寒さ対策に薪ストーブは小型なら室内で使える?排気はどうするの?薪はどこで調達?
高気密な住宅だと、夏の冷房、冬の暖房は効率的になります。
夏のエアコンは、電源を切ることもリスクになる時代になってしまいましたが、冬はどうなのでしょう?
やはり暖房は必要ですが、暖房も石油ストーブや石油ファンヒーターなどの灯油を燃料にするものではなく、電気で動く暖房器具とエアコンが主流になった印象です。
どうして灯油が必要なのに石油ストーブって言うんでしょうね(笑)
それは良いとして、ちょっとオシャレに薪ストーブなんてのは、いかがなものでございましょうってことで調べてみました。
もくじ
薪ストーブは小型なら室内で使用可能か
小型の薪ストーブであれば、室内でも置けるのではないかと考えている人は、多いと思います。
本来は壁側にレンガで作った暖炉を置きたいところですが、いかんせん日本では、一般的には使う必要性が無いので、なかなかお目にかかれません。
暖炉が無理なら薪ストーブってことで、小型の室内用が通販では秋ごろから売れ始めます。
そもそも室内で換気などは大丈夫なのでしょうか。
純粋な薪ストーブなら煙突と換気のための施工が必要です。
一方、電気暖炉ならば排煙は必要ないので、ペットや小さな子どもがいる家庭では好まれています。
薪ストーブの価格
調査してびっくりしたのが価格の幅広さです。
安いものは1万円を切ります。
もちろん上を見れば、数十万円をかけて工事するレベルもありますが、ポンとリビングに置きたい場合は、電気暖炉が丁度良いです。
ちなみに電気暖炉で、Amazonの最安値は4,718円です。
正確には電気暖炉風なヒーターになります。
本物の薪はくべなくて済むので、物足りない人もるいかもしれませんが、ビジュアルは薪ストーブなので、雰囲気だけでもおすすめです。
薪が燃えているかのような表示がでます(笑)
ガチな薪ストーブは煙突掃除が大変
排煙設備を伴うガチな薪ストーブはメンテナンス、つまり煙突掃除が必要です。
薪はAmazonでキャンプ用が販売されているので、調達は比較的簡単ですが、メンテナンスはセルフで行うか、専門業者に依頼するしかありません。
自分でもメンテナンスはできるという情報もありますが、購入前にメンテナンス方法を知って、セルフメンテニンスが可能かを確認した方がいいかもしれないですね。
セルフで行う場合には、煙突ブラシなるものがAmazonで販売されています。
煙突の直径に合わせてブラシを購入することになります。
薪ストーブはメリットよりデメリットと後悔が多い?
薪ストーブを導入する場合は、デメリットを予め知っておいて後悔しない決心をしてから検討をスタートするほうが良さそうです。
薪ストーブは、電気暖炉と違って、
- コストが割高
- 煙突掃除が欠かせない
- 部屋の暖まりが遅い
- 火起こしは手動
- 薪が必要
- 煙が出るため近隣に配慮
- 火のコントロールが難しい
- 面倒臭がりで短気な性格には合わない
- 意外と家が汚れる
というデメリットがあります。
経験者からすると、まだたくさんあるでしょう(汗)
これを踏まえると、余程の決意がなければ、薪ストーブの運用はできません。
極寒の地では、火を切らしてはならないわけですから、あくまでもメイン暖房は家電に任せて、雰囲気作りの役割で電気暖炉を併用することが望ましい気がします。
基本、住宅地での薪ストーブは実現不可能です。
まとめ
薪ストーブは、見ていて心地よいのは確かです。
しかし現代においては、主流の暖房設備とするには荷が重い印象があります。
もはや暖房が薪ストーブだけというのは、余程、マメで手慣れた人でなければ難しいのではないでしょうか。
地域によっては命にかかわりますよ、薪を切らしたり故障したりすれば・・・。
関連情報
薪ストーブのメーカーと言えばコチラ。
ウソじゃないです。