40代からは喉の老化に注意!喉の機能のセルフチェック方法・喉を鍛えるトレーニング方法など

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喉は40代から衰えてくると言われています。喉には食事を飲み込むという重要な役割があります。この喉が老化をすると、むせたり飲み込むこと(嚥下)が難しくなり、体に影響を及ぼしてきますから注意が必要です。今の自分の喉の状態を知るための喉の機能のセルフチェック方法や、喉を鍛えるトレーニング方法などもご紹介します。

40代から喉の老化が始まる

最近、以前よりもむせるようになったなと感じることはありませんか。

それは喉が老化し始めている証拠です。

喉の老化は40代から始まるそうです。そして60代に入ると急激に喉の機能は低下していくそうです。

若い頃はあまり意識しない喉ですが、喉は生きるうえでとても重要な機能を司っています。

喉が衰えてくると、発声にも影響してきますし、なにより飲み込む力が衰え、むせたり誤嚥を起こしたりしてしまいます。

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誤嚥性肺炎に注意

喉が衰えて飲み込む力が弱ってくると、食べたものが胃の方ではなく気管から肺の方へ入ってしまうことで、誤嚥性肺炎を起こしやすくなります。

誤嚥により起こる誤嚥性肺炎は、高齢者の死因の順位としても6位ととても高く、年間およそ5万人の方が亡くなっています。

喉は鍛えることもできます。衰え始める40代からは、喉のトレーニングも意識したいところです。

喉の衰えが見られるサインとは

喉が衰えはじめた時に見られるサインというものがあります。

それは、

  • 食事中によくむせる
  • 声がかすれる
  • 痰がよく絡む

という3つのサインです。

これら3つのいずれかが見られたら、要注意です。

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喉の筋肉の衰えをチェックしてみよう

実は簡単に喉の筋肉の衰えをチェックする方法があります。

では早速、いまの喉の衰えについてチェックしてみましょう。

「あー」と長く声を出してみてください。大きな声でなくてよいです。

この「あー」という声を10秒キープしてみて、声が途中でかすれるかチェックしてみてください。

何度試しても10秒以内でかすれてしまうのであれば、何か喉の病気がある可能性があります。一度、耳鼻咽喉科で検査してもらいましょう。

女性は12秒、男性は15秒以上キープできれば、まずはOKです。

嚥下力をチエックする方法

次に飲み込む力(嚥下力)をチェックする方法をお伝えします。

まずコップに100mlの水を用意します。これを普通に飲んだときの時間を計測します。

その時の注意点として、急いで飲んだりしないでください。いつも通りのスピードで慌てず飲みましょう。

このとき、飲み終えるまでに10秒以上かかった場合は、喉が衰えている可能性があります。

また飲んでいる最中にむせてしまった場合も、同じく喉が衰えていることが考えられます。

喉の筋力を鍛えるトレーニング方法

喉の衰えのチェックをしてみて、自分も少し喉が衰えてきているようだなと感じたなら、喉を鍛えるトレーニングをしてみましょう。

まず、500mlの空のペットボトルを用意します。できれば柔らかいペットボトルがおすすめです。

このペットボトルの蓋を外し、それを口に加えた状態で、「息を吸ってペットボトルを潰し、次に息を吐いて膨らませる」という動作を繰り返します。

10回を1セットとして、1日に3回ほど行います。

たったこれだけで喉の力は強くなります。

ちなみに、これはボイトレでも使われる喉の筋力を高める方法です。

これを行うと、声量も増して歌も上手になるかもしれませんよ。

まとめ

喉は40代から衰えはじめ、60代に入ると急速に衰えていくそうです。

確かに高齢者の誤嚥性肺炎はよく聞きます。これは喉の力が弱ることで起こるのですね。

そうならないためにも喉の力を鍛えるトレーニングを行いたいところです。

ペットボトルを使った喉のトレーニング方法は、お金もかかりませんしどこでも身近にできますので、ぜひ行いたいところです。

飲み込む力が弱まり、食べることが苦痛になってくると、食事の量が減り体力も落ちてしまうという悪循環に入るそうです。それくらい喉って大事な部分なんですね。

歌を歌うことでも喉は鍛えられますので、喉の運動を兼ねてカラオケを趣味にするのも良いかもしれません。

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