【警戒レベルで表示】気象庁の防災気象情報と自治体(市区町村)の避難情報をまとめ

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もはや天災の国とも言える日本。

なんとか警報、なんとか注意情報、なんとか特別警報など、とにかく「わかりにくさトップクラス」の防災気象情報って、何とかならんもんですかね?

防災気象情報というネーミングさえも「何のこと?」と思っている人は多いのではないかと考えて、警戒レベルごとにまとめてみました。

警戒レベルも「避難勧告」「避難指示」と似たような言葉を並べて、ますます混乱させとるやないかい!!って感じでしたので、合わせてシェアしたいと思います。

もうちょっと警戒レベルは軽快なレベルの言葉にしてくれんかね。

気象庁の防災気象情報

テレビでは速報として「大雨注意報」などのテロップが表示されます。

あれってピンと来ないですよね。

「大雨だから注意しろって、降ってからでは遅いやん」

と言いたくもなります。

愚痴はともかく、気象庁が提供する情報は「注意報」「警報」「特別警報」があります。

注意報

大雨、洪水、強風、風雪、大雪、波浪、高潮、雷、融雪、濃霧、乾燥、なだれ、低温、霜、着氷、着雪

警報

大雨(土砂災害、浸水害)、洪水、暴風、暴風雪、大雪、波浪、高潮

特別警報

大雨(土砂災害、浸水害)、暴風、暴風雪、大雪、波浪、高潮

これだけの情報、一般的に理解している人は、多分、いないかもしれないですね。

それぞれ、重みがどう違うのかさえわかりません。

そこで警戒レベルの登場です。

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警戒レベルとは

気象庁のサイトから引用すると、

「避難情報に関するガイドライン」(内閣府(防災担当))では、住民は「自らの命は自らが守る」意識を持ち、自らの判断で避難行動をとるとの方針が示され、この方針に沿って自治体や気象庁等から発表される防災情報を用いて住民がとるべき行動を直感的に理解しやすくなるよう、5段階の警戒レベルを明記して防災情報が提供されることとなっています。

とありますが、直感的に理解しにくいから、このようなまとめが必要なんでしょって話なんですけど、それは通用しないみたい(汗)

ともかく細かく複雑にするとイイみたいな風潮は止めて欲しいんですけどね。

シンプルイズベストの精神が全くないのは困りものです。

で、警戒レベルは5段階ありますが、気象庁の防災気象情報と自治体が発令する避難情報をまとめると、このようになります。

警戒レベル 気象庁の防災気象情報 自治体の避難情報
警戒レベル5相当 大雨特別警報、氾濫発生情報 緊急安全確保
警戒レベル4相当 土砂災害警戒情報、危険度分布「非常に危険」、氾濫危険情報、高潮特別警報、高潮警報 避難指示
警戒レベル3相当 大雨警報(土砂災害)、洪水警報、危険度分布「警戒」、氾濫警戒情報、高潮注意報 高齢者等避難
警戒レベル2相当 危険度分布「注意」、氾濫注意情報、大雨注意報、洪水注意報、高潮注意報 避難行動の確認
警戒レベル1相当 早期注意情報(警報級の可能性)  災害への心構えを高める

これで少しは関連性がわかったのではないでしょうか。

まとめ

これからも警戒レベル、気象庁の防災気象情報、自治体の発令する避難情報と向き合うことがあると思います。

特にハザードマップで、何らかの脅威がある地域に住んでいる人にとっては、当該しそうな情報だけでも頭に入れておいた方が良いのかもしれません。

出典・引用:気象庁|防災気象情報と警戒レベルとの対応について

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