椎骨動脈解離とはどんな病気?症状や発症原因、治療方法について 椎骨動脈解離の致死率は?

椎骨動脈解離とは、どんな病気なのでしょうか?発症時の症状や発症の原因、治療方法はどうなのでしょう。また、椎骨動脈解離が起きた場合の、死亡の可能性や致死率はどうなのでしょうか。気になる椎骨動脈解離について調べてみました。

椎骨動脈解離とは

体の軸となる骨の脊椎は、椎骨(ついこつ)とよばれる骨が連結してできています。

頭に近い側から、頚椎(けいつい)、胸椎(きょうつい)、腰椎(ようつい)、仙椎(せんつい)、尾骨(びこつ)と5種の椎骨が連なっています。

そして頸椎に沿って脳へと椎骨動脈が流れていますが、この椎骨動脈の血管が裂けることを、椎骨動脈解離と言います。

椎骨動脈が解離すると、激しい頭痛が起こり、解離により血管が狭くなると脳梗塞が発症したり、血管が破けると脳出血やくも膜下出血を引き起こす可能性が高まります。

乖離の程度により、致命的となることもあるため、椎骨動脈解離が発見された場合は、緊急治療を行います。

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椎骨動脈解離の症状

椎骨動脈解離が起こると、おもに首の後ろあたりから後頭部にかけ、突然の激しい痛みに見舞われます。

また、後頭部の激痛は椎骨脳底動脈解離の可能性が高く、多くは脳幹の梗塞が起きるため、頭痛とともにめまいも起こします。

乖離が起こると、血管が修復されるまでの数カ月間、頭痛の症状が続きます。

椎骨動脈解離が起こる原因

椎骨動脈解離が起こる原因として、

  • 激しい首の運動
  • 特殊な遺伝病

が挙げられるようですが、特に原因もなく突然に起こるケースも多いそうです。

整体やカイロプラティックで首を過度に動かしたりした場合や、美容院等でのシャンプーのあと、スポーツ、交通事故などが発端となり、椎骨動脈解離が生じたという報告もあります。

特に壮年期の男性に、椎骨動脈解離は多く発症する傾向があるようです。

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椎骨動脈解離の治療法

椎骨動脈解離の治療方法は、発症後の治療タイミングや程度により異なります。

椎骨動脈解離を起こしてすぐに病院で受診を受けることができた場合や、血管の断裂の程度が軽度の場合は、薬物療法で経過観察となります

重症の場合は薬による治療に加え、手術を必要とする場合もあります。

椎骨動脈による致死率

椎骨動脈そのものにより死亡することはありませんが、椎骨動脈を起こしたことでくも膜下出血を起こす場合があります。

くも膜下出血が起きた場合は、自然に治ることはほとんどなく、手術をしない場合の死亡率は約70%と言われています。

まとめ

千鳥のノブさんが激しい頭痛のため病院での受診を受けた結果、右椎骨動脈解離を発症していると診断を受け入院されました。

椎骨動脈解離という言葉はあまり聞き慣れないものなので、どういったものなのか、元気そうなノブさんを突然襲った病気について気になったので今回調べてみました。

幸いノブさんは数日で退院見込みのようです。ただ、退院後は1カ月程度、安静が必要とのこと。

どうやら中高年の男性に多く、また特別原因がなく発症することもあるそうなので、激しい後頭部の激痛が起きた場合は、速やかに病院にて受診されることをおすすめします。

くも膜下出血を起こした場合も、頭をバットで殴られたような激しい頭痛が起きるといいます。すぐに頭痛が治まっても放っておかず、直ぐに病院にて診察を受けるようにしてください。

脳に起こる病気は、発症から治療までのスピードがとても重要になってきます。この速さによって予後が変わってきますので、恥ずかしがらず自分ででもすぐに救急車を呼び、病院へ運んでもらってください。

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