ニキビ跡にはビタミンCのサプリが効果あり?ニキビ跡の種類と改善について 効果的な栄養成分とは?

ニキビが治ってもニキビ跡が残ってしまうということがあります。ニキビ跡は一度できてしまうと、完治までにとても長い時間がかかります。そんなニキビ跡にはどのような種類があるのか、またニキビ跡の種類による改善方法・効果的な栄養成分について説明します。効率よく栄養素を摂るためのサプリメントの活用についても解説します。

ニキビ跡の種類

ニキビはひどいと跡に残るることがあります。そんなニキビ跡には、色素沈着とクレーターとがあります。

色素沈着

色素沈着は、肌が茶色く変色してしまうニキビ跡です。ニキビによる炎症によりメラニンが過剰に生成されることで、ニキビ跡は茶色くなります。

また、ニキビができた肌ではターンオーバーが乱れるため、古い角質が残ってしまいがちです。そのため、メラニンが肌に残り色素沈着を起こします。

クレーター

クレーターとは、肌に凸凹がみられるニキビ跡のことです。

何度もニキビを繰り返したり、皮膚の深い部分にまでひどい炎症を起こした場合、表皮の下にある真皮層や皮下組織にまでキズがついてしまいます。

皮膚の深い部分ではターンオーバーが行われないため、陥没したクレーター跡になって残ってしまうのです。

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ニキビ跡の改善に効果的な栄養成分

ニキビ跡の改善に効果的な成分として、次のようなものが挙げられます。

  • ビタミンC
  • ビタミンB群
  • ビタミンA
  • ビタミンE
  • アミノ酸
  • 亜鉛

色素沈着のニキビ跡にはビタミン類が効果的といわれており、なかでも特にビタミンCが良いとされています。

また、今もニキビの炎症が続いているという場合には、ビタミンB群もおすすめです。

日常的な食事で栄養分を十分に摂取するのは難しいので、ビタミンの摂取はサプリメントで補うと効率よく摂取できます。

ただし、クレーターのニキビ跡は、サプリメントだけではなかなか改善されません。

ビタミンCのニキビに対する効果

ビタミンCには、ニキビの炎症を悪化させる活性酸素を除去する効果があるとされています。ニキビ跡の色素沈着予防や、クレーター化の予防も期待できます。

ビタミンCは特にイチゴやレモンなどに多く含まれています。ただこれらの果物は水溶性のため、およそ3~4時間程度で体外に排出されてしまいます。

そこでサプリメントなどを活用し、1日分を数回に分けて摂取すると、効率よくビタミンを摂取することができます。

ビタミンB群のニキビに対する効果

ビタミンB群が不足すると、脂質や糖質の分解・代謝がスムーズに行われなくなります。するとニキビは途端に発生しやすくなります。

特にビタミンB2やビタミンB6は、皮脂の分泌量を適正にコントロールしたり、皮膚や粘膜を保護するうえで、とても大切な栄養素になります。

食品では、ビタミンB2は納豆やほうれん草、ビタミンB6はアボカド、バナナなどに多く含まれています。

ただ、ビタミンB群もビタミンC同様水溶性のため、サプリメントを利用して飲むタイミングを図り上手に摂取すると良いでしょう。

サプリメントを摂取する際の注意点

サプリメントを活用して不足しがちな栄養素を取り入れる場合の注意点として、次のような点が挙げられます。

一日の摂取目安を守る

サプリメントの中には1日の摂取量以上に飲みすぎてしまうと、健康に害を及ぼすものがあります。

たくさん服用したからといって、必ずしも効果が高くなるわけではありません。サプリメントの説明に記載されている用法や用量を守って摂取するようにしてください。

継続して摂取する

サプリメントの効果が現れ始めるのは、肌のターンオーバーによって新しくつくられた肌細胞が表面に出てくる1ヵ月後からです。

そのため、サプリメントの効果を実感するためには、少なくとも3-4か月間は継続して摂取する必要があります。

継続的に摂取するうえでの金銭面も考え、割安の継続購入を利用するなど、上手にサプリメントを購入することも考えてみてください。

飲み合わせに注意する

サプリメントで摂取する栄養素には、飲み合わせや食べ合わせを考える必要がある場合があります。それにより、サプリメントの効果や吸収率が変わってくるだけでなく、体調不良に繋がる場合もあるため注意が必要です。

飲み合わせについては事前に調べるか、気になる場合は医師や薬剤師に相談してみることをおすすめします。

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ニキビ跡を作らないために

ニキビ跡を作らないようにするには、

  • ニキビを潰さない
  • 紫外線対策をする
  • 洗顔時に洗い過ぎない
  • 洗顔後のケアをする

などに注意することです。

若い時はホルモンバランスの変化により脂性肌になりがちです。肌が脂っぽいからと言って洗顔をしすぎてしまうと、かえって乾燥肌によるニキビができるということもあります。

このあたりはとても難しいので、ニキビが増え始めたら皮膚科に行き、自身に合った正しい予防法と治療法を教えてもらってください。

まとめ

できてしまったニキビ跡を治すためには、ビタミン類の摂取は効果的とされていますが、クレーターになってしまうと、正直なところなかなか治りません。

どうしても肌の状態を改善したいという場合は、美容皮膚科・美容外科などの専門クリニックに相談してみることをおすすめします。

ニキビを作らないためには、バランスの良い食事を心がけることです。不足がちな栄養素はサプリメントで上手に補給してください。

また、ニキビはアクネ菌という菌が原因です。ニキビを触った手で他の肌の部分を触ると、そこにアクネ菌が移りニキビができてしまいます。なるべくニキビを触らないこと、触ったら必ず手を洗うことを覚えておいてください。

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