ヤマト運輸を語る詐欺メール(フィッシングメール)が届いたので晒して被害を予防してみる!
詐欺メール、あるいはフィッシングメールと言われる、ともかく騙してカネを巻き上げようとする類のものは、気を付けたところで届いてしまいます。
届いても迷惑メールフィルターに引っかかれば問題は無いのですが、うっかり受信トレイに放り込まれて開封しちゃった経験もある人は少なくはないと思います。
文面を見ると怪しいの明らかなんですが、なんでしょうね、ちょっとリスキーな文章だと信じ込んでしまうんでしょうかね?
ともかく筆者の元にもヤマト運輸を語る詐欺メールが届きましたので、晒して被害の拡大を防ぎたいと思います。
ニセのヤマト運輸からのメール、増えているそうな(汗)
もくじ
ヤマト運輸を語る詐欺メール概要
筆者の場合は迷惑メールフィルターのお蔭で、すでに弾かれていました。
Outlookメールは優秀ですよ。
ちなみにタイトルは「【ヤマト運輸】お届け先の住所が正しくなくて、お届けできません。すぐに対応してくださ」です。
「ください」ではなく「くださ」になってるところが面白いですよね。
送信元としては「ヤマト運輸<info@kuronekoyamato.co.jp>」と表示されていますが、完全に偽装ですので信じ込まないでください。
それでは全文を公開します。
張り切ってどうぞ!
ニセのヤマト運輸メールの全文
【ヤマト運輸】サービスをご利用頂き、誠にありがとうございました。
シンガボールからの国際郵便物が配送されますが、宛先と電話番号に誤りがありましたため、配送できないことになっています。
下記通り、配送情報をご補充ください、1~2営業日以内に改めて配送を手配いたします。==>クリックしてから配送情報をご補充ください
*また、100円の再配送料がかかります。
ご迷惑をおかけして申し訳ございません。ご了承のほど、よろしくお願い申し上げます。
*注意:48時間以内にご返信のない場合、差出人に返送されることになります。
*このメールアドレスは送信専用になっております。本メールに返信いただきましても、お答えする事は出来ませんのでご了承願います。
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【upsワールドワイド・エクスプレス・セイバー(WWX)について】
ユーピーエス・ジャパン株式会社:0120-74-2877
(受付時間:9時~18時30分、土日祝日除く)【国際宅急便について】
国際宅急便サービスセンター:0120-5931-69
(受付時間:9時~18時、年中無休)────────────────────────────────────────────────
配信元:ヤマト運輸株式会社
Copyrightc YAMATO HOLDINGS CO., LTD. All rights reserved.
ヤマト運輸公式も注意喚起
ホンモノであるヤマト運輸も詐欺メールの件は認識済みのようで、公式サイトで注意喚起がなされています。
さらに、迷惑メールの文面例を取り上げて、自ら「不審な部分」について解説しているところに、どこか怒りと言いますか毅然とした姿勢が伺えて良いです。
参照:ヤマト運輸の名前を装った「迷惑メール・電話」が多発しています。「なりすましサイト」への誘導に十分ご注意ください(2023年2月6日 更新) | ヤマトホールディングス株式会社
ぜひ、熟読して被害に遭わないよう、お努めください。
詐欺メールには必ずアラがある
詐欺メールに関しては、必ず文面にアラがあります。
つまり日本語が不自然な部分があるわけです。
例えば全文を晒したメールでも、
シンガポール → シンガボール
というように誤字があり、細かく見ればボロがでています。
日本語はそれほど難しいのでしょうね・・・。
しかも全体的に文章に丁寧さがありません。
まとめ
「ヤマト運輸を語る詐欺メール(フィッシングメール)が届いたので晒して被害を予防してみる!」というテーマで、迷惑メールの実態について書きました。
あくまでも一例ではありますが、似たような文面が届く可能性を考えて、公開することにしました。
まさか、こういう迷惑メールを晒すことで、
- 著作権の侵害だ!
- 二次利用はダメだ!
- 晒すなんてあり得ない!
なんて、憤る人っています?
無知な人間ほど瞬間湯沸かし器になって、他人に攻撃してくるでしょ?
(瞬間湯沸かし器が揶揄ということも理解できないかもですが・・・。)
そんなのに絡まれたら面倒臭い、イヤな感じになりますからね。