テレビ番組でほぼいらんやろと思ってしまう演出を取り上げていく!別の方法が良い内容とは?
テレビ離れが浸透していたった理由としては、コンプライアンスという名の締め付けだけではないと考えています。
特に演出面で、数十年も前から変わっていないこともチラホラとあり、それが今の世の中の状況にマッチしてないのではないかと推測しています。
その演出について、本記事で取り上げるのですが、多分、大多数の方は共感してくれるのではないかなと。
もちろん反対意見はあるでしょうが、もうちょっと時代にあった方法があるんじゃないかと、代替案も提示致します。
定型的な演出があったほうが、番組を企画・構成する上では楽な面も否定はできないとは思いますが、このままではSNSやYouTube、サブスクに流れる傾向は止まらないでしょう。
早速、不要な演出について、書いていきます。
もくじ
大相撲の向う正面解説
大相撲中継は何十年も続く、伝統的な番組です。
NHKが独占していたのですが、ABEMA(アベマ)が配信してからは、視聴数は伸びているようです。
確かにネット好きな人が楽しめそうな演出がたくさんあって、見ていて飽きませんし、余計な情報があるからこそ、力士へのファン獲得に繋がっていると考えます。
NHKはただ流しているだけ・・・の印象。
で、そのNHKの大相撲中継ですが、昔から「向う正面解説」は要らないよなあと思っていました。
親方がひとりでポツンとしゃべる、非常にシュールな絵面は面白いのですが、カメラで向う正面からの映像を拾って、正面解説の親方にコメントもらえばいいのではと思うのです。
技術的にはムリではないはず。
ただ行司さんの後ろ姿で、肝心な部分が見えないという指摘もあろうかと考えますが、プロ野球だったセンター方向から映してるでしょ、角度を少しズラして。
それでいけますやん?
サッカー日本代表戦のピッチリポート
これは賛否両論があると思いますが、筆者自身がピッチリポートの必要性がわかってないことも要因としてあります。
サッカー通なら、絶対必要と考えている人もいるでしょうから、あくまでも素人目線で申し上げます。
解説席とピッチレベルでの見方は、まったく別物なのでしょうが、芝生の状態だけを伝えられても、素人にはどう解釈して良いのか不明なのです。
そこでピッチリポートを置くのならば、文字情報でフォローして欲しい。
ピッチの状態の良し悪しが、どう影響するのかをバーッと言われても、ピンとこないケースもあります。
競馬の馬場コンディションなら理解できるのですけど・・・。
ピッチリポートをするならば、試合中ではなくて、試合前、ハーフタイム、試合後だけで充分です。
試合中に声だけカットインしてくるのは、ちょっと勘弁してほしいかなと。
これ、野球のベンチリポートやホームラン談話を伝えるだけのやつも同様で、正直、要らない演出です。
衝撃映像のクイズ
番組改編期ともなると、特別番組が増えます。
中でも衝撃映像系を集めて放送するタイプのやつは定番です。
あれ、タレントがうじゃうじゃいて、いちいちコメントを求める意味が全くわかりません。
番組の企画としては文句はありませんが、タレントの感想やワイプリアクションは見たくないのが本音です。
MCとゲスト2.3人の体制で、衝撃映像にちなんだエピソードを絡めてもらった方が、幾分か楽しめます。
で、もっともイライラするのが、「この後、どうなるでしょうか」というクイズの出題。
そんなつまらない演出があるから、さっさと結末を見れるYouTubeなどの方に、人が流れてしまうわけです。
そんなクイズで、お茶の間が盛り上がってると思ってます?
イライラさせているだけということに、気付いた方が絶対よいですよね。
それからCM開けに、同じシーンを再度流すのも、くどい・・・。
一部を被せてくるならまだしも、CM前のシーンを全被せしてくるのは、ホントにイライラします。
テレビ離れが加速するのは、こうした視聴者無視の演出を、長々と繰り返しているからだと推測しています。
まとめ
「テレビ番組でほぼいらんやろと思ってしまう演出を取り上げていく!別の方法が良い内容とは?」というテーマで、不要な考え直してほしい演出について書きました。
いろいろと好き放題書きましたが、大体、フォーマットとして定型化している演出って、誰も変えたがらないものです。
大きな組織、利害関係が複雑に絡むほど、できないのではないかと。
だからテレビに面白みがなくなっているのは、気の毒な面もあるかと思います。