山手線の乗客が財布を落として緊急停止ボタンで大混乱!自分都合の判断が大ブーメラン!
自分の都合でしか物事を判断できない、客観的な視点を持てない人がいると、大小さまざまな迷惑を被ることを象徴している事件ですよね。
ひょっとすると、この乗客は過去にも程度の差はあれど、トラブルに枚挙に暇がない人物なのかもしれません。
SNSによって発覚した出来事ですが、当初は駅員さんの対応を巡っての動画投稿を画策したのでしょうが、世の中の意見は違っていたという話も興味深いですよね。
そこで今回は「山手線財布事件」について独自の見解を述べてみたいと思います。
もくじ
会話の内容
まずYahooニュースで掲載されていた駅員と乗客の会話を引用してみます。
駅員:「当たり前だろ、電車止めてんだよ。山手線止めてんだよ」
男性:「取ってくれないじゃないですか、ずっと」
駅員:「取るためにきたんですよ」
男性:「帰ったじゃないですか」
駅員:「待ってろよ。きょう帰れないからな。悪いけど、警察行くから、きう帰れねー。事情聴取、長いから」
男性:「何でですか?」
男性:「4万円も、財布から出てたんですよ」
駅員:「相当高くついちゃってるぞ、これ。止めてんだからよ、電車」
駅員:「皆さん、迷惑が掛かっています」
男性:「しょうがないじゃないですか。お金落ちちゃったんですから」
駅員:「こんだけの人に迷惑掛かってんだよ」
男性:「取ってくれなかったじゃないですか」
駅員:「取るよ。何だよ、その態度。取ってもらおうって態度じゃないだろ、まず」
引用:「山手線止めてんだぞ!」どちらが悪かったのか | 東洋経済オンライン
これが7月4日(月)の夜、帰宅ラッシュで混み合うJR渋谷駅のホームで起きたってことですから、もう最悪です・・・。
想像力が足りない乗客
会話を分析してみると、明らかに「周りが見えず想像力も足りない」タイプと断言して良いでしょう。
しかも立場も理解できておらず、自分の不注意を棚に上げて、お願いの態度すらも身に付けていません。
これはもう明らかに、何かしらの問題を抱えている人物なのではないかと、誰もが疑ってしまうことでしょう。
男性:「4万円も、財布から出てたんですよ」
つまり自分の4万円は、
- 運航ダイヤを狂わせたことで本来得られた利益の損失
- 渋谷駅および他の駅で山手線を利用する人の時間の損失
- 駅員のイレギュラーな業務(線路内に落ちた財布を拾う)の負担
よりも価値があると判断したものとみて間違いないでしょう。
乗客は社会人つまりは何らかの職業に就いているものと見受けられますが、会社員だとしたら雇った側が気まずいでしょうね。
家族としても、きっと恥ずかしい思いをするのでは、本人以外は。
山手線だとスグに拾えない
筆者は山手線には人生で数回しか乗車した経験はありませんが、さすがに遠く離れていても状況だけで、財布は簡単に取ってもらえないと理解できます。
3分ぐらいの間隔で、どんどん入線してくるわけですから、その合間をぬって財布を拾うなんてことは難しいということすら、想像できなかったんでしょうね、当の人物は。
そりゃね、いくらサービス業で「お客様第一」だとしても、こんなのは「お客ではない」と思ってしまいますよ。
いい加減、お客をバカ丁寧に扱うことは、止めてもいいんじゃないかなと。
意に沿わない客は利用しなくて結構、という強い態度、あるいはペナルティを課しても良いと思います。
営業妨害と損害賠償
最も関心があるのは、この事件に対してJR側が、
- 損害賠償
- 営業妨害
などで提訴できるかどうかです。
できればして欲しいですよね、見せしめとしても。
誰も文句はないと思いますよ。
仮にですよ、仕掛けられた動画、つまり炎上を狙った巧妙な作戦による動画「撮影」だったら、より性質が悪いですね。
SNSに動画投稿した人
SNSに動画を投稿した人は、
- 駅員の態度が悪いから炎上しろ
- 珍しい現場に遭遇した
- 何か揉めてるから動画回そ
- アカウントバズるかも!
といったような動機があったと思いますが、本当のところを知りたいですよね。
毎回、事件や事故など上手い具合に機会を逃さず撮影している人がいるので、関心することもあるのですが、日本全体がムラ的監視社会であることの証ではないのかと考えたりします。
スキあらば動画に収めてSNSで晒すという行動が脳内にインプットされて、何の躊躇もなく実行することの怖さを感じずにはいられません。
さまざまなシーンを動画に収めて、いったいどうするのか?
自宅で密かに見返すのか?
動画や写真を撮る習慣が無い筆者にとっては不思議でなりません。
まとめ
「山手線の乗客が財布を落として緊急停止ボタンで大混乱!自分都合の判断で大ブーメラン!」というテーマで、自己都合のゴリ押しはしっぺ返しを食らうという状況について書きました。
駅員さんの態度は、個人的には決して悪いとまで思いません。
影響や損失の甚大さを知っているが故のことでしょうし、何よりも、ひとりの愚行が大勢に迷惑をかけるということを、乗客は理解していないこその苛だちです。
残念なのは乗客です。
今後、どういった展開になるのか、知りたいですね。