山梨名産のフルーツ 山梨を代表する、ぶどう・もも・すもも・さくらんぼ・柿の種類について

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山梨県といえば、古くから果樹栽培が盛んな地として有名です。特に「ぶどう」「もも」「すもも」は日本一の生産量を誇っています。それは日照時間の長さと昼夜の寒暖差とによる、地の利を活かすことで美味しい果物が育つからです。収穫のシーズンには多くの人々が果物狩りを楽しみに訪れます。ここでは、山梨名産の代表的なフルーツである、ぶどうやもも、すもも、さくらんぼなどについてご紹介します。

山梨のぶどう

ぶどうは山梨を代表する果物のひとつです。山梨でのぶどうの栽培面積は、生産量ともに日本一です。

国内で生産されたぶどうを原料とする「日本ワイン」の製成量も、山梨は日本一です。

山梨のぶどう栽培の歴史はとても古く、約1300年前に始まったとされています。

現在は、数多くの品種が栽培され、時季ごとにさまざまなテイストのぶどうを味わえます。

山梨県の中でも特に峡東地域(甲州市、山梨市、笛吹市)は高品質なぶどうの産地として知られています。

峡東のぶどうは価格は高めですが、評価の高い峡東のぶどうをぜひ一度ご賞味ください。

山梨のぶどうの品種:「デラウェア」「巨峰」「ブラックキング」「藤稔」「悟紅玉」「シャインマスカット」「ピオーネ」「クイーンニーナ」「甲斐路」「甲州」「ロザリオビアンコ」など

「甲州」はワインとしても有名な山梨県発祥の品種です。

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山梨のもも

山梨はももにおいても、栽培面積、生産量ともに日本一の県です。

ももは約200年前から山梨で栽培されていたといわれています。緩やかな傾斜や土壌、水はけなど、山梨はももの生産に最適な条件が揃っています。

山梨では数多くのももの品種が栽培されており、春から夏にかけていろいろな味を楽しむことができます。

特に峡東地域(甲州市、山梨市、笛吹市)は、高品質なももの産地として知られています。

山梨のももの品種:「ちよひめ」「日川白鳳」「夢桃香」「夢みずき」「白鳳」「浅間白桃」「なつっこ」「川中島白桃」「幸茜」「加納岩白桃」など

なかでも「白鳳」や「浅間白桃」などが代表的な品種で、「夢みずき」「夢桃香」は山梨県のオリジナル品種です。

山梨のすもも

山梨はすももにおいても、栽培面積、生産量ともに日本一です。

すももはプラムとも呼ばれますが、山梨ではさまざまな品種のすももが栽培されています。

山梨のすももの品種:「大石早生すもも」「菅野中生」「ソルダム」「サマービュート」「サマーエンジェル」「貴陽」「太陽」「皇寿」など

「サマービュート」「サマーエンジェル」は、山梨県オリジナルのすももの品種です。

プラムやソルダムも、すももなんですね。

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山梨のさくらんぼ

さくらんぼと言ったら山梨!というくらい、山梨のさくらんぼは有名ですね。

さくらんぼは「果実の宝石」とも呼ばれており、寒冷地向きの果樹のため収穫できる地では山梨が日本の南限なのだそうです。

山梨では「佐藤錦」「高砂」「香夏錦」「富士あかね」などの品種が栽培されています。「富士あかね」は山梨県のオリジナル品種です。

山梨の柿

気候と土壌など生産に最適な条件が揃っているため、山梨の柿は「おいしい柿」として、全国でも高く評価されています。

山梨で栽培されている柿には、「松本早生富有」と「富有」が代表的です。

また、秋に収穫される渋柿は「あんぽ柿」「ころ柿」と呼ばれる「乾柿(ほしがき)」に加工されます。

なかでも「ころ柿」は有名で、「甲州百目」などの渋い品種の柿を手間隙掛けて作られる昔ながらの干し柿です。

まとめ

山梨県では多くの果物が作られるフルーツ王国ですが、特に「ぶどう」「もも」「すもも」の生産量は日本一を誇っています。

これまでに紹介した果物以外にも、山梨では、いちごやゆず、キウイフルーツ、ブルーベリーなど、も収穫されています。

フルーツ好きな方は、ぜひ山梨へ足を運んで、名産のフルーツを味わってみてください。特にフルーツ狩りの季節に行くと楽しいですよ!

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