本日2月29日うるう年が誕生日の人は来年はいつ祝ってもらえる?などのトリビアをかき集めた
2月29日って、どこかありがたいような、久しぶりなような、まさに不思議な感覚です。
本日が誕生日の人は、かなり貴重な日となるでしょうから、祝う人も含めて、いつも以上に楽しんで欲しいものです。
ただし、4年に1回しか年を取らないからいいねとか、くだらないからかいにウンザリする部分もあるかと思います。
ほぼ100%近い確率で言われるのではないかと推測しています。
このうるう年ですが、実はあまり深く調べたことはありません。
よい機会ですから、トリビア的なものも含めて、うるう年に関する情報をかき集めてみました。
真偽までは確認できていませんが、会話のネタとしてご覧ください。
もくじ
歴史
古代ローマ暦では、そもそも1年が10ヶ月で304日での運用で、それが紀元前46年、ユリウス暦が初めて導入されました。
ローマ皇帝ユリウス・カエサルの名前が由来ですが、そのユリウス暦では、1年が365日と6時間とされます。
ところが16世紀、より精度の高いグレゴリオ暦を導入し、400年周期でうるう年とするルールを制定し、地球の公転周期との誤差を修正することになります。
なぜ2月なのかと言えば、古代ローマ暦では3月始まりの2月終わり、そこにうるう年を付け加えた説が最有力です。
ちなみに古代ローマでは、2月29日は不吉な日と考えられていたとか。
さらに日本では、明治6年(1873年)からグレゴリオ暦を使用しています。
統計と確率
4年に1度という理由は、地球の公転周期が約365.2422日であり、4年に1日追加することで季節と暦のずれを調整するためです。
そこで改めて、うるう年の定義をお伝えすると、
- 西暦が4で割り切れる年
- ただし100で割り切れても400で割り切れない年は平年扱い
となります。
具体例として、今年2024年は確実に4で割り切れますから、うるう年なわけです。
では、遠い未来ですが、2100年は?
これは100では割り切れますが、400で割り切れないため、うるう年とはなりません。
ちなみにパリ五輪、ロサンゼルス五輪は、うるう年開催です。
そんなうるう年である29日が誕生日の確率は、約1461人に1人で、世界で約500万人程度しかいません。
迷信や雑学
うるう年に動物園で生まれた動物は、2月28日または3月1日の誕生日とされる場合が多いです。
うらやましい話しですが、スコットランドでは、うるう年生まれの女性は1年に1回だけ、年齢を1歳若くする権利があるという法律があるそうですが・・・。
よくある迷信として、うるう年は災いが多い、縁起が悪いなどというものがありますが、確かに能登半島地震が発生しています。
偶然であって欲しいですけどね。
さらに出生率や死亡率がわずかに高くなるという統計もあるとか。
うるう年生まれの有名人
ざっと書き並べてみます。
音楽
- ジョルジュ・ビゼー(フランスの作曲家)
- ホセ・カレーラス(スペインのテノール歌手)
- 吉岡聖恵(いきものがかりのボーカル)
俳優・女優
- グレゴリー・ペック(アメリカの俳優)
- ディーン・ストックウェル(アメリカの俳優)
- 飯島直子(日本の女優)
スポーツ選手
- ゲーリー・ペイトン(アメリカの元バスケットボール選手)
- トニー・ロモ(アメリカの元アメリカンフットボール選手)
- ティム・ハワード(アメリカの元サッカー選手)
その他
- ピサの斜塔(イタリアの建築物)
- 国際うるう年協会
まとめ
「本日2月29日うるう年が誕生日の人は来年はいつ祝ってもらえる?などのトリビアをかき集めた」というタイトルで、うるう年について書きました。
誕生日の人は、4年に1度のハレの日ですから、盛大に祝ってもらいたいのでは。
とは言え、現実的には大抵の人は「あ、うるう年か・・・」で終わりがちですよね。
単なる月末と考えるビジネスワーカーも多いかも。