日焼け止めによる紫外線対策 日焼け止めの選び方や塗り方・注意点 併用すべきものについて
日焼け止めによる紫外線対策について。日焼け止めの選び方や塗り方、その他の注意点をお伝えします。また、日焼け止めとともに併用したいアイテムについてもお伝えしていますので、参考にしてみてください。
もくじ
日焼け止めを使っていますか?
普段から日焼け止めによる紫外線対策を行っていますか?
日焼け止めは紫外線が肌の内部に侵入するのを防ぐ効果があり、日焼けによるシミやそばかすを予防できます。
実は紫外線は夏だけでなく、1年中降り注いでいるものです。なので、日焼け止めは夏だけでなく、年間通して外出時には使用することをお勧めします。
ちなみに天気による紫外線の量は、快晴の時を100とすると、薄曇りが80、曇りが60、雨が30という相対値となります。
つまり、曇りの日でもそれなりに紫外線量は多いということです。曇りの日と言えど、紫外線対策は怠らないようにしましょう。
日焼け止めを選ぶ際のポイント
日焼け止めを選ぶ際のポイントをお伝えします。
日焼け止めには、SPFという数値が記載されています。
「SPF」はサンプロテクションファクター(Sun Protection Factor)のことで、紫外線によって起こる急性の炎症(サンバーン)に対する防止効果を表しています。
日常使いではSPF20や30程度のもので十分です。長時間のレジャーや屋外でのスポーツ時には、SPF50+などを使用するなど、その時々によって使い分けてください。
日焼け止めの塗り方と注意点
日焼け止めを塗る際は、塗むらや塗り残しに注意し、よく広げて塗るようにしましょう。
オススメの方法は、適量を手の甲に取り、それをおでこ、鼻、ほお、あごの4箇所に置きます。そして、おでこから順番に塗り拡げ、鼻の脇や細かな箇所は指を使って塗りむらがないように丹念に塗ります。
腕や足、首周りデコルテなど、露出している部分は洋服で隠れるところまで、少し広めに塗るようにしてください。
いちばん注意したいのが、塗りむらです。塗りむらがあると、日焼け止めを塗ったところと塗っていないところとで、まだら模様に日焼けしてしまい大変なことになりますよ。
また、日焼け止めは一度塗ったらその日はOKというわけではありません。効果が持続するのは2時間程度なので、できるだけ2時間おきに塗り直してください。
汗をかいたり、海で泳いだりする場合は、流れてしまうので、より頻繁に塗り直しましょう。
1日の終りには、入浴時にきちんと日焼け止めを落としてください。日焼け止めを落とさずにいると、肌あれなどのトラブルに繋がり、ニキビやシミ、シワ、くすみなどの原因にも繋がります。ご注意ください。
その他のアイテムと併用しましょう
紫外線対策は、日焼け止めだけに頼るのではなく、帽子や日傘、長袖のシャツなどと併用することをお勧めします。
中でも気をつけたいのが、目の日焼けです。
実は目から入る紫外線が肌の日焼けの要因にもなるのです。紫外線を察知した脳は、防御反応により体内にメラニン色素を生成するからです。
また、角膜に紫外線があたると、角膜が炎症を起こします。強い目の痛みや充血が起きます。天気の良い日にスキー場などにいると、目が痛くなった(雪目)経験はありませんか?
目は紫外線によるダメージを受け続けると、目の細胞を破壊し、白内障などの病気につながるおそれがもありますので注意が必要です。
なので、サングラスを上手に活用し、目の紫外線対策も行いましょう。その際に選ぶサングラスは、UVカットのものを選ぶのが基本です。
ただし、UVカットサングラスは5年程度で効果がなくなりますので、5年おきくらいに買い替えることをお勧めします。
まとめ
冬でも紫外線対策が必要というのは意外でした。言われてみれば、スキー焼けなんて言葉もあるくらいですから、長時間外にいたら日焼けするわけですね。
男性は特に、多少日焼けしているくらいがカッコいい!なんていう風潮がありましたが、日焼けは皮膚がんにもつながるとも言われているので、昨今ではあまりおすすめできないのかもしれません。
紫外線量は年々増加していると言われています。日傘男子なんて言葉も出てきたように、男性でも健康維持のために紫外線対策はもはや無視できませんね。