オートバックスが販売したリガヴェロ(LEGAVELO)ってどんな車・メーカーはどこ・車名の意味は?
オートバックスがリガヴェロ(LEGAVELO)というすごい車を販売し、話題となっています。このリガヴェロ、いったいどんな車なのでしょうか。作ったメーカーはどこ?リガヴェロとはどんな意味?
リガヴェロ(LEGAVELO)ってどんな車?
オートバックスが販売した「リガヴェロ(LEGAVELO)」という車が話題になっていますね。
このリガヴェロという車は、なんと限定5台しか生産されず、価格も5000万円とかなり高額な車です。
ベース車となるのはホンダのNSXだそうです。
漆黒のボディは、なんとも言えないオーラを発しています。
リガヴェロはどこのメーカーの車?
ベース車はホンダですが、製造しているのはARTAです。
ARTAはAUTOBACS RACING TEAM AGURIの略で、オートバックスと元レーシングドライバーの鈴木亜久里さんによるレーシングスポーツブランドです。
ARTAは鈴木亜久里総監督のもとレース活動をしており、現在もNSXをベース車両にしているなど、ホンダとは協力関係にあるようです。
そのため、NSXの高いポテンシャルを熟知しているため、今回のリガヴェロのベース車両に選ばれたようです。
見えないこだわりが満載!
リガヴェロの外観にはドライカーボン(CFRP)が使用しています。ドライカーボンは強靭で軽量な最高素材で飛行機やロケットに使われている素材です。
そのドライカーボンを手間暇かけて加工して使用してるがゆえに、その費用ぶんだけ車両の販売価格も上がっています。
もともとホンダのNSX自体が2500万円しますので、その他のカスタム費用などが2500万ということになります。
開発から生産まで全て国内で行われ、妥協を許さず徹底的に作り上げられたその完成度は、開発陣でさえ「ちょっとやりすぎちゃった」と思えるほどだとか。
であれば、5000万円という価格も、決して高すぎるわけではないのかもしれませんね。
リガヴェロの意味
リガヴェロという名前の響き、どこかイタリアっぽい感じがしますよね。そういえばランボルギーニにディアブロという車がありました。
では、このリガヴェロとはいったいどういう意味なのでしょうか。
LEGAVELOとは、イタリア語のLega(合金)とVeloce(速さ)とを掛け合わせた造語なのだそうです。
なるほど、造語だったのですね。そう聞くと、何となくロボットの名前のような響きもあるような気がしてくるのは、私だけでしょうか(笑)。
今後のARTAについて
今回、第一弾としてリガヴェロをリリースしたARTAですが、今後はメルセデスのAMGのように、カスタムメーカーから純正のオプションモデルとしてラインナップされるように、高いクオリティの車を作っていきたいのだそうです。
リガヴェロはどこで見ることができる?
限定5台のみの販売となるリガヴェロ、どこに行けば実車を見ることができるのでしょうか。
今年の5月12日に東京・新木場に「ARTA MECHANICS&INSPIRATIONS」というコンセプトストアがオープンします。そこでこのリガヴェロは展示されるようです。
また、ARTA MECHANICS&INSPIRATIONSが今後開催するイベントなどでは、試乗会も定期的に行われるそうなので、興味があるという方はチェックしてみてください。
>ARTA MECHANICS & INSPIRATIONS
まとめ
リガヴェロはARTAというカスタムカーを制作する会社が作った車だったのですね。
5000万円という価格も驚きですが、限定5台という希少性にも驚きです。
いま日本には本当のお金持ちも増えていますから、リガヴェロもあっという間に売れてしまいそうな気がします。
実はARTAが作った車はもう1台あります。それが「VIGALE(ヴィゲイル)」という車です。
このヴィゲイルはトヨタのGR86をベースとしたカスタムカーですが、こちらもかなり完成度の高い車となっています。
ヴィゲイルの気になるお値段の方は、リガヴェロと比べるとだいぶリーズナブルです。といっても1000万円は超えるようですが。
これを安いと見るか高いと見るかは、購入者次第なのでしょうけれど、こういうこだわり抜いた車が販売されることに、とても夢があるなと感じます。