朝ドラ『カムカムエヴリバディ』トミー北沢の乗るオープンカー、カルマンギアってどんな車?

朝ドラ『カムカムエヴリバディ』でジョーのライバルであるトミー北沢が乗っていたカルマンギアというオープンカーが注目されました。このカルマンギアって一体どんな車なのでしょう?どこの国の何時頃の車なの?そんなカルマンギアについて解説します。

カルマンギアについて

現在放送中の朝ドラ『カムカムエヴリバディ』に、少し前ですが早乙女太一さん演じるトミー北沢の乗るピンクのオープンカーが注目されましたよね。

あの車はカルマンギアというドイツの車で、メーカーはフォルクスワーゲンです。

えっ?ドイツ車なの?フォルクスワーゲン?

デザインが美しいので、イタリアとかの車かと思った、なんていう方がいらしたら、それはかなり鋭いです!

実はこのカルマンギア、デザインはイタリアのギア社がデザインしたものなのです。

なので、フォルクスワーゲンの他の車とは少し雰囲気が異なり、ちょっとエレガントな感じがするんですよね。

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製造されていた年代はいつ頃?

このカルマンギア、いつ頃に生産されていた車なのかと言いますと、1955年にデビューし、1973年まで製造されていました。

生産の過程で少しずつ改良が加えられると共に、デザインも少しずつ変わっていきます。

ドラマ『カムカムエヴリバディ』に登場した車は、1950年代後期のモデルで、カルマンギアの初期の頃のデザインのものです。

なので時代設定とも合っていますね。

カルマンギアのモデルやボディタイプについて

実はカルマンギアには3種類のタイプがあります。

ドラマに登場したカルマンギアは、カルマンギアタイプ1というもので、最もカルマンギアの中ではメジャーなモデルです。

この他に、カルマンギアタイプ3とカルマンギアTCというモデルが存在します。

しかし、カルマンギアタイプ3は1962年から1969年の7年間しか生産されておらず、カルマンギアTCにおいてはブラジルでのみの生産で1970年から1975年までのわずか5年間で生産終了となりました。

ちなみに、クーペボディの他、屋根の開くコンバーチブル(カブリオレ)ボディをバリエーションに持つのは、シリーズの中でカルマンギアタイプ1のみです。

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今も販売されているの?

カルマンギアはその昔、フォルクスワーゲンのディーラーであったヤナセという会社が輸入販売していた他、並行輸入でも日本にはそれなりの数が入ってきていました。

とは言っても、フォルクスワーゲン・ビートル(タイプ1)やワーゲンバスに比べると、当時もそれほど多くは見かけない車だったと思います。

もともとの生産台数も他のフォルクスワーゲンのモデルと比べると少ないので、現存している車もかなり少ないことでしょう。今ではほとんど走っている姿を見かけませんよね。

しかし、ではもう手に入らないかと言うと、そんなこともありません。

だいぶ価格の方は高騰していますが、一生懸命に探せばまだ見つかります。

ただし、状態が良い車は殆どないと言っても過言ではなく、運良く車を見つけたとしても、ベース車としてレストアするなど相応の手を加えないとまともに走るのは難しいでしょう。

まとめ

カルマンギアは、1950年代までとそれ以降とで大きく異なるのがフロントライトの位置です。

1960年から少しだけライトの位置が上に上がるのです。そのためライトへと続くフロントフェンダーのラインが、1950年代と1960年以降とでは異なり、グリルの大きさの変更もあって正面から見た印象はだいぶ違ってきます。と言っても、マニアの視点ではですが(笑)。

流れるようなデザインのカルマンギアは、スポーツカーのようで早そうですが、実はエンジンはビートルと一緒のものが積まれており、さほどスピードは出ません。なので、ポルシェのようなスポーツカーとは異なり、スポーツカー風の気分を味わう車です。

カルマンギアの後部座席は本当に狭く、ドラマでは大人4人で乗っていましたが、後部座席に乗っていたジョー(オダギリジョーさん)は、かなり窮屈だったと思いますよ。

それにしても、当時にカルマンギアのカブリオレが買えるって、相当な大金持ちではないと買えません。それだけトミーは稼いでいた(親が金持ち?)のでしょうね。

でもデザインは本当に美しい。どこに停めても絵になる車です。

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