カナリア諸島への日本からの行き方 気候や言語、料理について 一番人気のテネリフェ島もご紹介

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カナリア諸島はヨーロッパのハワイともいわれ、年間1500万人もの観光客が訪れる大人気のリゾートアイランドです。カナリア諸島への行き方や気候、料理、そして一番人気のテネリフェ島についてご紹介します。

カナリア諸島とは

カナリア諸島は、アフリカ大陸の北西に浮かぶ島々で、「グラン・カナリア島」「テネリフェ島」「ランサローテ島」「フエルテベントゥーラ島」「ラ・パルマ島」「ラ・ゴメラ島」「エル・イエロ島」「ラ・グラシオーサ島」の8つの島からなりたっています。

カナリア諸島はスペインに属していますが、スペイン本土からは1,100kmも離れています。

カナリア諸島は海底火山の噴火によりできた火山島で、2500万年前頃に誕生したといわれています。

「カナリア」という名前は、その昔多くの犬が居たことからラテン語で犬を意味する「CANIS」が語源といわれています。ちなみに鳥のカナリアは、カナリア諸島が発祥の鳥です。

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カナリア諸島の気候など

カナリア諸島の言語は、本土と同じスペイン語です。リゾート地域、ホテル等以外では、英語はあまり通じません。

スペイン本土だけでなく、ドイツやイギリス、北欧などからも観光客が詰めかける人気のリゾートスポットです。人口約220万人に対し、毎年1500万人以上の観光客が訪れます。

カナリア諸島は「常春の島」とも呼ばれ、年間平均気温が21℃と温暖で過ごしやすく、冬でも半袖で過ごせるほど温暖な気候をしています。

そのため、マリンスポーツやスカイスポーツ、トレッキングなど、季節を選ばずに大自然を満喫できるスポーツが楽しめます。

カナリア諸島への行き方

日本からカナリア諸島への行き方ですが、残念ながら成田空港からの直行便はありません。

そのため、イベリア航空でスペインの首都マドリードへ行き、そこからカナリア諸島の玄関口であるテネリフェ島へ行くのが最も簡単なアクセス方法となります。このルートだと、日本からカナリア諸島まで約19時間半で行くことができます。

他に、エールフランス航空でパリ-マドリードを経由する行き方や、日本航空でモスクワ-マドリードを経由する行き方もありますが、このルートだとどちらも30時間以上掛かります。

カナリア諸島の玄関口であるテネリフェ島から他の島々への交通手段は、フェリーを使うのが一般的です。島から島へはあまり時間もかからないため、日帰り旅行も楽しめます。

また、ラ・グラシオーサ島以外の島には、空港が整備されています。ヨーロッパ各都市から、直行便によるアクセスも可能となっています。

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カナリア諸島一番人気のテネリフェ島

どの島に行ったらいいのかは、目的や見たい景色などによって異なるでしょう。

カナリア諸島の中でも一番人気なのは、テネリフェ島です。テネリフェ島はカナリア諸島最大の島で、東京都とほぼ同じ面積があり、人口も最も多いです。

テネリフェ島にはスペインで最高峰のテイデ火山を擁する国立公園があり、トレイルを楽しむウォーカーが多く訪れます。

またテネリフェ島には、家族で楽しめるテーマパークや若者に人気のクラブなども揃っています。そのため、あらゆるタイプの旅行者に人気がある島です。

宿泊施設も最も多く、特に南海岸沿いの宿泊エリアが人気です。予算や目的に合わせた幅広いジャンルの宿があるので、自分の好みに合ったプランを立てやすいでしょう。

カナリア諸島の料理

では、少しカナリア諸島の、代表的な料理についてご紹介したいと思います。

モホ

カナリアのソースと言ったらこれ!というくらい、カナリアではなくてはならないソースが「モホ」という赤と緑の薬味ソースです。

赤いソースは、にんにくとクミンシード、唐辛子を混ぜてつぶし、パプリカと酢、オリーブオイルを加えた物です。緑のソースは、パクチーかイタリアンパセリをニンニク・クミンシードとともにつぶしたソースで、さまざまな料理にかけて楽しみます。

ゴフィオ

ゴフィオはカナリアの先住民が主食としていたもので、煎ったとうもろこしや小麦を粉にした物をスープで練ってペーストにしたものです。ゴフィオはお菓子やデザートにも使われます。

カナリアワイン

特殊な栽培方法で育てられた甘いブドウを使用して、各島ではワインが作られています。

特にランサローテ島産の白ワインは非常に人気で、日本人にも多くのファンにより好まれています。

まとめ

カナリア諸島は、大西洋のモロッコ沖に位置するスペイン領の島々で、全部で8つの島からできています。

一年中暖かい気候に恵まれた土地では、時期を選ばずに大自然を満喫でき、ヨーロッパエリアで人気のリゾートアイランドです。

日本からカナリア諸島へ行くには、成田からの直行便がないので、マドリードを経由して行く方法が主流な行き方です。

ヨーロッパのハワイとも言われる楽園の島カナリア諸島、是非一度訪れてみたいですね。

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