超巨大地震 南海トラフとは?40年以内に90%以上の確率で起こると政府発表も!大型地震に対する備えを

南海トラフ地震が、今後40年以内に90%以上の確率で発生する、と政府が発表しました。東北地方太平洋沖地震をも超えるほどの超巨大地震が予測されている南海トラフとは、いったいどういうものなのでしょうか。

また、大型地震に対する備えや内閣府が設けた南海トラフの特設ページもご紹介します。正しい知識を身に着け、いつ来るかわからない大型地震に備えてください。

超巨大地震 南海トラフとは?

地震の話題が上がるたびに、よく「南海トラフ」という言葉をよく耳にしますが、これは一体何のことなのでしょうか。

まず、トラフとはプレートにある「なだらかな溝」の部分を意味する言葉で、南海は四国の南側の海あたりを指す言葉です。

つまり南海トラフとは、四国の南沖にあるプレートとプレートとの間にできたなだらかな溝のことを意味します。

そして、プレートとは何かというと、地球の表面を覆っている厚さ数10~200km程度の岩石層のことです。

その岩石層は地球上でいくつかのブロックに分かれており、そのプレートとプレートとは重なりその間にトラフができるわけです。

そしてそのプレート間の重なりは1年間に数センチずつ、ゆっくりとそして確実に動いており、これがあるタイミングで弾けることで巨大地震が起こるとされています。

そんな巨大地震が起こる可能性の高いトラフが四国の南沖に走っているということなのです。

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日本は地震大国

よく日本は地震大国と言う言葉を聞きますが、なぜこの様に言われるかというと、日本はユーラシアプレート、北米プレート、フィリピンプレートという3つのプレートにまたがるように位置しているからです。

プレートとプレートの間にはトラフが生じるので、そのため定期的に地震が発生します。またプレートが重なることにより内陸部にも活断層が発生し、それがまた地震を引き起こす原因となります。

それを裏付けるかのように、世界で起きる地震の20%は日本で起きています。

南海トラフは40年以内に90%以上の確率で起こる!

地震のたびに南海トラフが話題になるのは、近いうちに南海トラフが弾け、巨大地震が起こると予測されているからです。

日本政府は2022年の1月に「40年以内に90%以上の確率で起こる」と発表しました。

それまでは発生確率が80~90%だったものが、90%以上とさらにアップしたわけです。

なぜそういった発表があったかというと、トラフの沈み込みは規則的なものなので、予測がしやすいからです。

この南海トラフのプレートが弾けて起こる地震のサイクルは、90年から150年に1度という研究結果があります。

つまり確実にプレート間の歪が大きくなっており、いつこれが弾けて巨大地震が起きてもおかしくない、言うなればそんな状況に差し迫っているのです。

そして更に良くないのが、この南海トラフを原因とする地震は、3回に1度とてつもない超巨大地震となると言われており、次回がそれに該当すると言われているのです。

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南海トラフ地震による甚大な影響を受けるエリア

では南海トラフが四国の南沖にあるとして、そこで起きた巨大地震はどのエリアに大きな影響を与えるのでしょうか。

それは四国を中心に、九州、近畿、東海、関東、そして中国地方の一部と、かなり広範囲にわたって影響を受けると予測されています。

地震の規模としては、東北地方太平洋沖地震以上ではないかともいわれており、当然、内陸ではなく海溝で起こる地震のため、津波による大きな被害も予測されます。

内閣府のHPに南海トラフに対する防災情報が掲載されていますので、ぜひ一度目を通しておくことをおすすめします。

>南海トラフ地震臨時情報が発表されたら!(内閣府HP)

地震で恐ろしいのが原発による二次災害

地震発生で恐ろしいのは、地震そのものの被害に加えて、原子力発電所事故による災害です。

東日本大地震(東北地方太平洋沖地震)では、福島原発の建屋が吹き飛び放射能が漏れた影響で、11年が経過した今もなお半径20キロ圏内が立入禁止エリアとなっています。

これと同じことは2度と起こしてはなりません。

南海トラフが起きた際に影響を受けるであろうエリアには、現在、愛媛県の伊方原発3号機(四国電力)と鹿児島県の河内原発1・2号機(九州電力)が稼働しています。

その他のエリアにも稼働中の原発はあり、また新たに建設中の原発もあります。

物価高による電気代高騰の問題などもありますが、それとこれとの問題を混同せず、地震大国日本だからこそ安全に電力を供給できる方法を模索する必要があると思います。

大型地震に対する10の備え

最後に自身に対する10の備えをご紹介します。

10の備えは、「身の安全」「初動対応」「確かな行動」の大きく3つの分かれます。

身の安全の備え

  • 家具の転倒や落下・移動対策(大型の家具や家電などが倒れた際にケガをしないよう対策する)
  • ケガ防止対策(避難時にケガをしないよう、懐中電灯やスニーカー、軍手などすぐに取り出せる場所に用意しておく)
  • 家屋や塀などの設備強度の確認(耐震診断を受け、適切な補強対策を)

初動対応の備え

  • 消化対策の備え(消化器の準備やお風呂の水の汲み置きを)
  • 火災発生の早期発見と防止対策(火災報知器の設置、感震プレーカーの設置など)
  • 非常用品の備え(季節を考慮した非常用品を身近な場所に配置。電池、モバイルバッテリーなどの電源類も忘れずに)

確かな行動の備え

  • 避難時行動について家族と話し合う(避難場所・避難経路、連絡方法、家族の役割を決めておく)
  • 近隣の危険エリアの把握(河川や地盤の弱いエリア、危険な建物などの位置を把握)
  • 防災知識を身につける(普段から防災の知識・情報を取り入れる)
  • 防災行動力を高める(防災訓練等に参加し、防災意識・スキルを高める)

まとめ

40年以内に90%の確率で起こると政府も予測する超巨大地震「南海トラフ」については、正しい情報を随時得ておく必要があるでしょう。

また、南海トラフのような海溝型(海が震源地)に対し、内陸型の地震は予測がつかないそうです。そのため首都圏直下型の大型地震もいつ起きてもおかしくない状況にあります。

地震が起きたときは、何よりも慌てずに行動することが大事です。一旦呼吸を整えて、状況を素早く判断し、冷静かつ的確な行動を心がけてください。

そのためにも普段からの備えはとても重要です。非常時持出品や備蓄品、防災準備品などは常に準備しておくようにしましょう。

南海トラフの影響を受けないエリアだからと安心せず、非常時持出品や備蓄品、防災準備品などは常に準備してください。物流が滞り、物資がしばらく届かないという状況も考えられます。

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