選択的週休3日制になると学校や給料に影響ある?いつから施行でデメリットは無い?
もし会社や学校が基本的に週休3日制になったとしたら、どういう社会になるでしょうか?
コロナの影響によって、従来の働き方ではなく新しい働き方を推していく政府の方向性として、選択的週休3日制が挙がっており、注目が集まっています。
多様な働き方という旗振りだけでは国民の理解が得られない(すでに得られていないかもいろんな意味で)ということで、受けの良い提言をしているだけという疑いは晴れません。
が、ここは本気を出して頂こうではありませんか。
今回は、選択的週休3日制について、シェアしたいと思います。
もくじ
週休3日制とは
説明するまでもないですが、文字通り「週休3日制」にしようという制度です。
すでに、
- Yahoo Japan
- みずほフィナンシャルグループ
- ファーストリテイリング
などは導入済みです。
なお、厚生労働省による2020年の就労条件総合調査(※)によれば、週休3日以上の企業はわずか8.3%です。
うらやましい限りではありますけど、大企業だけに暗い部分はフタをされている可能性もゼロではないような気がします。
全社員が対象ということではなく、条件が付いていたりするので、いわゆる社内での「ねたみ」が発生しやすい制度とも言えそうです。
「あなたいいわねぇ、週休3日だなんて・・」
こういう人間は、そろそろ排除してよい時代です。
選択的週休3日制との違い
ポイントは「選択的」としているところです。
早い話が希望する人は週休3日で働いていいよっていう制度なので、もっともろ手を挙げて喜んでいいはずなんです会社員の方は。
しかし賢いアナタは気付いていると思いますが、オイシイ話ばかりではありません。
やはり根っからの労働集約型が大好きな日本人ですが、週休3日は休み過ぎということで、
- 給料の減額
- ポジションチェンジ
- 役職任用に影響
- ねたみ
- ひがみ
- 嫌がらせ
などは確実に起こると思った方が良いです。
よほどアットホームで全員が全員のことを考えている小さな会社以外は、ドロドロしたものが蠢くことになります。
ああ、いやだいやだ。
選択的週休3日制のメリットとデメリット
デメリットは先ほど申し上げた通りで、労働時間の長い短いで文句をたれる層がうるさくて仕方がないという点です。
短時間で業績あげる方がかっこいいじゃないか。
ぼーっと活きてんじゃねーよ!
って、NHKの番組でチコちゃんというしっかりした女の子が、そう言っています(笑)
メリットは自分の時間が大場に増えると言うことです。
副業に関心がある人は積極的に関われることでしょう。
趣味に時間を費やしたい人も歓迎なはず。
逆に孤独な時間が増える場合は、家族や社内で嫌われていると気が付いたりして(汗)
奥さんが「夫源病」になったら週休3日のせいではなく、アナタのせいです。
社会的には、離職者の減少または求人の拡大が期待されるはずです。
特に介護現場などの過酷な仕事環境の場合は、短時間でも働ける人は大歓迎ですから、人材の確保がしやすくなるかもしれません。
第二のキャリアを積む機会にもなります。
まとめ
多様な働き方は大歓迎です。
しかし個人事業主や自営業者で従業員を抱えている場合は、マネジメントが大変な気がします。
やはり気になるのは収入格差ですよね。
副業を許している会社に勤務しているのなら、より収入拡大のチャンスはありますが、禁止している会社は・・・。
自分で自分首を絞める結果になりそうです。
さっさと従業員は他社に移っていったりして。
人材の流出が一番の痛手でしょうから副業禁止の会社が減ると良いですね。