東京オリンピックの選手村は快適なのか?狭いと評判でベッドは段ボール製のエコ仕様
オリンピックには選手村があります。
期間中に選手や関係者が寝泊りする施設で、選手村が充実しているとパフォーマンスも発揮しやすいことは間違いないでしょう。
ただし不運なことに東京オリンピックはコロナ渦中での開催です。
日常生活でさえ不便を強いられているのに、果たして選手村は快適なのでしょうか。
ちょっと疑問に思ってしまったので、ニースなどで伝えられている現状などを拾って、独自に快適度を検証したいと思います。
五輪後は分譲されるようなので、予想価格も知りたいですね。
もくじ
選手村のマンションは完成途中で提供?
選手村として使われているマンションは、「HARUMI FLAG」と言われる都市開発のひとつです。
商業施設、小中学校、保育施設、水素ステーションも敷地内に誕生します。
住まいに関しては3つの分譲街区と1つの賃貸街区に分かれていて、その総戸数は4145戸という、とてつもない不動産物件が選手村の正体でもあります。
五輪終了後には、ちょっと手を加えられて新築物件として分譲あるいは賃貸されることになっているのです。
三井不動産など複数の不動産会社が販売します。
一番早い竣工は2023年秋で入居は翌年3月下旬となっていますが、後ろにズレ込む可能性もあるでしょうね。
選手村活用後の販売価格など
現在、公開されている情報ではありますが、
- 販売価格:4,900万円台~22,900万円台
- 最多販売価格帯:6,000万円台
- 専有面積:61.06㎡~116.58㎡(2LDK~4LDK)
となっています。
マンションですから、別途、
- 駐車場・駐輪場
- 管理費
- 修繕積立金(月払いと引き渡し時の一括払い)
などの費用負担が発生します。
当然、選手村跡地ということで、魅力を感じる人は多いでしょうから、抽選になると予想されます。
尚、HARUMI FLAGパビリオンに行って、Welcomeアンケートを提出すると抽選の優遇倍率が3倍になるようです。
気になる方はレッツゴー。
選手村の居室で不備が続出中
選手村は至れり尽くせりというイメージですが、問題点が発覚しているという情報も出ています。
- テレビと冷蔵庫が無い
- シャワールームの天井が低い
- エアコンのリモコンが日本語のみ
- ベッドが段ボール
今現在、話題になっているのは上記4点です。
テレビと冷蔵庫が無いのは酷暑の日本ではあり得ないですね・・・。
ロシアからの問い合わせだったようですが、組織委員会いわく「ロシア側の有償レンタル発注忘れ」が原因なのだとか(汗)
シャワールームの天井が低いと言う苦情は、恐らく、海外のバレーボール、バスケットボールなど、高い身長の選手からだと思われます。
あくまでも日本サイズのユニットバスが納入されているようですから、そりゃ合わないですよね・・・。
多分、トイレも狭くて苦労しているのではないでしょうか。
エアコンのリモコンについては、日本語のみだと海外の選手は触れないですよね、怖くて。
誤作動で暖房や送風などになると地獄です。
勘で操作するにもリスクが高い案件です。
エコな東京五輪ということで段ボールベッドが採用されているようですが、果たして寝心地は良いのでしょうか・・・。
サイズも日本基準ですから、大きな外国人選手は狭く感じることでしょう。
そもそも部屋が狭いという苦情もあるようですから、コンパクトすぎるのも考えものです。
まとめ
選手村の実態の一部が見えてきました。
感染者数も日々増加する予感がしてなりません。
ともかく無事に終えることだけを祈ります。
参照:HARUMI FLAG