2022年の「春分の日」はいつ? 春分の日の決め方や意味、過ごし方・食べ物について

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2022年の「春分の日」はいつかご存知ですか?春分の日は毎年決まっておらず、決め方のルールがあるのです。また、春分の日の意味や過ごし方、食べ物なんかについてもお伝えします。

2022年の「春分の日」はいつ?

「春分の日」は日本の祝日となっていますが、実は何日と決まっておらず、毎年違うって知っていましたか?

ではいつ決まるのかと言いますと、祝日としての春分の日は、前年の2月1日に決まります。

日本の国立天文台で計算した「暦要項(れきようこう)」というものがあり、そこに翌年の暦がまとめられ、官報に掲載されます。これにより、春分の日が正式決定となります。

ちなみに、秋分の日も同じ決まりです。

ということで、2022年の「春分の日」は3月21日です。

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春分の日の意味

「春分」とは、太陽の動きをもとに1年を24分割した「二十四節気」のひとつです。

「二十四節気」は、その時候ごとにふさわしい名前がそれぞれつけられています。

「春分」はその二十四節気において一番はじめの季節で、春分の日から約2週間が春分の期間です。

春分の日は、その日から春が始まるという意味でもあるのですが、天文学的には、太陽が黄道上の「春分点」を通過した日を意味する「春分日」でもあります。

春分の日を境に、夜よりも昼の時間の方が長くなります。

春分の日の過ごし方

春と秋にお彼岸がありますが、このお彼岸と春分の日・秋分の日には関係があります。

お彼岸の期間は、春分の日・秋分の日を中心に、前後3日間の計7日間の期間を指します。

つまり2022年の春のお彼岸は、3月21日を中心に前後3日間となるので、3月18日から3月24日となります。

お彼岸にはお墓参りをする習慣がありますよね。

この習慣は、仏教では亡くなった人が住む世界(彼岸)が、西の彼方にあると信じられていた事に由来があります。

そして、春分と秋分の日には真西に太陽が沈むため、彼岸とこの世とが最も近づく日となります。

つまり、彼岸に済むご先祖様との距離が近づくため、最も通じあえる時期と考えたわけです。

そこから、春分の日(前後3日間の春のお彼岸)には、先祖供養のためにお墓参りをするという習慣が生まれました。

なので春分の日にはお墓参りや、家族などと一緒に食事をすると良いでしょう。

お墓参りに行けない方は、西の方を向いてお祈りしたり、家族に会えない人は電話などしてみるのも良いかもしれませんね。

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春分の日に食べるもの

春分の日というと「ぼたもち」を連想する方もいるかと思います。

小豆には邪気を払う力があるということで、いつしかご先祖へのお供え物として定着しました。

ちなみに秋分の日はぼたもちではなく、「おはぎ」です。

「ぼたもち」と「おはぎ」の違いって?と思われた方もいると思いますが、実はこれ、同じものなんです。

ただの呼び名の違いです。

それぞれ季節の花にちなんで、春は牡丹だから「ぼたもち」、秋は萩なので「おはぎ」と、呼ばれているそうです。

なんだか四季のある日本らしくて、こういうのいいですね。

また、春分の日には、お赤飯やおそば・うどんなどもよく食べられるようです。

春はスタートの季節にピッタリ!

陽が伸びることで暖かさも増し、植物も活性化しはじめるため、緑も一気に増えていきます。

生命が芽吹く季節だけに、気持ちも明るく前向きになってきますよね。

日本は4月から年度が始まるので、仕事や学業などはスタートの時期が近づき準備で忙しいのが3月です。

「一月往ぬる二月逃げる三月去る」と言う言葉があるように、年が明けての3ヶ月間は何かと忙しく、やっと何かを始められるのが4月と言うのも昔からあるようですね。

せっかくなので、今年も春からなにか新しいことにチャレンジしてみてはいかがですか?

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