体温計 おでこと脇で測定するタイプのメリット・デメリット 体温計の測り方や正確性について

「おでこ」と「脇」で測定するタイプの体温計のメリットとデメリットについて説明します。また、「口」や「耳」で測定するタイプのデメリットや、体温計の測り方・正確性についてもお伝えします。

体温計の測り方

はじめに、人間の体温には以下のような特徴があります。

  • 早朝は体温が低い
  • 午後は体温が高い
  • 一日の中で1度の高低差を示すこともある

そのため、日々の体温測定を行うには、ある程度決まった時間に測定する必要があります。

また、食後や運動直後は体温が上昇したり不安定になったりするので、30分程度時間をおいてから測定しましょう。

一般的な発熱の基準は、平熱プラス1度であれば高熱と考えられ、38度を超えた場合は高熱であることが多いです。

ただし、体温は状況や個人差によっても変わるので、測定した時間や、女性であれば生理中かどうか、運動をしていたかどうかなども合わせて判断する必要があります。

家でリラックスした状態で、同じ時間帯に測定して、普段よりも1度以上熱が高ければ、発熱していると考えましょう。

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体温計で測定する部位

体温は、昔からさまざまな部位で測定されてきました。

  • 脇(腋窩)
  • 口の中(舌下)
  • おでこ(額)
  • 耳(鼓膜周辺温度)

では、体温を測定するにはどの部位が良いのでしょうか?

小児では「口の中」や「耳」で測定するタイプの体温計も用いられますが、「口の中」で測定するタイプは衛生面で懸念され、「耳」のタイプは測定が難しいという欠点があります。

「耳」で測定するタイプは赤外線センサーで鼓膜の温度を読み取りますが、外耳の形に個人差が大きいため、押しつける強さや向きによって正しく測定できません。

そのため、「おでこ」と「脇」で測定するタイプの体温計が一般的に普及しています。

体温計 脇で測るタイプのメリット

「脇」で計測する場合は電子体温計が用いられていますが、これは体温の上がり方をみて機械が予測・推定した値を表しています。

体温計が体温と同じ温度になるには10分かかるといわれていますが、1~2分の体温上昇から10分後の温度を予測しているため、1~3分程度で測定できます。

また、体温計の推測値はかなり正確で、測定値の95%は±0.2℃以内といわれています。

そのため「脇」で計測するタイプの体温計は利便性が高く、正確性が高いのが強みです。

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体温計 脇で測るタイプのデメリット

「脇」で計測するタイプの体温計のデメリットとしては、非接触型のタイプと比較すると時間がかかることや、衛生面に問題があることなどが挙げられます。

体温計が直接利用者の肌に触れるので、利用者が変わるたびにアルコール消毒が必要になり、時短の面からも効率が悪くなります。

そのため、コロナ対策で発熱のスクリーニングをするために利用するには不向きといえます。

体温計 おでこで測るタイプのメリット

「おでこ」で計測するタイプでは、おでこの赤外線を感知して電気信号に変換して計測しています。

このタイプのメリットは、非接触で計測できるので衛生的なこと、1~5秒で結果がわかることが挙げられます。

そのため、コロナ対策で発熱のスクリーニングをするのに適しているので、広く普及しています。

体温計 おでこで測るタイプのデメリット

「おでこ」で計測するタイプの体温計には、外気温や日光の影響を受けやすいというデメリットがあります。

そのため、現時点では体温測定値の信頼性は「わき」「舌下」に劣ると考えられています。

また、脇に挟む体温計よりも一般的に価格が高い傾向があります。

まとめ

体温計にはさまざまな部位で測定するタイプがありますが、それぞれメリットとデメリットがあります。

「脇」で測定するタイプは、安価なものも多く測定値が正確なので、家庭で使うのに最も適しています。

「おでこ」で測定するタイプは、測定値の正確さは低くなりますが、衛生面と効率面から発熱のスクリーニングなどには最も適しているといえます。

それぞれの体温計の特性を理解して、上手に使い分けるようにしてください。

どれか1本と言ったら、普通に脇で測るタイプのデジタル表示が、安価でお手軽でよいかと思います。

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