高齢者の見守りカメラ おすすめ機能について 防犯対策や熱中症対策としても使える機能あり
高齢の親と離れて暮らしていると、常に不安を感じますよね。何か怪我や事故などが起きていないだろうか、と考えてしまいます。そんな不安を解消するために、見守りカメラというものがあるのをご存知ですか?そんな見守りカメラ、実にさまざまな種類のものが販売されており、どれを選んだらいいのか購入時に迷ってしまいます。ここでは、高齢者の見守りカメラを選ぶ際に重視したい、おすすめ機能についてご紹介します。
もくじ
見守りカメラとは
見守りカメラは基本的にネットワークカメラ(IPカメラ)です。インターネット回線とつなぐことで、離れたところからでもスマホなどから映像を確認できます。
そのため、基本的にカメラを設置する部屋にWi-Fi設備がないと使えません。また、大量の動画データを通信するため、光回線などの高速通信環境での利用が推奨されています。
撮影した映像を確認するには、専用のアプリをインストールしたスマートフォンなどで確認でき、とても便利です。
見守りカメラのおすすめ機能①:夜間撮影できる
見守りカメラには、夜間でもクリアに撮影できるタイプのものがあります。
防犯・就寝中の様子の見守り・深夜の徘徊防止の見守りなどが目的の場合は、この夜間でもクリアに撮影できるカメラタイプを選びましょう。
この夜間でも撮影が可能なものには、「暗視カメラ」タイプと「赤外線カメラ」タイプの2種類があります。
暗視カメラはカラー映像が可能ですが、光量が足りないと、映像が真っ暗になってしまうという特徴があります。
赤外線カメラはモノクロ映像になります。しかし、部屋が真っ暗の場合でも、撮影が可能です。
現在の家庭用見守りカメラの場合は、赤外線カメラタイプが主流で、暗くなると自動的に夜間撮影モードに切り替えてくれる優れものがあります。
見守りカメラのおすすめ機能②:会話機能がついている
美馬織カメラでありながら、スピーカーとマイクを搭載し、電話をかけなくてもカメラ越しに会話できるものがあります。
これは、何か異変を感じた際に、直接声をかけることができ、とても便利です。
倒れているところを発見したときなどは、スピーカーから呼びかけてみて、返答があるかどうかを確認し、返事がなければすぐに救急車を呼ぶといった使い方ができます。
また、会話機能付きカメラであれば、普段のコミュニケーションツールとしても使えますので、おすすめです。
見守りカメラのおすすめ機能③:センサー機能がついている
見守りカメラに動体検知機能と通知機能がついたタイプもあります。
カメラが動きを検知し、スマホなどに通知してくれます。玄関にカメラを設置しておけば、外出するタイミングがわかりますし、寝室の入り口に設置しておけば、ベッドから起きるタイミングを知ることもできます。
通知が届くため、常に映像を見続ける必要もない点は、とても便利です。
ただし、動きが多い場所に設置してしまうと、しょっちゅう通知が来てしまうので、カメラの設置場所はよく考える必要があります。
また、温度センサー付きカメラもあり、これは室温を確認することができるので、夏場の熱中症対策にも万全です。
見守りカメラのおすすめ機能④:視野角が広いタイプ
視野角の広いカメラを搭載したものもあります。このタイプは広範囲を映し出すことができるため、より状況が把握しやすくなります。
ただし、撮影範囲が狭い場合、逆に映る範囲が限定的となってしまうため、しっかり全体を撮影するためには、カメラの設置場所を考える必要があります。
水平画角が90°以上であれば、部屋の隅に設置すると、部屋全体が撮影できるとされています。
首振り機能やズーム機能がついたカメラもありますので、必要に応じて選択すると良いでしょう。
まとめ
見守りカメラと一言で言っても、様々な機能を備えたタイプがあることがわかります。
選ぶ際には、どんな用途で何を知りたいのか、目的をよく考えて優先する機能を考えると良いでしょう。
機能が沢山あればよいというわけではありません。用途を満たす必要な機能と、設置場所の環境なども考慮して選ぶことがポイントとなります。
生活エリア全体をカバーするためには、場合によっては複数のカメラが必要になることもあるでしょう。
インターネット回線を使用するため、ハッキングされないとは言い切れません。もしも心配であれば、セキュリティの高いものを選ぶようにしてください。
いくら見守りカメラを設置しても、遠く離れている場合は、何かあったと分かっても、すぐにその場所まで行くのは難しいでしょう。そういった不安を解消するには、ホームセキュリティの導入も1つの選択肢になるかと思います。