を1つの区切りにしているのは、1ヶ月だとなかなか結果が現れにくいのと、企業はだいたい1年を四半期に分けて決算報告をするので、3ヶ月あると少し変化が見えやすいのかなと思っているからです。

もちろん、3ヶ月では結果の見えないこともたくさんありますが、3ヶ月間集中して取り組むことで少しは何かがつかめる、そんな気がしています。

もちろん、1年のはじめには「今年のテーマ」のようなものも掲げます。

受験生なら、今年は「受験を第一に頑張る!」というのが、1年の大きなテーマだったりしますよね。

そのなかで3ヶ月区切りで設けるテーマは、例えば1-3月は「1、2年生の数学を総ざらいする!」みたいなものです。

この期間はあれもこれもと欲張らず、掲げたテーマを大一優先とし、他はおまけと考えて取り組むと良い気がします。

しかし、こうやってテーマを掲げてみても、なかなか身が入らず、時間ばかりが過ぎてしまった。そういった経験はありませんか?

これは子供だけでなく大人の場合でも一緒です。しかし、子供でもきっちりと自分の決めたことをこなす子っていますよね。

この違いってなんなのでしょう?性格?才能?なんて思っていましたが、実はほんのちょっとしたコツの差だということに気がつきました。

「ちょっとだけ」の魔法は人生を激変させる

「ちょっとだけ」って言葉、どういうときに使っていますか?

  • ちょっとだけTikTok見よう
  • ちょっとだけ寝よう
  • ちょっとだけポテチ食べよう
  • ちょっとだけお酒のもう

こんな風に思うことってありませんか。

そして、だいたいはちょっとでは終わらないというね(笑)。

ちょっとだけTikTok見るのなんて、まぁ無理ですよ。
ちょっとだけポテチ食べるのも、無理ですねぇ。だって美味しいもん。

そう、この「ちょっとだけ」って何気に使っていますが、実は使い方によっては非常に恐ろしいものなのです。

使い方を間違えると、人生を狂わせますよ。

しかし、上手に使うと習慣化につなげることができたり、自分で決めたテーマに取り組みやすくもなります。

ではそんな「ちょっとだけ」の魔法について、もう少し詳しく解説していきましょう。

「ちょっとだけ」の魔法を活かす方法

私が活用している「ちょっとだけ」の魔法の良い使い方をご紹介します。

私は長距離を走るのが昔から苦手です。そして嫌いです。

でも何故か、ジョギングする人に憧れを抱いていました。ないものねだりだったのかもしれません。

しかし歳を重ねるとともに少しずつ中年太りし始め、そこへ新型コロナがやってきました。余計に出歩かなくなり、更に運動不足に。

そんなときに、ふとジョギングをしてみようかと思い立ち、実践することにしました。

しかしこれが、苦痛で仕方がない。様々な理由をつけては走らないことを正当化してしまいます(笑)。

  • 寝不足だから気持ち悪くなりそう
  • 雨が振りそうだからねぇ
  • 今日はやることがたくさんあって忙しいだよ

やらない理由なんて、考えればいくらでも出てきますからね。

そこである時、この「ちょっとだけ」の魔法に気づき、決められた距離を走りきらなくてもいいから、ジョギングシューズに履き替えて準備運動くらいしてみよう。それでもし走り出して辛ければ、すぐに帰ってくればいいや。

そんな気持ちで出かけてみました。

すると、意外にも走りきれてしまうのです。仮に寝不足であろうと、多少雨が降っていようと。

走るのにモチベーションとかやる気とか一切必要ありませんでした。必要なのは「ちょっとだけ」でいいからやってみるだけ。それ以上の期待はしない。ただそれだけ。

これだとさほど抵抗感も湧きません。そして気づけばすんなりと成し遂げているというね。まさに魔法ですよ!

こうやって気づけば、もう3年も走っています(笑)。今でも走るのが得意でも好きでもありませんが、体重はかなり減りました。

仕事でも同じです。

  • 面倒だなぁ
  • けっこうボリュームあるんだよな
  • 何時間掛かるかな…

こんなふうに思うと、ついついもう少ししてからやろうと後回しになりがちです。

しかし、「ちょっとだけ」やろう。嫌になったら途中でやめてもいいや。

そんなふうに思って始めると、意外と波に乗って、気づけば2時間くらい集中して仕事を終わらせていた、なんてことはザラにあります。

それに途中までやると、なんだか気持ち悪いから最後までやり遂げたくなるんですよね。

子供がなかなか勉強せずに言い訳ばかりしているなら、ぜひともこの「ちょっとだけ」の魔法を使えるようになって欲しいと思います。

おそらく子供のなかにも、この「ちょっとだけ」の魔法を無意識に使いこなしている子がいるのではないかと思っています。

決して頭が良いわけでも、容量がいいわけでもなのに、「ちょっとだけ」の魔法を無意識に活用しているというだけで、結果的にデキる子と評価される子になっている。

そんな子が世の中にはきっといます。そして結果的に、そういう子が賢くなるんです。だって実際にやってるんだから。

「ちょっとだけ」の魔法の悪い使い方

しかしこの「ちょっとだけ」の魔法を悪い使い方をすると、最悪な事態を引き起こします。

これは先に例としてあげた

  • ちょっとだけTikTok見よう
  • ちょっとだけ寝よう
  • ちょっとだけポテチ食べよう
  • ちょっとだけお酒のもう

といった自分の甘えに使ってしまった場合などです。

想像してみてください。

  • 消費者金融で莫大な借金をして首が回らない
  • ギャンブルで多額の借金を作ってしまった
  • 気づいたら薬漬けにいなっていた
  • 取り返しのないくらい太ってしまった

これらも始めは、きっと「ちょっとだけ」の気持ちだったのだと思います。

しかし、人は「ちょっとだけ」でとどめるのが、誰しも苦手なんです。

なので、ネガティブなことや、自分の甘えに対しては、「ちょっとだけ」は絶対に使ってはいけませんよ。厳禁です。

まとめ

何かを成し遂げたい。結果を出したい。良い習慣を身に着けたい。頑張れる自分になりたい!

そう思っているなら、「ちょっとだけ」の魔法の正しい使い方を身につけましょう。

そうすれば、未来は劇的に変わります。

人は「ちょっとだけ」で抑えるのが、何事に対しても苦手です。人間がそうできているのでしょう。

なのでやり遂げたいことやテーマとして掲げたことは、何も考えずに「ちょっとだけ」やるようにしましょう。

気づけばやるべきことが終わっています。

しかしこの「ちょっとだけ」の魔法を悪いことに使うと、悪いことにも拍車がかかってしまいます。

ちょっとだけ悪いことをしてやめようと思っても、ちょっとだけでは終われません。

なので、悪いことには「ちょっとだけ」の魔法は、絶対に使ってはいけません。

タイトルとURLをコピーしました