落ち込みやすい人がへこんだとき、素早く回復するためのコツ 落ち込んだときにこれやってはダメ!

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落ち込みやすい人がへこんだとき、素早く回復するためのコツをお伝えします。落ち込みやすいのは性格だと思っているかもしれませんが、むしろ脳の働きであって、ちょっとしたテクニックで意外とすぐに回復させることはできると思いますよ。逆に脳の使い方を間違えると、余計に落ち込んでしまうことも。なので、落ち込んだときにこれをやってはダメということもお伝えしますね。参考にして、上手に落ち込みから脱出してください。

生きていれば誰だって失敗するし、落ち込むこともある

生きている限り、上手くいくことばかりではなく、失敗することだって当然あります。

そんな失敗に対し、素早く回復する人もいれば、なかなか回復せずにずっと落ち込み続ける人もいます。

これはもう性格なので、どうしようもないかというと、意外とちょっとしたテクニックで、素早く回復できたりするものです。

素早く回復できなくても、以前ほど長く落ち込み続けないで済むのなら、このテクニックは覚えておいても損はないでしょう。

ではどうやって素早く回復するか、そのコツについてお伝えしましょう。

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へこんだときに素早く回復するコツ

失敗したり、嫌なことがあって落ち込んだ時は、次のようなことをやってみてください。

  • 体を思い切り動かす
  • 思いっ切り泣く
  • すべてを吐き出す
  • 紙にネガティブな気持ちを書きなぐる
  • 「まぁ、いいか」と口に出していってみる

もう少しひとつずつ詳しく見ていきましょう。

まず、「体を思い切り動かす」ですが、これは、カラオケやバッティングセンターに行く、長距離をジョギングする、長距離泳ぐ、山に登るなど、とにかく体を動かすこと、肉体的エネルギーを消費することに専念します。

精神的なストレスは、なかなか放っておいても解消されません。そこで精神的ストレスを肉体的ストレスに一度変換させます。肉体的ストレスは、眠ることで回復できます。

「思い切り泣く」は感情を外に吐き出すのに効果的です。泣ける映画などを部屋で1人観て、思いっきり泣きましょう。かなりスッキリします。

「すべてを吐き出す」は、できれば愚痴などを聞いてくれる優しい友人がいる方におすすめです。あらかじめ、「今の自分は明らかに変だけど、黙って愚痴や鬱憤を吐き出すのを聞いてほしい」とお願いしたうえで、付き合ってもらいましょう。そうしないと、友達も失うことになりますので、注意が必要です。

「紙にネガティブな気持ちを書きなぐる」は、「すべてを吐き出す」のセルフバージョンです。これは誰にも迷惑を書けないので、どんどんやってください。本当は小さな落ち込み(ストレス)のときにちょいちょいやっておくことで、大きな落ち込みにハマらずに済みます。

「「まぁ、いいか」と口に出していってみる」は、少し落ち着いてきた状態になったときに、口に出して言ってみてください。すると、自分のことがどこかちょっと客観的に思えてきて、そんなに深刻になるほどのことでもないかなと思えてくるから不思議です。

ある作家の落ち込みから脱出する方法

私の好きなとある作家が、落ち込んだときに回復する方法を、何かに書いていましたので紹介します。

  1. 何もせず、もう無理というくらい眠る。なんなら、2日でも、3日でも。
  2. 「もう起きよう!」という気分になったら起きて、風呂にゆっくり入り全身をくまなく洗う。
  3. そのあと、好きなものを好きなだけ飲み食いする。ここでケチっちゃダメ!

この3ステップを終えたあとは、かなりスッキリして、落ち込んだ気分もだいぶ回復しているはずだとか。

私はこれをいつも思い出して、落ち込んだときは実践するようにしていますが、結構効果ありますよ。

お試しあれ!

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落ち込んでいるときにやってはいけないこと

反対に落ち込んでいるときに、やってはいけないこともお伝えしておきましょう

  • 夜に一人反省会をしない
  • 何も行動せずに家に引きこもる
  • 自分が悪いと攻め続ける

「夜に一人反省会をしない」ですが、人が夜に考えることには、ろくなことがありません。

よく、「夜に書いたラブレターは、そのまま出さずに、朝もう一度読み返してから出せ」と言われますが、それくらい夜に人が考えることって、ちょっとモードがおかしくなっているんですよね。

なので、夜に一人反省会はしないようにしましょう。特にお酒を飲みながらの反省会は最悪ですから、やめてくださいね。

反省会は太陽の下で行うように。そうすれば、意外と大したことでないことにも気づけるはずです。

「何も行動せずに家に引きこもる」というのもよくありません。その他に刺激がない状態で1人でいると、結論も出ないことをいつまでもぐるぐると考えてしまいがちです。

落ち込んだときこそ外を歩いたり、なにか忙しいことをしましょう。時間や他の刺激が忘れさせてくれることもあります。

「自分が悪いと攻め続ける」のも良くありません。起きたことはどうしようもありませんので、考えるのなら、「この後何ができるか」を考えるようにしましょう。

自分が悪い点を考え出すと、悪い点ばかりを列挙しがちです。これはカラーバス効果と言って、脳の仕組みがそうさせるのです。

例えば、「〇〇さんの良いところをあげてください」という質問と、「〇〇さんの悪いところをあげてください」という質問をした場合、前の質問に答えた場合は〇〇さんの印象が悪くなり、後の質問に答えた場合は〇〇さんの印象は良くなっているものです。

そのように、人は物事を考える場合に、良い面を考えるか悪い面を考えるかで、後の考えの結果が変わってきます。

だから自分の悪い点ばかりを考えずに、良い面を考えるようにしてみてください。そうすれば、これからもっともっと貢献して、失敗をリカバリーできるように頑張ろうと思えてきます。

まとめ

なにかにすごく落ち込んだときは、とてつもなく大きなことや、とんでもない不幸な人のことを考えるのも、落ち込みから開放されるひとつの手です。

たとえば、宇宙について考えると、地球は宇宙の中の数ある星の中の1つに過ぎません。その中の人間1人の存在なんて、恐ろしく小さな存在です。

しかも長い宇宙の歴史から比べると、人の人生なんて一瞬に過ぎません。その一瞬の中に置きた出来事なんて、もうゼロに等しいくらいの微々たる出来事です。それを気にして落ち込んでいるのなんてバカバカしく思えてきます。

また、ドキュメント映画などで、とても貧しい国の不幸な子どもたちの暮らしなどを見ると、いま自分が悩んでいる内容さえも贅沢な状況に思えてきます。

そもそも、今の日本に生まれたこと自体が、実はかなりラッキーなことなのです。自分の目の見える範囲でしか物事を見ていないと落ち込んでしまうようなことも、もっと広い視野で見ると、そんなのは落ち込むほどのことではないと気づけます。

こういった落ち込み解消法を知っているかどうかは、ちょっとしたテクニックです。

これらのテクニックを上手に使って、落ち込みから素早く脱出してください。

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