ゾンビ映画はなぜこんなにも人気なのか?ゾンビのルーツとは?おすすめのゾンビ映画5選
あなたはゾンビ映画はお好きですか?どうやら世の中にはゾンビ映画が大好きという人がかなりの数いるようですね。なぜこんなにもゾンビは人気なのでしょうか?そもそもゾンビのルーツとは?また、おすすめのゾンビ映画5選などもご紹介します。
もくじ
ゾンビ映画はなぜこんなにも人気なの?
ゾンビ映画って何故かたくさんありますよね。しかも未だに作られ続けているという。
どの映画も内容はあんまり深くなかったりするのだけれど(失礼!)、何故か見たくなっちゃう。そんな中毒性がゾンビものにはあるのかもしれません。
「ホラー映画は嫌いだけど、ゾンビものは観る」という人もいるくらいですからね。
でも、そもそもゾンビって、何から始まったのでしょうか。
そもそもゾンビとは?
というわけで、ゾンビのルーツについて少し探っていきたいと思います。
ゾンビは、腐った死体が歩き回るという、生きているのか死んでいるのか(多分死んでいる)わからないものが、生きている人間に向かってのそのそと追いかけてくるのが特徴です。しかも決まってポーズは手を伸ばした姿勢という(笑)。
そんなゾンビの起源は、コンゴで信仰されている神様の「ンザンビ(Nzambi)」に由来するそうです。
確かにゾンビとンザンビ、めちゃめちゃ発音似てますね。しかもンザンビって、「ン」から始まるので、聞き取れずにザンビ⇒ゾンビになった、という感じでしょうか。
ンザンビは「不思議な力を持つもの」という意味で、人間だけでなく動物や物に対しても、不思議な力を持つものをンザンビと呼んだそうです。
それが西インド諸島のハイチへと伝わる途中で「ンザンビ」から「ゾンビ」へと変わったとのこと。
つまり、ゾンビのルーツは不思議な力を持つ神様ってこと?
おすすめのゾンビ映画 5選
ではここで、ゾンビ好きはもちろん、ゾンビ初心者にもおすすめなゾンビ映画を5つご紹介します。
バイオハザード(2002年)
映画『バイオハザード』は、もとはカプコンに「バイオハザード」という大ヒットゲームがあり、それが実写映画化されたものです。主演はミラ・ジョヴォヴィッチ。
とある企業の地下研究施設で開発中だった生物兵器ウイルスが漏れてしまい、感染した人間がゾンビになって…というもの。
ホラー的要素と、アクション的要素が混ざった映画で、とても迫力があります。クオリティ高し!
ゲームの方も秀逸なので、ゾンビファンならぜひともプレイしてほしいです。私の友人はあまりの怖さに、体がのけぞった旬感に顔面を壁で強打し、歯が欠けました(笑)。
死霊のはらわた(1981年)
山小屋を訪れた若者が地下室にあった「死者の書」を見つけ、閉ざされていた封印を解いてしまったために、悪霊がよみがえっていまい…。
ゾンビ映画の中ではわりと古い作品。監督は「スパイダーマン」シリーズのサム・ライミ監督で、スプラッター・ホラー映画の元祖的な作品でもあります。
2013年にはリメイク版も作られました。
アイ・アム・レジェンド(2007年)
アメリカの作家リチャード・マシスンによる名作SF小説「地球最後の男」をもとに映画化されたもの。
ウイルスによって人類が絶滅した世界で、何故か免疫のあったために一人生き残った科学者が、誰もいない世界で人類再生の手段を探って奔走する。そこに人類意外の生物として、ダーク・シーカーと呼ばれるゾンビみたいな生物が登場し…。
ただこの映画に登場するダーク・シーカーと呼ばれているものは、ゾンビとは少し性質が異なり、どちらかというと吸血鬼に近い感じです。
主演はウィル・スミス。
カメラを止めるな!(2018年)
近年大ヒットした日本のゾンビ映画。
ある廃墟で自主映画の撮影中に本物のゾンビが現われ、撮影クルーたちが次々とゾンビ化する。
しかし監督は撮影を続行し、迫りくるゾンビと出演者を撮影しようとするが…。
撮影予算もあまりなく、最初は2館のみの上映だったものが、口コミで広がり全国で拡大公開され大ヒットとなりました。
つまり、それだけ面白いということ。私も観ましたが、面白かったー!
ゾンビランド・サガ(2018年)
こちらは映画ではなく、日本のアニメ。
死んでゾンビとして生き返った少女たちが、佐賀を救うためにご当地アイドルとして活動するアニメ。
ただのギャグアニメと思いきや、意外と奥が深く感動します。故に人気もあり、続編「ゾンビランドサガ リベンジ」が作られ、現在3期の制作が予定されています。
怖いのが無理な人も、これなら見れるはず。ゾンビなのに可愛い!
まとめ
映画史において最初のゾンビ映画と言われているのは、『恐怖城』(1932年)という作品のようです。
そして、ゾンビに噛まれると噛まれた人もゾンビになり、頭を吹き飛ばされないとゾンビは死なない。という設定を確立した映画がジョージ・A・ロメロ監督による『ナイト・オブ・ザ・リビングデッド』(1968年)です。
こうした古典ゾンビ映画を見て、ゾンビ映画の歴史を学ぶというのも、ゾンビファンにはおすすめです。