WEBマーケターって何?WEBマーケティングをマスターするとどうなる?WEBディレクターとの違い
最近わりとWEBマーケターという職業を耳にすることがあるかもしれません。一体それってどんな仕事なの?WEBディレクターとは違うの?などといった疑問から、WEBマーケターになるにはどうすればいいか、平均年収はどれくらいか、WEBマーケティングをマスターするとどんなメリットがあるか、などについて解説していきます。
WEBマーケターって何?
WEBマーケターという職業をご存知ですか?最近わりと耳にする言葉かと思います。
WEBマーケターとは、インターネットを活用してマーケティングを行う人のことです。
具体的には、ネット上でものを売る仕組みを構築したり、オンライン上で販売される商品やサービスの販売のサポートをしたりします。
WEBマーケターに主に求められるスキルは、インターネット検索におけるSEOの知識やPPCの運用方法、SNSやメルマガの活用など、多岐にわたる知識が必要とされます。
というのも、これらを組み合わせて、効果的に結果を出すための施策を考えたりすることも、WEBマーケターの仕事だからです。
HPの中でもLP(ランディングページ)といった、販売に特化したサイトの概念や、購買心理学、WEBに特化したライティングスキルなんていうのも必要になります。
また、移り変わりの激しいWEBマーケティング手法にも、常にアンテナを張るといった勤勉さも必要になります。
WEBマーケターの年収はどれくらい?
商売をするうえで、いまではインターネットを通じた販売は無視できないものがあるため、WEBマーケターの需要は高まっています。
企業内でもネット通販部はもちろん、販売部や企画部などからも、いま最も需要の高いものでしょう。
インターネット広告の市場が伸びている昨今、WEBマーケターはどの業界でも必要とされており、より条件の良い転職や独立なども可能となる職業でもあります
ちなみに、WEBマーケターの場合の平均年収はというと、30代で540万円、40代で620万円程度と言われています。
フリーのWEBマーケターだと、1日に4-10時間労働、月に16-25日就業で、年収300万-500万円程度が平均的なもののようです。
フリーランスのWEBマーケターの平均収入はさほどでもないものの、パソコン1台とインターネット環境があればどこでも仕事ができる点は、とても魅力的と言えるでしょう。
WEBディレクターとの違いは?
WEBマーケターとよく似た言葉にWEBディレクターというものがあります。
どちらもWEBが付きますし、なんとなく似ているので、違いが分かりづらいかもしれませんが、WEBディレクターはマーケティング(販売の仕組み)ではなく、ホームページの制作に関して指示を出すまとめ役のことです。
最近はホームページもただきれいなデザインのものを作ればよいというわけではなく、マーケティングを意識した作りをしないと受注も取りづらくなってきています。
そのため、最近のWEBディレクターには、WEBマーケティングの知識も要求されつつあるようです。
WEBマーケターになるには?
では、WEBマーケターになるには、どうすればよいのでしょうか。
例えばフリーのWEBマーケターが独立前にどういった仕事に就いていたかというと、最も多いのがデジタルマーケティング職です。
その他に、SEOマーケティングやSNSマーケティング、動画マーケティングなど、特化したデジタル系マーケティング職であったり、WEBコンサルタントだった人も少なくないようです。
なので、まずできることとしては、社内のマーケティング部に移動願いを出すことでしょう。そこで外部のマーケターを通して、独自にWEBマーケティングのスキルを身に付けていくというのが1つの方法です。
もしくは、思い切ってWEBマーケティング関連の会社へ転職を試みるという方法もあります。
ただ、知識やスキルがゼロだと、なかなか転職もままならないでしょうから、転職前にスクールなどで一通りの知識を学ぶ必要はあるでしょう。
学んだスキルは自分でブログを運営して収益化を図ってみたりしながら、実践も交えて試行錯誤していくことが大事です。
自分で実践することで結果が得られたなら、それは1つの就職時の有力な武器にもなります。
また、実際に行うことで何が必要なスキルなのかも見えてくるので、次にどんな勉強をすればよいかが具体的に分かり、実際にスキルもどんどんと伸びていきます。
WEBマーケティングをマスターすると
こうしてWEBマーケティングをマスターすると、様々なメリットが手に入ります。
WEBマーケターとして転職や独立も可能となりますし、人のサービスやものを販売するだけでなく、自分で売りたいものをWEBマーケティングのスキルを使って販売することも可能です。
また身につけたWEBマーケティングのスキルを、WEBマーケターを目指す人に向けて教える、何ていうことも可能になってきます。
これから先もまだまだインターネットは様々な形で利用されていくでしょうから、ネットを使った人の動きがある限り、WEBマーケターの需要はなくならないでしょう。
そういう意味でも、とても魅力的なスキルだと思います。
まとめ
WEBマーケティングのスキルとともに、運用やクリエイティブの受注までできると、かなり大きく稼ぐことができます。
また、全体を俯瞰できるとディレクション業務もできるので、企画・提案から始めて、外注やパートナーを使って制作を行い、その後の運用や保守・コンサルまでまるっと請け負うと、以降はお抱えのネット相談役となり仕事が途切れなくなります。
とはいえ、WEBマーケティングのスキルと共にコミュニケーションスキルも高めていかないと、特に企業相手の場合は受注は難しいでしょう。
結局は人とのコミュニケーションがベースとなって仕事は成り立っています。どんな仕事もそうですが、コミュニケーションスキルが高く、真摯に向き合う姿勢を持っていれば、大概のことは上手くいくものです。