食事の場やおやつタイムに「一口ちょうだい」と言われら?アンケート結果を紐解く!
興味深いアンケートが、Yahoo!JAPANユーザーを対象に実施されていました。
しかもバレンタインデーの前日である2月13日です。
そのアンケートとは、
「食事の席で『一口ちょうだい』と言われたとき、どう感じますか?」
といった内容で、意識調査のひとつと言えます。
率直にどう感じるか、相手次第で対応が変わりやすいのではないかと予想されますが、果たして結果は?
そこで今回は、この「一口ちょうだい」という、微妙な要求についてアンケート結果も参照しながら私見を書いてみます。
もくじ
相手による
アンケートでは、この「相手による」という回答が、72.2%になっています。
続いて「構わない」が15%、「嫌だと思う」が12.8%となっていて、そりゃそうだというのが第一印象です。
もっと否定的な回答が多いと予測したのですが、許容力がハンパないですね。
個人的には、「一口いる?」とオススメすることは抵抗ありませんが、「一口ちょうだい」となると家族でも言われたくありません。
なぜならば、子どものころに父親から毎晩のように言われ続け、半ばトラウマではありませんが、卑しい人間だとの見方をするようになったからです。
わざわざ子どもの食事を取り上げるとは・・・。
この「相手による」というのは、アンケートにおいては、どの間柄までが許容されるのかを見てみます。
許容される相手とは
誰からであれば「一口ちょうだい」と言われたときに、要望に応えようとするのか、以下のようになっています。
- 配偶者・パートナー:80.8%
- 子ども:64.8%
- 親・保護者:56.5%
- きょうだい:44.3%
- 友人:43.4%
これが上位5つの項目です。
ほぼ親族ですね。
ここでも、そりゃそうだよなというのが、大方の感想ではないでしょうか。
許容されにくい相手とは
では逆に、あまり要望には応えたくない相手とは、との属性なのか?
非常に興味ありますよね。
ベスト3、いやワースト3は、
- 職場の同僚:14.9%
- 職場の後輩:11.0%
- 職場の上司:9.6%
とやはり職場がらみ。
こちらも想像通りと言えます。
職場の人間関係ですから、公私のメリハリがついて当たり前です。
言われたくないとき
筆者のように「一口ちょうだい」が、コミュニケーションのきっかけとは感じず、単に卑しい人間の特徴と考えてしまうことは別格として、言われたくない層は存在すると考えます。
親しさ、食への価値観、マナーや衛生観念などの理由で、言われたくないこともあるはずです。
予防するには、どうすればよいのか?
- 同じ食べ物を選んでおく
- 自分のものは全部食べたい人間だと宣言する
といったことが効果的です。
会食の際は、自分が注文した分や小皿に盛り付けた料理は、自分で楽しんで食べたい系だと、あらかじめ宣言して周りに周知させることで、言えないようにします。
もしくは、食べることが楽しみで「一口ちょうだい」と言われると、ちょっとテンション下がります、という言い方もあり。
つまり食への価値観を伝えると、相手も簡単には言い出せません。
ネガティブ感情
多くの人は、そこまで拒否することでもないと考えるかもしれませんが、中には否定的な印象を持つ人もいます。
- 断りにくいことを言う人だと思う:12.5%
- 行儀やマナーが悪いと思う:11.2%
- 衛生観念が薄いと感じる:10.4%
- デリカシーがないと思う:10.2%
各項目は1割程度ですが、何がスイッチになるかわからないとも言えます。
ちなみに「卑しい人だと感じる」は8.6%でした。
価値観やマナーといった、正解が難しい部分に左右されるところだからこそ、「それ、どこで食べられる?」「次はそれにしよう!」という発言の方が無難ではないでしょうか。
余談ですが、バイキングのレストランで、小学生が、
「取られないようにツバ付けておこう」
と、スプーンを舐め回しながら、家族とともに食べていた光景を見たことがあります。
小学生ならではの発想と、その威嚇っぷりに、つい、下を向いて笑ったのは言うまでもありません。
必死だったんでしょうね。
まとめ
「食事の場やおやつタイムに「一口ちょうだい」と言われら?アンケート結果を紐解く!」というタイトルで、意識調査について書いてみました。
たかが「一口ちょうだい」という言葉ですが、家族や特に親しい間柄以外の場では、やはりふさわしい言葉ではない気がします。
アンケート結果を見て、強く思いましたが、どのように感じられたでしょうか。
参照
「一口ちょうだい」どう思う? 2000人に意識調査 角を立てずに避けるテクとは | Hint-Pot