タワマン節税ってなに?タワマン購入は見栄目的だけじゃなく賢くてしたたかな人もいる!

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高齢社会の日本では、人気のコンテンツというものが存在します。

ビッグ3としては、

  • 介護
  • 年金
  • 相続

というジャンルです。

どれも理解するには時間が必要とされるジャンルですが、特にややこしいのが相続という印象が強いかもしれません。

さらに相続税という税金も絡んでくるので、誰もが頭を悩ます以前に「マジかよ!」という状況になったりするわけです。

相続税の節税においては「タワマン節税」というものもありますので、今回は、基礎的なことがらについてシェアしたいと思います。

相続税評価額がキモ

相続の対象となるのは、現金、不動産、有価証券などがあります。

財産としての評価方法は、先に上げた現金、不動産、有価証券などの種類によって異なるのですが、その評価方法で算出された財産価額を「相続税評価額」です。

早い話が相続税算出のベース金額となります。

現金の評価額は時価そのもので、例えば1,000万円なら1,000万円が相続税評価額です。

これがマンションとなると、評価方法は部屋と土地で違いがあります。

  • 部屋:自治体から送付される「固定資産税課税明細書」の価格欄
  • 土地:建物敷地の占有部分(敷地権割合)=路線価×土地面積×敷地権割合

部屋と土地の合計が相続税評価額です。

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タワマン節税のしくみ

なぜタワマンが節税になるのか、本題に突入します。

先の説明で現金は時価が相続税評価額になりますが、マンションだと時価より低い金額が算出され、時価の半額以下も珍しくありません。

例えば1億円のタワマンを購入したとします。

相続税評価額が5,000万円と低くなったとしても、相続した子は、時価で計算されるよりは、大きく相続税が軽減されるわけです。

相続した子が訳あってマンションを7,000万円で売却したとしても、恐らく相続したから損したということはありません。

また高層階は相変わらず強いニーズがあるので、予想以上の値段で売れる可能性もあるわけです。

ざっくりではありますが、これがタワマン節税のしくみです。

勘違いしないで欲しいのは、買った本人が節税になるわけではありません(汗)

買った本人が節税となる方法もあるにはありますが、次の章で簡単に説明します。

本人向けマンション節税

例えば、会社員でありながらも年収が1,000万円を超える場合は、自らの名義でマンションを購入して、あえて赤字を発生させてゴニョゴニョという方法があります。

この場合はタワマンにこだわる必要性はなく、中古マンションでもOKです。

ただし、

  • 区分所有
  • 適当に物件を選ばない

というのことは条件であり、住宅ローンを利用しても構いません。

フルローンが難しい場合は、自己資金も投入してもよいでしょうが、細かい部分はやはり不動産に強い税理士さんを味方につけることが最善かと思います。

すでに不動産を所有している不動産投資グループのサロンなどに加入しても良いですが、初心者にやさしいという保証もなく、自慢話ばかり聞かされることも多いため、あまりオススメしません。

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古い一戸建ては難しい

マンションと違って古い一戸建てを相続するとなると、ちょっと大変です。

仮に親が住んでいる一戸建て相続する可能性が高い場合、古すぎて相続税評価額が高くないケースもあります。

相続税の心配は無いとは言え、空き家になると遠方なら管理も大変ですし、空き家なりのリスクも生じます。

一方で固定資産税の支払いは必要になりますし、売却も難しいということになったら、もはや八方ふさがりではないでしょうか。

そんな時は住まいとするのではなく、事務所、店舗、寄合所などの可能性を探ることも有効です。

あえて好きにリフォームして良いという条件を付けて訴求したり、SNSを駆使して告知するといった方法ならば、買手や借手が見つかる可能性も否定できません。

古い一戸建ての相続はタワマンと少し毛色が違ってきます。

まとめ

「タワマン節税ってなに?タワマン購入は見栄目的だけじゃなく賢くてしたたかな人もいる!」というテーマで、タワマン節税について簡単に説明しました。

筆者のような庶民には縁のない話しです(汗)

そもそもタワマンが近くにないですし、ぶっちゃけ、じっくりと外観すら見たこともないので、ファンタジーな世界でしかありません。

しかし節税はファンタジーでも何でもないので、いろいろと知っておきたいなとは考えています。

参照

相続税|国税庁

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