オンライン講義を1.5倍速で視聴する学生多発!退屈・間延び・タイパ無視の話し方に大きな原因!?
大学の講義は長いので集中力の持続が重要ですが、限界というものがあります。
話してる方はいいですよ、眠くならないですからね。
ところが聞く側にとっては、つまんない内容に下手クソなしゃべりだと、退屈で集中力も続きません。
働き方改革は進んでいる(はずですよね?)時世に、話し方改革は全く進んでいないのは、いったいどういう了見なんでしょうな、お偉い教授先生のみなさま。
講義中にけだるい状況になるのは、学生の責任だけじゃないです。
話す方も「おもろない」から聞きたくなくなるということに、そろそろ気付いてみては?
もくじ
大学のオンライン講義は1.5倍速
時代は変っても講義の雰囲気は全く変ってないということなのでしょう。
今の学生はオンライン講義を1.5倍速で視聴することが、当たり前のようになってきているという話題が出ていました。
理由としては、
- ダラダラと時間だけが過ぎる
- 内容が薄いために短縮したい
- 間延びフレーズをカットしたい
などが考えられます。
間延びフレーズは、お偉いさんのスピーチにありがちな「あー」とか「そのー」とか余計な言葉のことです。
さっと言えよ、さっと。
頭が老化してるって思われますよ。
昔は威厳を示したり、自分を大きく見せるための手法だったのかもしれませんが、今の時代は単に嫌われワードでしかありません。
選挙に若者が参戦しないのも、話し方が「偉そう」でダラダラと長いからです。
話し方改革は誰も意識せず
大学は希望して入学することから、学生は積極的であれという理屈はわかります。
しかし教授陣も殿様ではないわけですから、学生を迎え入れたのならば、先生の講義をしっかり聞きたい、と思わせないとダメですよ。
学生の親が払ってるお金で食ってるわけでしょ、収入のほんの一部かもしれませんけど。
プロの教授ならば、伝え方の研究も必要だと思うのですけどね。
特に今の20代30代はタイパ(タイムパフォーマンス)を重視します。
顕著なのが音楽です。
イントロがゼロの楽曲が流行り、ダラダラと聞かせる昔ながらの楽曲は、若手からは生まれてきません。
視聴スタイルが、ラジオ、テレビだけでなく、サブスク、TikTokなどの新時代のサービスの影響もありますが、イントロをムダと考える文化的な面も否めません。
その文化に抗うかのように、「あのー」「えー」を連発する話し方は、そりゃ嫌われますよ。
話し方改革を推進して欲しい職業のひとつです。
校長先生とかも同様。
新卒3年我慢は通用しない
タイパの典型として今の若者には、石の上にも3年のようなことは通用しません。
3年という月日が成長のムダにならないという確証は無いからです。
例えば社内で3年先輩の姿を見ても、何も変わっていなければ、意味が無いという証左にもなります。
筆者も新卒で入社した年に言われました。
「3年は我慢だ」
仕事に慣れない、ましてや想定していた業務と違うし、上司も信頼できないという三重苦の中で言われたため、余計にショックでしたね。
この状況が3年続くという絶望にも似た感情と、選んだ会社を間違えた、という確信が同時に生まれたものです。
さらには3年先輩の置かれた状況を見ても、3年我慢して「その程度」というポジションに成長する確証は得られませんでした。
本人が努力しても上司や同僚、いわゆる職場環境が停滞しているようならば、確実に成長なんてできないわけです。
それに気付くまでに10年以上かかったわけですが、今なら「3年我慢」のような発言をする会社は、さっさと転職した方が良いと若者にはアドバイスします。
管理職の登用もコスパは良くないですし、若手の抜擢の実績が無いならば、チャンスは転がり込んではきません。
まとめ
「オンライン講義を1.5倍速で視聴する学生多発!退屈・間延び・タイパ無視の話し方に大きな原因!?」というテーマで、タイパ重視の若者について書きました。
確かに「あー」とか「そのー」が多い人の話は、聞くに堪えないです・・・。
大学の講義は90分ですが、間延びフレーズを取り去ると、20分ぐらいは短縮できるのではないかなという気がします。
聞けない学生ばかりを責めるのではなく、講義にも成長が見られないワンパターンならば、発信者も反省して改善すべき。
校長も同様。