昔のスカイラインの中古が高騰中!ハコスカ、ケンメリなど1000万以上するモデルも!
昔のスカイラインの中古が高騰中!なかには1000万以上のプレミア価格がついているモデルもあります。人気のGT-R以外にもハコスカやケンメリ、ジャパンなど、国内のみならず、海外ファンも増えているそうです。
もくじ
ボディラインが美しいスカイライン
日産の車は昔からデザインが良く人気の車種がいくつもありました。
中でもスカイラインはとても人気の車種で、今も古くからのスカイラインファンは大勢いるほど。
最近では海外でもスカイラインは人気が高く、特に古いモデルは海外でも高値で流通しているほどです。
そのため、国内外問わず、古いスカイラインのモデルを中心に、新車時以上の値段で取り引きがされています。
日産の車はどかかスマートでスポーティーなデザインをしており、スカイライン以外にもフェアレディやシルビアなど、若者の心をつかむ流麗なデザインをしているものが多くありました。
スカイラインのクーペボディも例に漏れず、いま見てもとても美しい形をしています。
人気のスカイラインのモデルは?
スカイラインは、日産がまだプリンス自動車だったころからあるモデルですが、人気があるのは日産になってからの通称ハコスカやケンメリなど。
今は、その後に登場したモデルであるジャパンや鉄仮面なども、かなり高値がついてきているようです。
いわゆるビンテージと呼ばれる時代のものですね。
少し前までは、ビンテージカーというと、1960年代、70年代までのものを指しましたが、最近では80年代から、90年代のものくらいまでが、徐々にビンテージカー扱いされるようになっている傾向があります。
それもそのはず、いまは2021年ですから、1990年と言ったら30年前ですからね。
ビンテージスカイラインのお値段事情
では、ビンテージスカイラインにはどれくらいの価格がついているのかと言いますと、1972年くらいまで作られていたハコスカが1000万円くらい。
これはGT-Rの価格ではなく、普通のGTの価格です。
ちなみに、ハコスカのGT-Rになると、2000万から高いものだと5000万くらいの値が付いています。
新車時の何倍の値段でしょうね。家が買えてしまいます(笑)。
ハコスカの次のモデルであるケンメリは、ハコスカが昭和のおじさんみたいな顔をしているのに対し、いきなりヨーロッパ人のようなエレガントなスタイルに様変わりします。
ケンメリはケン&メリ―というふたりの外国人カップル(架空)がCMで起用されたため、通称でケンメリと呼ばれるようになりました。
まぁ、このモデルを意匠する時点で、かなり外車を意識していたのでしょう。
ハコスカとはまるで違うデザインでありながら、ケンメリもすごく人気があり、こちらも通所のGTが1000万以上に、GT-Rに関してはたま数が異常に少ないこともあって、ハコスカ以上の値段が付き、もはや値段はあってないくらいで相場価格も分からないほどです。
その後のモデルであるジャパンも、400万以上からといった感じです。
いったいどんな人が購入するんでしょうね。
スカイラインは型式で呼ばれている
車には型式というものがあります。
それはないかと言いますと、各年代のモデルにはっそのモデルとシリーズを表すためにアルファベットと数字で番号が付けてあるのです。
例えば、ハコスカの車両型式はC10です。
1800ccになりPC10と型式が変わり、2000GTでGC10に。GT-RはPGC10です。
C10という型式が、ハコスカ時代の車両型式というわけです。
またケンメリの型式はC110、ジャパンがC210です。
しかしこの後の6代目に当たる通称ニューマンスカイラインがR30となり、スカイラインの型式はRで始まるようになります。
その後は10代目のR34までRだった型式が、11代目からV35となり、現在の最新型である13代目はV37となっています。
車好きはこの型式で呼ぶのが好きで、スカイラインに乗っていると答えるより、自分の愛車はR32ですといった答え方をします。
知っている人にはすぐに「あのモデルだな」とイメージがわきますが、しあまり車に詳しくない人にとっては、なんだか暗号みたいでわけがわかりませんよね(笑)。
今後のスカイラインの中古車相場
今後も古いスカイラインは、どんどん中古車相場が高騰していくことでしょう。
10代目スカイラインのR34型(1998年-2001年)くらいまでは(最後の型番がRのモデル)、値が上がっていくように思います。
実際、R34までの中古車価格は、今でもわりと高いんですよね。
その後の11代目スカイラインであるV35型になると、いきなりガクンと中古車相場が下がるようです。
デザインも少しサルーン寄りになり、エンジンも日産初のV型6気筒エンジンが搭載されたので、スカイラインらしさがあまりなくなってしまったからかもしれません。
なので、R34までのスカイラインを所有されている方は、大事にされた方がいいかもしれませんよ。
まとめ
いま世の中では、スカイラインに関わらずビンテージカーが高騰しています。
古い車はどんどん数がなくなっていくわけですから、希少価値が上がっていくのでしょうね。
古い日本車は特に部品がないので、維持し続けるのはかなり大変です。
価値があるからだけでは決して乗り続けることはできないでしょう。
やはりそこには車に対する愛が多分に必要になってきます。
もちろん、パートナーの理解も欠かせませんね。
ガソリン車にはこの先いつまで乗り続けることができるか分かりませんが、古いものを大事に使うことこそが、本来のエコなのではないかと思うのですが、どうなんでしょうね。