【東京オリンピック】注目は男子バスケットボール!かつてのドリームチームを回想

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強化試合とはいえ、ランキングでは随分と上であるフランスに一度も先行されることなく勝利した男子バスケットボール日本代表。

にわかに「メダル」の文字が浮かんできた人も多いかもしれませんが、予選は苦戦を強いられるとの予想されます。

日本代表はグループリーグの中でランキングは最下位ではありますが、核となるNBAプレイヤーが2人もいるという点では、一昔前と違うためランキングは度外視しても良いはずです。

オリンピックの男子バスケットボールと言えば、どうしてもバルセロナオリンピックの米国代表つまりドリームチームの話題は欠かせません。

今回はドリームチームを懐かしみたいと思います。

ドリームチームとは

バスケットボールの威信を取り戻すべく、またプロ参加も認められた背景もあって、NBAのスーパースターで構成されたバスケットボール米国代表チームのことです。

NBAのオールドファンなら、今でも、最強チームだったと言うはずです。

なんせ12人のロースターのうち11人が殿堂入りですよ(汗)

残った1人は唯一のアマチュアでNCAA2連覇を果たしたデューク大学のクリスチャン・レイトナー選手でした。

彼も後にドラフト1巡目でミネソタ・ティンバーウルブズに入団しています。

まあ、とんでもないチームでした。

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ドリームチームのメンバー

唯一のアマチュアだったクリスチャン・レイトナー選手を除いたNBAのスーパースターとは誰なのか、改めて紹介したいと思います。

名前と当時所属していたチーム名を記載(敬称略)します。

尚、順番は背番号の若い順(5~15番:4番はレイトナー)です。

  • デビッド・ロビンソン:サンアントニオ・スパーズ
  • パトリック・ユーイング:ニューヨーク・ニックス
  • ラリー・バード:ボストン・セルティックス
  • スコッティ・ピッペン:シカゴ・ブルズ
  • マイケル・ジョーダン:シカゴ・ブルズ
  • クライド・ドレクスラー:ポートランド・トレイルブレイザーズ
  • カール・マローン:ユタ・ジャズ
  • ジョン・ストックトン:ユタ・ジャズ
  • クリス・マリン:ゴールデンステート・ウォリアーズ
  • チャールズ・バークレー:フェニックス・サンズ
  • マジック・ジョンソン:ロサンゼルス・レイカーズ

キャプテンは、ラリー・バードとマジック・ジョンソンが務めました。

これだけのスター軍団なので、セキュリティを考慮してオリンピックの選手村には入らず、近くの高級ホテルを貸し切ってドリームチームだけの選手村にしていたのは有名な話です。

対戦するチームの選手は、写真をゲーム中にバチバチ撮ってて完全にファン目線だったのが記憶に残っています。

また全試合で1度もタイムアウトを取らなかったことから、その圧倒的な差を物語っています。

クライド・ドレクスラーが贔屓選手

個人的に大好きだった選手は、クライド・ドレクスラーです。

バルセロナ五輪から2年後の1994年11月に行われた日本開幕戦(横浜アリーナ)に、所属チームが来日することになっていたので、チケット勝って本物を目に焼き付けました。

チケット代は1万円だったかな(汗)
あまり近い距離でもなかったですけど・・・。

ちなみにティップオフしたのはイチロー選手でした。

圧倒的に知名度が高いのは、マイケル・ジョーダンとマジック・ジョンソンですが、プレースタイルではクライド・ドレクスラーを選びます。

マイケル・ジョーダンと能力面で常に比較された大スターでありながら、ちょっと控えめで地味で大人しいキャラクターだったので日本では馴染みが薄いかもしれません。

ところがとんでもないダンクをかまします。

フリースローラインからグライダーのように滑空するスタイルのダンクシュートが特徴で、「クライド・ザ・グライド」というニックネームが付きました。

えげつないダンクを決めながら、全然、観客にアピールしないどころか、恥ずかしそうにはにかみながらディフェンスに戻るというシーンを何度も見ました。

恥ずかしいなら、やらなきゃいいのにってぐらい、モジモジするんです。

そういう人間性に惹きつけられました。

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八村塁選手と繋がりのある選手

なんとドリームチームの中に、八村塁選手と繋がりのある選手があるのです。

八村塁選手はゴンザガ大学の出身ですが、ジョン・ストックトンもゴンザガ大学の出身です。
年齢差があるのですが先輩後輩の間柄と言えます。

NBAではコンザガ大学の名前はメジャーではなく、ジョン・ストックトンただ一人だった(と記憶しています)ので、

  • ゴンザガ大学のストックトン?
  • ストックトン大学のゴンザガ?

なんてイジり実況や解説もありました(汗)

ズバリ日本代表は予選通過できる?

正直、難しいと思っています。

感情的には予選通過していますが、第三者目線で見ると、あと1人はNBA所属レベルまたは海外のリーグでスタメンを張る選手が欲しいところです。

八村選手と渡辺選手のオフェンスが注目されがちですが、オーストラリアでプレーしている馬場選手のデフェンスは結構イケてます。

スタメン起用されても得点が低いので、どうしても一般的には「なぜスタメン?」と思ってしまう人も多いのではないでしょうか。

違うんですよねー。

ガードポジションでしつこいディフェンスする人って、ものすごく相手にとってイヤな存在なんです。

フランス戦で、同点直後にスティールしてダンクしたところなんて、その役割の象徴で、たった1つのプレーですが、あれでフランスは少し心が萎えたと思っています。

あのようなスティールってNBAでも1試合出るかどうかってビッグプレーですから、フランスにとっては大きなカウンターを食らった形になりました。

予選通過のカギは馬場選手です。

まとめ

ドリームチームについてはYouTubeで視聴可能です。

バスケットボールをよく知らない人でも十分に楽しめます。

参照:バスケットボール男子アメリカ合衆国代表 – Wikipedia

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