食欲が止まらない!どうしたらいい?ちょっと待って、その「食欲」本物?食欲を抑える方法

なんだか最近食欲が止まらなくて、いったいどうしちゃったんだろう。ここ1ヶ月で体重が5キロも太っちゃった。なんていう方がいたら、ぜひこの記事を参考にしてみてください。あなたはニセの食欲に侵されてしまっているのかもしれませんよ。本物の食欲とニセの食欲について、食欲を抑える方法などをご紹介します。

食欲が止まらない理由

食欲は人間の持つ3大欲求の1つであり、誰しもが持っているものです。

しかしこの食欲が突出して、常に食べることばかり考えているなんていう人も少なくないようです。

人は食べるために生きているのではなく、生きるために食べるはずなのですが、美味しいもので溢れている今の時代を生きる私たちは、目的が逆転してしまっているのかもしれませんね。

しかし、「何かを食べたい」と感じる食欲には実は大きく2種類あり、本当にお腹が空いていて食べたいと感じる食欲と、与えられた情報により脳が反応してしまっているだけの食欲とがあります。

言うなれば、体が飢餓感から求める本物の食欲と、脳によって作られたニセの食欲です。

そしてわたしたちの多くは、常に溢れているグルメ情報の渦の中に生きているため、常にニセの食欲が発動しまんまとそれにのせられて食べてしまっているのです。

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ニセの食欲を断つ

本物の食欲とニセの食欲とを理解し、上手にコントロールできている方はいいのですが、ついついニセの食欲に気づかず脳の司令のおもむくままに、目の前にある美味しそうなものに手を伸ばしている方は要注意です。

よくよく冷静になってみると、わたしたちは本来の食欲とは関係のない心の欲望を安易に満たす方法の1つとして、「食べる」という行為を行っています。

それにより肥満になってしまうと、健康上からダイエットを強いられ、自由に食べられないという状況がまた、余計に食べたいという欲求を強くします。これはもう悪循環でしかありません。

なので、本物の食欲とニセの食欲とがあることを理解し、いま自分はどちらの食欲が起こっているのかを判断する必要があります。それがニセの食欲であった場合には、脳からニセの食欲を断つことで、食欲をコントロールしていきましょう。

でもいったいどうやって?

食事の時間をあえて決めない

私たちは朝起きたら朝食を食べ、お昼の12時になると昼食を食べ、夜7時ころになると夕食を食べます。

まるで毎日この時間が来るとこれらの食事をしなくてはならないかのように、時間が来たら食事を摂るという習慣が身についてしまっています。

しかし改めて考えてみると、時間が来たから何かを食べなくてはならないという決まりはないわけです。

また、「出されたものは残さず食べるもの」との教えから、外食で注文した料理が想定外にボリュームがあった場合などでも、無理してでも食べきろうとしたりします。これはもう食欲からも逸脱した行為ですよね。

このように常に、「食べない」よりは「食べる」という選択肢に傾きがちです。

前日の夜にたくさん食べた次の日の朝は、あまりお腹は空いていないことでしょう。また、昼にたくさん食べ過ぎたら、夕食時間にはまだあまりお腹が空いていないこともあるでしょう。

このように、食事の時間にお腹が空いていないなら、時間になってもあえて食べないことも必要だと思います。

飢餓感からの本物の空腹の場合は、胃の中が空っぽのためお腹が鳴るはずです。

そうでないなら食事を1食抜いたり、時間を遅くしたりして、体に聞いてみることです。そうして、その時々で必要な食事量を必要な時間に摂れば、食べ過ぎることは起こりません。

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ニセの食欲を断つ方法

美味しそうなものを見た時、脳は食べたいと感じてニセの食欲を発動します。このときの食欲は、お腹が空いているかどうかはあまり関係ありません。

美味しいものを目の前にしてニセの食欲が発動した場合は、すぐに手を伸ばすのではなく、あえて時間を置くようにしましょう。

仮に良い匂いがして食欲をそそられたとしても、少し時間が経つとニセの食欲は収まってきます。このように、時間をおくだけでも食欲はコントロールできます。

当然、美味しそうな画像などもなるべく見ないようにすれば、それだけニセの食欲も起こりません。脳を無駄に刺激しないように。

食事の際もゆっくりと食べることで、食べる量を押さえることができます。「早食いは太る」と言われている理由は、満腹感はやや遅れてやってくるので、満腹感が起きる前に食べすぎてしまうからです。

なので、食事の前にグラス2杯の水を飲むだけでも、だいぶ食べる量を押さえることができます。

また、アルコールは満腹感をバグらせます。なのであれほどまでにたくさん飲めたり、最後に締めでラーメンを食べれたりするのです。

満腹になった後でも「スイーツは別腹」と言って甘いものを更に食べる人も、自分にそう言い聞かせることで脳をバグらせてしまっているのでしょう。

まとめ

食欲が無い場合は無理に食べようとしなくても、飢餓感から本当の食欲が湧いてくれば、自ずと何か食べたくなるものです。

現代では食べ過ぎが病気の原因と言われるほど、現代人は過食傾向にあります。つまりそれだけニセの食欲に支配されてしまっているということです。

美味しいものを食べることは人生の楽しみの1つではありますが、食欲に支配されないよう上手にコントロールしていきたいものです。

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