とりあえず眠る!これで大抵は大丈夫だと悟った件 あとは運動で脳を活性化しやればバッチリ!
健康を突き詰めようと実践した結果、とりあえずしっかりと眠る、「睡眠時間」こそが最強だということに至りました。そのあとは適度な運動習慣を行うことで脳も活性化し、心身ともにバッチリです。意外にも食事はそこまで気をつけなくてもいい、ということにも至りました。そんな経緯を経験談も踏まえながらお伝えします。
もくじ
健康における「3大原則」とは言われているものの
様々な病気や心の病などの原因などを調べていくと、最終的には健康における「3大原則」に行き当たるなというのがやっとわかってきました。
意外と人間の健康維持ってシンプルなんです。
その「3大原則」って何かと言うと、皆さんご存知の
- 睡眠
- 食事
- 運動
です。
でもこれって、不思議なことにものすごく頑張って仕事をすると、全部維持できなくなってきます。
ものすごく頑張って仕事をすると、結局は仕事に時間を取られますので、睡眠時間は削られ、運動する時間はなくなり、食事は時短でおおろそかになります。
そしてある日、体調を崩すことになるわけですから、人生って一体…って感じですよね。
いちばん大事なのは睡眠時間
そこでいろいろと試してみたのですが、結論から言うと、いちばん大事なのは「睡眠時間」だということに落ち着きました。
しかしこれまでの私は、実は一番睡眠時間をおろそかにしてきました。
夜中の3時過ぎまで仕事して、朝6時過ぎに起きて仕事に行く、なんてことを20年近く続けていたのです。
若い頃は、「自分はショートスリーパー」だとか「気合が入っていれば寝なくても大丈夫!」みたいな、根拠のないことを言っていました。
しかし40代後半くらいから、段々と睡眠時間が短いと、気づくと気絶して床に倒れていたとか、知らぬ間に職場で寝落ちしていたとか、通勤電車の中で眠って起きたときに本気で行きなのか帰りなのかがわからなくなったりと、これはいよいよ限界が来たかなと思うようになりました。
それでも少し睡眠時間を伸ばした程度で、長くて5時間、たまにいっぱい寝るといった睡眠スタイルを取っていたのですが、だんだんメンタルの調子が悪くなってきたのです。
そんなある時に、アマゾン創業者のジェフ・ベゾスは毎日8時間眠ることを最優先事項としているということを思い出し、どうしてそんなに睡眠に拘るのだろうと思ったことから、自分も「睡眠ファースト」にしてみようと思い立ち実践してみました。
ついつい遅くまで仕事をして寝る時間が遅くなった場合、7-8時間も寝ると、起床時間が10時とか11時とかになってしまい、家人に対する体裁の悪さや自己嫌悪な気分になってしまうのですが、それでもあえて実践し続けました。
すると段々と気分が晴れてきて、ネガティブな気持ちが晴れ、やる気も出てきたのです。
今はよく寝付けなかったときや、寝るのが遅くなったときなどでも、遅くとも8時までには起床し、不足分は昼寝をすることで補うなどして、1日7時間の睡眠をキープするようにしています。
睡眠の質などはとりあえず置いておく
睡眠の話になると、「睡眠は長さより質でしょ」みたいな話になってくると思います。
もちろん睡眠の質も高められるなら最高ですが、なかなか質ってコントロールしづらいんですよね。
枕だ布団だ空調だ部屋の明るさだ、なんて言い出したらキリがありませんし、そこに意識がいってしまうと、何か1つ掛けているだけで質の良い睡眠が得られないのではと、反対に気になって眠れないという本末転倒になりかねません。
なので私が眠りに対して気にしているのは、1日のトータルの睡眠時間(7-8時間)と、眠る前ギリギリまでブルーライトを見ず、できれば小説などを読んで自然と眠気が訪れるよう、眠る前はリラックスモードにすることくらいです。
これなら何の準備もいらないので、すぐにでも始められます。
次に大事なのは適度な運動習慣
睡眠の次に大事だと思うのは「運動」です。
ただし、運動といっても毎日ジムに行って汗を流すといった立派なものではありません。
こちらもお金をかけずに有酸素運動と筋トレの2種を行います。
有酸素運動は週に2回軽めのジョギング(30分程度)をし、あと1日はウォーキング(これも30分程度)をしています。
筋トレは、10回1セットのスクワットを1日に3セット。スキマ時間にやるだけです。気が向いたら腹筋とか腕立て(プランク)などもやることもありますがその程度です。
で、この運動の良いところは、有酸素運動の方は達成感を感じることと、運動後に妙に気分がスッキリして自己肯定感が増すところです。
筋トレの方は将来的に足腰が弱っては行動力が落ちるので、未来のための積立貯金のつもりでやっています。これもやることで安心感を得られますし、気分転換にもなります。
運動はやる前は非常に億劫なのですが、特に有酸素運動の方は気分がスッキリして「やる気」が増すので、ポジティブな気持ちになりやすくメンタルにもとても良いです。
食事に関しては
健康において、当初は食事に最も意識を向けていました。
食べ順がどうとか、タンパク質を多めに摂ろうとか、加工肉や精製されているものは食べないぞとか。
でも、これら食事を完璧に気をつけようと思うと、食べるものがなくなってくるんです(笑)。
お金や手間もめちゃくちゃ掛かりますし、それに何より気にしすぎると食事が楽しくなくなります。
なので、今は選べるときはなるべく体に良いものを選んで食べるようにしていますが、基本的には身近に手に入る物、出されたものを食べ、時には身体にあまり良くないと知りながらも食べたいものを食べるようにしています。
ただし、食べすぎないようには気をつけていますが。
食事に関しては、もうこれだけ。シンプルなので迷いもありません。
まとめ
心身ともに健康で前向きに生きていくうえで、最も優先すべきと感じたのは1日に7-8時間の「睡眠時間」でした。
しっかりと眠ることで起きたときも体が軽く、頭もスッキリして、何より気分が良いので、今日も様々なことにチャレンジしようと前向きな気持ちになれます。
睡眠は質を気にする人も多いと思いますが、細かいことよりも単純に十分な睡眠時間の確保だけでも効果は高いと思います。
夜間の睡眠時間があまり取れなかった場合は、昼寝で補うようにしています。
次に効果があると感じるのが「運動」です。
運動もジムに通うまでの本格的なものでなくて良いので、週3日程度の有酸素運動(ジョギングやウォーキング)と、1日10回1セットのスクワットを3セット程度でも十分です。気が向いたら腹筋をするとお腹が締まって良いかもしれません。
ちなみに、私はこれらを続けるだけで、理想体重(60キロ)まであと1キロというところまで緩やかに落としました。特に苦労や努力などは感じていません。現在50代ですが、もはや後ろ姿は20代です(笑)。
食事は結局、一番コントロールが難しいということで、食べすぎないことに注意して、あとは普通に食べることにしました。
変に体に悪いものは食べないと意識することもしていません。この現代では、保存料や精製されたものを避けるというのは、なかなか困難で、それを追い求めることのほうが帰ってストレスに感じてしまいます。
そのぶん、睡眠と運動をしっかりとしていれば、まぁ8割は大丈夫なんじゃないかという気がしています。
結局は、できないことをやろうとするようりも、ルールをシンプルにしてできることを継続することが重要に思います。