いま大腸がんになる若者が増えている?大腸がんの症状・発見方法 なりやすい生活・食べ物とは

いま大腸がんになる若者が増えているそうです。大腸がんは男女ともに死亡率の高いがんの1つです。主に食習慣により発症します。ここでは大腸がんの症状や発見方法、なりやすい生活習慣や食べ物、大腸がんを発症しないためにできることなどをご紹介します。

大腸がんとは

「がん」という病名は、日常的にもよく耳にしますよね。

それもそのはず、人間の死因理由の第1位は「がん」なのです。そして、その割合はというと、およそ26.5%を占めています。

ガンにはいくつも種類がありますが、その中のひとつに「大腸がん」というものがあります。

大腸がんとはどういうものかというと、その名の通り大腸に発生するがんで、腺腫という良性のポリープががんになる場合と、正常な粘膜にがんが発生する場合とがあるようです。

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大腸がんになる人は男女ともに多い

大腸がんは、がん患者の中でも罹患数の多いがんの1つです。

男性のがんの中で最も多いのが前立腺がんで、女子は乳がんですが、その次に多いのが男女ともに大腸がんです。

つまり、男性だから、女性だからといった、性別に関係なく発生しやすいのが、大腸がんと言えます。

大腸がんは基本的に若い人はなりにくく、男女ともに50歳くらいから増え始め、85-90歳頃までをピークに増加します。

大腸がんはがんの中でも死亡率は高く、男性の場合は、肺癌、胃癌、肝癌に次いで第4位ですが、女性の場合は第1位となっています。

若者の大腸がんが増えている

そんな大腸がんですが、歳を取ってからなるがんだから大丈夫と高を括ってもいられない現象が近年起きているようです。

というのも、世界42カ国の20~40代までの若年層大腸がんの発生率を調査したところ、なんとおとなりの韓国が世界で1位だったのです。

韓国の文化は、今ここ日本でもとても人気で、大久保を始めとするコリアンタウンも、連日若い人たちでとても賑わっています。

そんな韓国の若い人たちの食文化や習慣が大腸がんを引き起こしやすいという事実は、私たち日本人にとっても他人事では済まされないところがありますよね。

ではいったい、韓国の若者のどんな暮らしが、いったい大腸がんを引き起こしているのでしょうか。

それは、

  • 加工肉や赤肉類の過度な摂取
  • 飲み過ぎ
  • 喫煙
  • 肥満
  • 過度なストレス

といったものが、大きな要因となっているようです。

とくに簡素化された食習慣や不規則な生活などは、若い人といえど大腸がんの発症につながる大きな要因となっています。

韓流ドラマを見慣れた私たちは、ついつい韓国のドラマの中で美しい役者たちが取る振る舞いのマネをしたくなります。

そのなかでもわりと強く感じるのが、お酒をよく飲むという韓国の習慣です。それでいて韓国のお酒って、結構アルコールの度数が高いものが多いんですよね。

また、韓国料理というと焼肉屋サムギョプサルなどの肉料理が特徴的です。

そういったものを日常的にたらふく食べていると、それが大腸がんの発症へとつながってしまうのでしょう。

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大腸がんの症状・発見方法

大腸がんは初期の段階ではほぼ自覚症状があらわれません。なので意外と発見が遅くなることが多いと言われています。

大腸がんが進行すると、血便や下血など、便に血が混じったり、便の表面に血液が付着するといった症状が見られます。

また、便秘や下痢、腹痛などが起こりやすくなったり、便が細くなることもあります。さらに体重減少なども現れます。

大腸がんを早期に発見するには、定期的に健康診断を受け、その際に「便潜血検査」を行うことです。

大腸がんを避けるには

大腸がんになる理由は、

  • 動物性タンパク質のとりすぎ
  • 脂肪分のとりすぎ
  • 運動不足
  • 肥満
  • 喫煙
  • 飲酒
  • ストレス

などがあげられます。

大腸がんになるのを避けるには、肉と脂を減らし、腸内環境を良くするためのヨーグルトなどの乳酸菌や、野菜、魚、植物性タンパク質などを意識的に摂るようにすることです。

また、特に肥満気味の人は食事量を制限し、運動習慣を身につけてください。

過度の飲酒は避け、喫煙習慣もなくすようにし、ストレスは運動と睡眠とでしっかりと解消するようにしましょう。

まとめ

近年、よりストレスの多い社会へと、ますます向かっているように感じます。

日常のストレスを、食べる・飲むことに向けてしまうと、いつしかそのストレス解消が新たな病気を生んでしまう原因となっているかもしれません。

極力ストレスを溜めないような工夫と、ストレスを食べることや飲むことで解消する以外の方法をなにか見つけたいところですね。

特に肥満はすべての病気のリスクを上げますから、自覚のある人は、食事制限(メニューを見直すだけでも変わります!)と、ウォーキングなどの運動習慣をつけ、少しずつでも健康な状態へと近づけていってください。

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