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バレンタインチョコの闇!職場での義理チョコばらまきは迷惑でいらない不要派拡大

かつて筆者が新卒で入社した会社では、バレンタインデーになると女性社員がチョコを配布(ばらまき)していました。

筆者は生意気にも「いらないです、不要です。」と拒否したものですから、当時は物議を醸してしまい、今思えばちょっと早すぎました時代的に。

単純に「義理」というか、くだらない社内文化、慣習的行事に見えて、付き合ってられなかったのです。

ただでさえ、子どもじみた行事をわざわざ実行し、ムダということにも気づかず、それでいて「なあなあ」に済ませていた社風だったので、よくぞ14年も在籍したと少し後悔しているほど。

ということで、バレンタインチョコについては、義理チョコ不要論です。

女性は友人や自分用に購入して楽しんで欲しい!

義理チョコ迷惑派は約7割

現実問題として、女性も男性も義理チョコというモノに対して、いろいろと思うことはある気がします。

しかし読売新聞の記事を参照すると、男性に義理チョコなどをもらいたいかという問いに対して、

  • 全く欲しいと思わない:41.0%
  • 欲しいと思わない:22.2%
  • どちらかといえば欲しいと思わない:9.3%

という結果を伝えています。

この結果は、明らかに義理チョコが衰退している、意味をなさないことを物語っているような印象です。

女性の立場からすると、例えば、気色の悪いオッサン管理職に、年一とはいえ、自腹を切ってプレゼントなんて、質の悪い文化でしかないのは想像に難くありません。

仮に受け取った、そのオッサン管理職は、どんな気持ちなのか?

自腹を切る心配や自ら「虚礼廃止」を打ち出したりはしないのでしょうか?

もっとも会社全体が、この気色の悪い義理チョコ行事を楽しみにしているのならば、その会社、未来はないもしれません。

インターネットアンケートの良いところは、こうした心の奥底が結果に反映しやすいという点です。

今もバレンタインデーに義理チョコを配布する文化がある法人は、リクルーティングにも影響するんじゃないですかね。

男性は困惑迷惑

約7割以上が義理チョコを不要である、いらないと意思表示している理由は知りたいところですよね。

  • 相手にお金をかけさせてしまうから:60.2%
  • お返しにもお金がかかるから:56.7%

想像通りの結果です。

要するに、申し訳ないというか、変に気とお金を使わせて気まずいんですよ・・・。

返報性の法則が働いて、お返しを考えますから、やはり相応の対価を払って準備する手間暇も負担に感じていることが伺えます。

まあ、儀礼的なものをプンプン漂わせている感じで渡されても、ちっともうれしくないですし。

もう、このアンケートで少なくとも職場での義理チョコ文化は破綻していることは明白。

すぐさま、バレンタインデーの義理チョコ配布は、どの事業所でも廃止できるはずなんです。

義理チョコ渡したくない渡さない女性増

いい傾向だと個人的には思います。

先のアンケートでは、義理チョコを渡さないと回答した女性は89.3%となっており、その理由は、

  • お金がかかるから:35.3%
  • 準備が面倒・時間がないから:35.1%
  • 特にバレンタインを気にしていないから:33.3%

と、もはやバレンタインデーそのものに興味関心を示していないかのような結果も出ています。

チョコレートは好きですが、義理チョコという方向性は、もうダメでしょうね、マーケティングの観点からしても。

昭和のバレンタインデー

筆者が子どもや学生の頃のバレンタインデーは、意中の男性に女性が告白するという絶好の機会でした。

マジで好きな人にあげるチョコは「本命チョコ」とか表現していまして、日本全国の男性は、2月14日という運命の日をソワソワして過ごすことになります。

大半以上の男性は、何も起こらないにも関わらず、勝手に、可能性を感じてソワソワするという、実にダサい醜態をさらす日でもあります。

小中高校生は放課後が勝負の時間。

体育館の裏での告白なんて定番中の定番です。

筆者は、そのような甘酸っぱい青春を過ごしませんでしたが、だからと言って本命チョコをもらえなくても落ち込んだりはしていません。

どうでも良かったんでしょうね・・・。

ホワイトデーの意義

ここまでバレンタインデーが文化的な意味合いが昔と比較して様変わりしたら、ホワイトデーの存在意義すら疑問です。

ホワイトデーは男性から女性に、という逆パターンなわけですが、義理チョコばらまきが全盛の頃は、単なるお返しの日なのですよ。

筆者は、これが面倒で理解できなかったので、義理チョコはもらわない宣言をしたわけです。

ですからホワイトデーも完全に無視で、お返しなんてしなくてよかったですから、ものすごく気楽でした。

既婚者の場合は、小遣い少ないのに出費が痛いと嘆きの声が上がる始末。

やはり年賀状しかりお歳暮やお中元も同様で、これらが減ってきているのは、本音では「面倒臭い行事」というのが共通認識なんですよ。

やりたい人だけがやればいいじゃないですか、見返りとか期待せずに。

まとめ

「バレンタインチョコの闇!職場での義理チョコばらまきは迷惑でいらない不要派拡大」というテーマで、バレンタインデーの終焉を年々感じているため、それについて書きました。

義理チョコの受け渡しで、何か良いことありました?

参照

バレンタインの義理チョコほど迷惑なものはない?復活の兆しがある職場の義理チョコに賛否や驚きの声 : 読売新聞

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