オンライン会議の定番ツール「Zoom」。
使い慣れている人には当たり前でも、Zoomを初めて使う初心者にとっては、操作に迷ったり、不安に感じたりすることが少なくありません。
たとえば「名前はどう変えるの?」「イヤホンしてるのに音がスピーカーから出るのはなぜ?」「スクショって相手にバレる?」「Zoom.usって公式なの?」といった、ちょっとした疑問も放置するとトラブルの元になりかねません。
この記事では、Zoom初心者がつまずきやすいポイントをピックアップして、やさしく丁寧に解説します。
不安を解消して、安心してZoomを使いこなせるようになりましょう。
Zoomの名前変更方法は?会議中と事前設定での違いを解説
Zoomを使い始めたばかりの方にとって、自分の名前が「本名で表示されている」「登録時のままになっている」「漢字が間違っている」といった状況に困ることがあります。
しかも、会議に入ってから急に気づいても「どこで変えるの?」と焦ってしまいがちです。
ここではZoomの名前変更方法について、会議前と会議中、それぞれのケースに分けて丁寧に解説します。
あわせて、「変更できない時の原因と対策」も取り上げますので、ぜひ最後までご覧ください。
会議前に名前を変える方法
会議が始まる前に自分の表示名を変更しておくと、参加時にスムーズに正しい名前が表示されます。
これは特に初対面の人が多い会議や、ビジネス利用時に非常に大切な配慮です。
以下の手順で変更できます。
【PCブラウザ版Zoomでの手順】
- Zoom公式サイト(https://www.zoom.com/ja)にアクセス
- 右上の「サインイン」からログイン
- 画面右上のプロフィール画像をクリック → 「マイプロフィール」を選択
- プロフィール画面の「表示名(Display Name)」横にある「編集(Edit)」をクリック
- 新しい名前を入力して保存
【スマホアプリでの手順】
- Zoomアプリを起動し、サインインする
- 「設定」→「アカウント名」→「プロフィール」
- 「表示名」をタップし、修正して保存
事前にこの設定をしておけば、会議参加時に毎回入力する手間が省けるため、非常に便利です。
会議中に名前を変更する方法
会議に入ってからでも名前を変更できます。間違いに気づいたときはすぐに修正しましょう。
ただし、ホストの設定によっては名前変更が許可されていない場合があります。
【PCでの手順】
- Zoomミーティング画面下部の「参加者」アイコンをクリック
- 右側に参加者リストが表示されたら、自分の名前の上にカーソルを置き、「詳細」→「名前の変更」
- 新しい名前を入力して「OK」
【スマホでの手順】
- 画面下部の「参加者」→ 自分の名前をタップ
- 「名前の変更」を選んで新しい名前を入力 → 保存
変更内容はリアルタイムで反映され、他の参加者にも表示されます。
ビジネスの場であれば、所属企業名や役職を併記することで印象もアップします。
名前変更ができないときの原因と対処法
「名前を変えようとしてもボタンが表示されない」「変更後も戻ってしまう」など、うまくいかない場合の原因は次の3つです。
① ホストが名前変更を許可していない
Zoomのホストは、参加者の名前変更を制限する設定が可能です。
この場合は参加者側では操作できないため、ホストに直接依頼するしかありません。
② SSO(シングルサインオン)などの組織制限
企業や大学などのZoomアカウントでは、セキュリティの観点から表示名を変更できないように制限されているケースがあります。
この場合も管理者による設定変更が必要です。
③ アカウントに問題がある/ログインしていない
Zoomに正しくログインしていない状態で参加していると、表示名が変更できないことがあります。
事前にZoomアカウントにサインインしてからミーティングに参加するようにしましょう。
いずれの場合も、焦らず設定やログイン状況を確認してみることが大切です。
それでも解決しないときは、Zoomのサポートセンターに問い合わせを。
名前の表示は、第一印象を左右する大切な要素です。
正しい方法を知っておけば、オンライン会議の場でも安心して対応できるようになります。
「Zoom.us」とは?
Zoomのドメインとしてよく目にする「Zoom.us」。
Zoom初心者にとって、招待リンクに「zoom.us」と表示されていても、特に気に留めないかもしれません。
が、昨今は特に偽サイトや迷惑リンクの紛れ込みが多くなっていますから、ここでは、Zoom.usの正体と、信頼できる公式サイトとの見分け方を詳しく解説します。
Zoom.usはかつてのZoomの公式ドメイン
「Zoom.us」は、Zoom Video Communications(現:Zoom Communications, Inc.)が提供するオンライン会議サービス全般の公式ドメインだった名残です。
かつてユーザーは、このドメインの下で、Zoomアプリのダウンロードやウェビナーへの参加、サインインなどが行われていました。
今ではブラウザで「zoom.us」にアクセスすると、「zoom.com」あるいは「zoom.us/ja」に転送されます。
万一、「zoom.us」でアクセスしても、安全にZoomの本サイトにアクセスできます。
だけど、ややこしい・・・。
「Zoom.com」との違いは?ドメインの役割を理解しよう
Zoomは2024年11月25日、社名を「Zoom Communications, Inc.」に変更しました。
これにともない、企業のブランド方面でドメイン構成も整理されと考えてください。
ドメインをwhoisで確認しました。
- zoom.us
Registrant Organization: Zoom Video Communications, Inc. - zoom.com
Registrant Organization: Zoom Video Communications, Inc.
どちらもZoomが取得しています。
確認ツール:WHOISドメイン検索 – バリュードメイン
Zoom.usを見分ける3つの確認ポイント
とはいえ「zoom.us」は、まだ表示される可能性があります。
念のため、簡単なチェックでフィッシングサイトなどに引っかからないようにしましょう。
①誤字や似た文字が含まれていないか確認
例:「z00m.us」(数字のゼロ)や「zo0m.us」など、似ているドメインに誘導される危険があります。
②SSL/TLS証明書が正しいか確認
公式サイトでは、ブラウザのアドレスバーに鍵マークが表示され、「zoom.us」部分をクリックすると証明書の発行元が「Zoom Video Communications, Inc.」と表示されます。
③招待リンクの形式をチェック
正しいZoom会議リンクは通常「https://zoom.us/j/ミーティングID」形式です。
「/?pwd=」などが付いていてもパスワード付きミーティングであり通常範囲ですが、ランダムな長い文字列が含まれていたり、短すぎる・使い回しの短URLには注意しましょう。
サインインページが「Zoom.us」でも安全?
Zoomのサインイン画面は英語・日本語(locale対応)どちらでも公式ですが、言語UIだけで安心はできません。
日本語表記でも、実際にはHTMLベースで偽装されているケースがあります。
鍵マーク・証明書発行先に加え、以下を確認しましょう。
- ログインURLは正確か(筆者チェック済 → https://zoom.us/ja/signin#/login )
- 第三者によるアドオンが使われていないか
- SSL警告が出ていないか
最新機能の情報は「zoom.com/ja/blog」でチェックしよう
ZoomはAI CompanionやZoom Docs、SMS招待など、多くの最新機能や企業向けソリューションを公式ブログで発表しています。
これらの新機能情報は「「世界をもっと身近に」に関する最新のインサイト | Zoom」で確認可能です。
公式機能の代表例には以下があります(2024年〜2025年の新機能)。
- AI Companion(会議要約・チャット生成機能の強化)
- Zoom Docs(AIドキュメント作成プラットフォーム)
- SMS招待・電話番号表示(医療・教育機関向け)
- 社名変更によるドメイン・証明書の更新(2024年11月)
公式情報は、zoom.comのブログでチェックするようにしましょう。
Zoomのカメラをオフにするには?映したくないときの設定
Zoom会議では、自分の顔が自動で映し出されることがあります。
「すっぴんだから映りたくない」「自宅の背景を見せたくない」「仕事中だけど外出先から参加している」など、さまざまな理由でカメラをオフにしたい場面があるでしょう。
しかし、Zoomに慣れていないと「どこでオフにするの?」「最初から映らないようにできる?」と迷ってしまう方も多いはずです。
この章では、Zoomのカメラをオフにする方法について、事前設定と会議中の操作、それぞれのケースを詳しく解説します。
あわせて、バーチャル背景の注意点やカメラオフ時にしておきたい設定も紹介します。
会議に入る前にカメラをオフにしておく方法
Zoomでは、ミーティングに参加する前の画面で、カメラのオン・オフを選択できます。
この事前設定をしておけば、不意に顔が映る心配がありません。
【PCの場合】
- Zoomアプリを起動し、「設定」アイコン(歯車マーク)をクリック
- 「ビデオ」タブを選択
- 「ミーティングに参加する際、マイビデオをオフにする」にチェックを入れる
【スマホの場合】
- Zoomアプリを開き、「設定」→「会議」
- 「マイビデオを常にオフにする」をオンにする
これで、どのミーティングに入っても初期状態でカメラがオフになります。
あとからオンに切り替えることはいつでも可能なので、安心して参加できます。
会議中にカメラをオフにする操作と注意点
会議中にカメラをオフにする場合も、簡単な操作で可能です。
ただし、ホストの設定によってはビデオのオン/オフが制限されているケースもあるため、その点も覚えておきましょう。
【PCの場合】
- Zoom画面下部の「ビデオの停止」アイコンをクリック
- ビデオアイコンに赤い斜線が入ればカメラはオフ状態
【スマホの場合】
- Zoom会議中の画面をタップし、メニューを表示
- 「ビデオの停止」ボタンをタップすればオフに切り替わる
ビデオが停止すると、自分の映像は他の参加者から見えなくなりますが、代わりにZoomのプロフィール画像または名前だけが表示されます。
顔出し不要の場面ではこの操作が非常に便利です。
バーチャル背景でも気をつけたいポイント
カメラをオンにするけれど、部屋を見せたくないという場合は、バーチャル背景の活用が有効です。
ただし、以下のような状況を招くこともあります。
- PCのスペックが低いと背景処理が不自然になる
- 動くと背景がずれることがある
- 会社のロゴや資料が映ってしまうことがある
また、グリーンスクリーンの有無やカメラ性能によっても精度が変わるため、一度テストしてから本番に臨むと安心です。
設定手順(PC)
- Zoomを起動 → 設定(歯車アイコン)→「背景とエフェクト」
- 「バーチャル背景」を選択し、任意の画像をアップロード
設定手順(スマホ)
- ミーティング中に画面右下「詳細」→「バーチャル背景」
- 背景画像を選択または追加
背景を変えることで、見られたくないものを隠せる一方、逆にプライバシーが漏れるリスクもあるので、拝啓画像はオフィスなど無難なデザインがおすすめです。
カメラオフ時にしておきたいその他の配慮
カメラをオフにしていると、「話を聞いていないのでは?」という印象を持たれることもあります。
そのため、以下のような小さな工夫で、信頼感を保つことができます。
- 名前に「〇〇(在宅参加中)」などの一言を加える
- プロフィール画像を笑顔やロゴ入りに設定しておく
- リアクションボタン(手を挙げる・拍手など)を積極的に使う
ビデオを使わなくても、適切な意思表示ができれば、会議参加の印象は格段によくなります。
Zoomのカメラオフ機能は、使い方次第で非常に便利です。
場面に応じた設定をマスターして、快適なオンライン会議を実現しましょう。
イヤホンしてるのにZoomの音がスピーカーから出る原因と対処法
Zoom会議に参加中、「イヤホンを挿しているのにパソコンやスマホのスピーカーから音が出てしまう」というトラブルを経験したことはありませんか?
自宅やカフェでの参加中に音が漏れると、周囲に迷惑をかけるだけでなく、会議の内容が漏洩するリスクもあります。
原因を理解し、正しく設定すれば、このような問題はすぐに解決できます。
この章では、Zoomでイヤホンが正常に機能しないときの主な原因と、それぞれの対処法をPC・スマホ別に詳しく解説します。
音声出力の設定を確認しよう(Zoom設定編)
まず最初に確認すべきは、Zoomアプリ内の「スピーカー(音声出力)」設定です。
Zoomでは自動でスピーカーを選択してくれることもありますが、必ずしも希望する出力先(イヤホン)に切り替わるとは限りません。
【PCの場合】
- Zoomを起動 → 画面右上の歯車アイコン(設定)をクリック
- 「オーディオ」タブを開く
- 「スピーカー」で出力先を「イヤホン(例:Realtek Audio, USB Audioなど)」に明示的に変更
- 「スピーカーテスト」で音がイヤホンから出るか確認
【スマホの場合】
- Zoom会議に入る → 画面右下の「詳細」メニューをタップ
- 「オーディオ」→「スピーカーを切り替える」ボタンを押す
- 音の出力先がスピーカー→イヤホンに切り替わる
特にスマホでは、初期状態でスピーカー出力に固定されている場合があるため、この操作が必須です。
パソコンで音が出てしまうときの対処法
PCでイヤホンを使っているにもかかわらず、音がスピーカーから漏れる場合は、Zoomだけでなくパソコン自体の出力設定を見直す必要があります。
Windowsの場合
- タスクバー右下のスピーカーアイコンを右クリック → 「サウンド設定を開く」
- 「出力デバイスを選択」→「イヤホン」や「ヘッドセット」に切り替える
Macの場合
- システム設定 →「サウンド」→「出力」
- 「イヤホン」「外部オーディオ」などの名称を選ぶ
なお、Zoomが起動中にイヤホンを後から挿すと、音声がスピーカーのまま固定されることがあります。
この場合はZoomを一度終了し、イヤホンを接続した状態で再起動してから会議に参加するのがおすすめです。
スマホで音が出る場合のチェックポイント
スマートフォンでも、Bluetoothや有線接続に関係なく、以下のような設定ミス・トラブルでスピーカーから音が出てしまうことがあります。
よくある原因と対策
- イヤホンがしっかり接続されていない:一度抜き差しして再接続
- Bluetoothイヤホンのバッテリー切れ:残量を確認、または別のデバイスに切り替える
- 別のアプリがオーディオを占有:音楽アプリや録音アプリを閉じてからZoomを起動
iPhoneやAndroidでも「オーディオ出力の切り替え」機能は利用可能なので、ミーティング中に設定メニューから再確認することが大切です。
Bluetoothイヤホンで起こりがちなトラブル例
ワイヤレスイヤホンをZoomに使う場合、接続の不安定さが原因で音が出なかったり、スピーカーに切り替わってしまうことがあります。
以下のような状況に心当たりがある場合は、事前にテストするのが安心です。
- Bluetooth接続が不安定な場所(カフェ・電車内)での使用
- 複数デバイスとペアリングしており、音声が別端末に飛んでしまう
- Zoomアプリとの相性問題(特にAndroid)
Bluetoothイヤホン利用時の対処法:
- Zoom起動前にイヤホンを接続しておく
- 可能であれば片耳タイプよりも両耳ヘッドセット型を選ぶ
- Zoom側の設定→オーディオ→「マイクとスピーカーのテスト」で出力先を確認
Zoomの「音が出ない」「音が聞こえない」も似た原因で起きる
逆に「Zoomで音が出ない/聞こえない」という症状も、今回のケースと同じ設定ミスが原因のことが多いです。
特に以下のケースが頻発しています。
- スピーカーの出力が「なし」や「ミュート」になっている
- マイクとスピーカーのデバイス設定がズレている
- 音量ミキサーでZoomの音量がゼロになっている(Windows)
音のトラブルに遭遇したら、まず「Zoomのオーディオ設定」「OS側の音声設定」「イヤホンの接続状況」の3つをチェックするようにしましょう。
イヤホンから音が出ないトラブルは、Zoomを使う上で非常にストレスの大きいものです。
しかし、原因の多くは基本設定で解決できる内容です。
会議前に数分でもテストしておけば、慌てることなく、安心して会議に集中できます。
Zoomのスクショはバレる?画面共有時のマナーもチェック
Zoom会議中、「この画面、メモ代わりにスクショしておこう」と思うことはよくあります。
しかし、その瞬間に「スクショって相手に通知される?」「勝手に撮って大丈夫?」と不安になる人も少なくありません。
特に社外の人との打ち合わせや機密資料の共有時など、無断でスクリーンショットを撮ることがマナー違反になる場面もあります。
この章では、「Zoomのスクショはバレるのか?」という疑問に答えるとともに、画面共有時のマナーや注意点、スクショを撮る前に意識しておきたいことを解説します。
Zoomにはスクショ通知機能はない
まず結論から言うと、Zoomには「スクリーンショットを撮ったことを通知する機能」はありません。
つまり、Zoom上で誰かが画面をキャプチャしても、それが他の参加者に通知されることはなく、バレることは基本的にありません。
この点は、SnapchatやInstagramの一部機能とは異なり、Zoomではスクショの検出・通知機能が公式に実装されていないのです。
ただし、「通知されないから自由に撮っていい」というわけではありません。
その行為がマナーやコンプライアンスに反する可能性もあるため、状況に応じた配慮が求められます。
スクショで注意したい3つのマナー
Zoom中にスクリーンショットを撮る際は、以下の3つのポイントに注意しましょう。
①事前に撮影の許可を取る
最も大切なのは、相手の了承を得ることです。
会議開始時や画面共有の直前に「画面の記録を取ってもよろしいでしょうか?」と一言添えるだけで、印象は大きく変わります。
②個人情報・社外秘情報を含まないか確認
スクショに社員の氏名、顔、顧客情報などが映り込んでいないか注意しましょう。
後から社内資料に利用する場合も、モザイクや加工が必要になるケースがあります。
③不要なスクショはすぐに削除する
ミーティング後にスクリーンショットが不要になったら、速やかに削除しましょう。
「念のため」と思って保存しておくことが、情報漏洩のリスクにつながることもあります。
画面共有中にやってはいけない操作とは?
Zoomでは、発言者やホストが「画面共有」機能を使ってスライドや資料を表示する場面がよくあります。
このとき、スクショや録画を無断で行うのは非常にデリケートな問題です。
また、画面共有中に次のような行動を取ると、参加者からの信頼を損ねることもあるため注意が必要です。
- 無言でスクリーンショットを撮る(相手に不安を与える)
- チャットで「今の資料ください」といった圧をかける
- 他アプリを開いている様子が相手に映る(画面切り替えが表示されてしまう)
資料が必要な場合は、Zoom会議後にあらためてメールやSlackなどで共有依頼をするのがスマートです。
Zoomで録画している場合はスクショより記録に優れる?
Zoomでは、ホストの許可があればミーティング全体を録画することができます。
この録画データは、クラウドまたはローカルに保存でき、後から確認するのに便利です。
スクショは静止画として瞬間を残せますが、文脈や会話の流れはわかりません。
一方、録画なら発言のトーンや前後の流れも含めて確認できるため、議事録作成やレビュー目的では録画のほうが適しています。
ただし、録画中はZoomの画面に「●録画中」と表示されるため、参加者全員に録画の事実が伝わります。
秘密裏の録画やスクショは信頼関係を壊す可能性があるため、マナーと倫理観をもって使いましょう。
スクショによる情報漏洩を防ぐために
スクリーンショットがバレないとはいえ、その画像が外部に流出すれば重大なリスクになります。
Zoom会議でのスクショによる情報漏洩を防ぐには、以下のような社内ルールや教育が効果的です。
- 社内ガイドラインで「スクショは許可制」と明文化
- リスクが高い会議は「録画禁止・資料持ち出し禁止」とする
- Zoom以外の画面録画ソフトやショートカットキーの使用制限
個人レベルでは、「不要なキャプチャはすぐ削除」「画像フォルダにパスワードロックをかける」などの工夫も有効です。
Zoomではスクリーンショットを撮ってもバレることはありません。
しかし、それをどう扱うかには注意が必要です。
ビジネスの場では、たとえ便利でも「信頼を損なわない行動」が基本になります。
スクショを撮る際は、マナー・許可・安全管理の3点を心がけましょう。
Zoomの文字起こし機能とは?日本語対応や設定方法を解説
Zoom会議中の発言内容を、リアルタイムで文字にして表示してくれる文字起こし機能。
議事録の補助や聞き漏れ防止に役立つ便利な機能ですが、「どうやって設定するの?」「日本語には対応してる?」「無料プランでも使える?」など、使い方に不安を感じる方も多いのではないでしょうか。
この章では、Zoomの文字起こし機能について、基本概要から設定方法、日本語対応の現状、無料・有料プランの違いまで詳しく解説します。
2025年時点の最新情報をもとに、初心者でも迷わず使えるように丁寧にご紹介します。
Zoomの文字起こし機能とは?どんな場面で使える?
Zoomの文字起こし機能は、会議中の音声をリアルタイムで自動認識し、テキストで表示する機能です。
英語では「Live Transcription」や「Captions」と呼ばれ、特に以下のような場面で活用されています。
- 議事録作成の補助(あとで文字列をコピーして記録)
- 聴覚障害者・耳の不自由な参加者への配慮
- 英語会議での理解補助(字幕を見ながら発言を追える)
Zoomでは、AI Companionの進化に伴い、文字起こしと同時に要約やアクション項目の抽出もできる機能が一部プランに搭載されています。
ただし、基本的な「字幕表示機能(キャプション)」であれば、無料プランでも一部利用可能です。
英語の会議で自動字幕を出すには?
英語で行われるZoomミーティングでは、比較的スムーズに自動字幕(Live Captions)を有効化できます。
【英語字幕の設定手順(PC)】
- Zoomにサインイン →「設定」→「ミーティング」タブ
- 「自動字幕(Auto Captions)」をオンにする
- ミーティング中に「CC(キャプション)」ボタンをクリックして表示
補足:AI Companionによるリアルタイム文字起こしや会議要約は、Zoom Pro以上の有料プランで利用可能です。
英語の精度は非常に高く、アクセントの違いにも柔軟に対応できるよう改良されています。
日本語の文字起こしには制限がある?
2025年時点では、Zoomの自動字幕機能は英語・スペイン語・フランス語・ドイツ語などには対応している一方、日本語は「一部条件付きのベータ対応」となっています。
特に、以下の制約がある点には注意が必要です。
- 無料プランでは日本語のリアルタイム字幕は非対応(オンにしても表示されない)
- Zoom Pro以上でも、日本語は「ライブ字幕」機能で手動有効化が必要
- 文字起こし結果の品質は話し方やマイク性能に大きく依存
つまり、日本語の字幕を利用したい場合は、Zoom Pro以上の有料プランに加入したうえで、設定と発話環境を整える必要があります。
会議録として保存するには、クラウド録画機能と組み合わせて、後から文字データを抽出する方法が現実的です。
無料プランで文字起こしを活用する方法は?
無料プランでは日本語のリアルタイム字幕こそ難しいものの、英語での会議なら字幕表示が可能です。
さらに、無料プランでも以下の方法で文字起こしを代替できます。
- 会議の録音を保存 → 後でAIツールで文字起こし(例:Whisper、Nottaなど)
- 参加者が手動でメモを取り、チャットで共有
- 画面共有中にGoogleドキュメントの音声入力機能を使う(PC限定)
Zoom自体にこだわらず、他のAI音声認識ツールと併用することで、実質的な文字起こしは無料でも可能です。
AI Companionとの連携でできること
ZoomのAI Companion機能を活用すれば、次のような高機能な自動処理が可能になります。
- 会議のリアルタイム要約生成
- アクションアイテム(ToDo)抽出
- 会議後のハイライト自動メール送信
これらはZoom Pro以上のアカウントで順次開放されており、利用するには管理者側の有効化が必要なケースもあります。
日本語の処理精度は英語よりも劣る傾向がありますが、今後のアップデートで精度向上が期待されています。
Zoomの文字起こし機能は、使い方次第で業務効率を大きく向上させてくれます。
自社の利用目的やプランに応じて、どこまで自動化するかを検討するとよいでしょう。
まとめ
本記事では、Zoom初心者が抱えやすい操作の疑問に対して、名前変更・カメラオフ設定・音声出力トラブル・スクショのマナー・文字起こし機能など、6つのテーマにわけて丁寧に解説しました。
Zoomは直感的に使いやすい反面、細かい設定やトラブル対応は慣れが必要です。
それぞれの機能を正しく理解しておくことで、より快適でトラブルの少ないZoom会議が実現できます。
今回ご紹介した内容を参考に、安心してオンラインミーティングに参加してみてください。

