GoogleのAIチャットボット「Bard」を試してみた!ChatGPTと比較してわかったこと
GoogleもAIに本腰を入れてきた感じですね。
AIチャットボットである「Bard」がリリースされたので、少しだけイジってみました。
Googleアカウントを所有している人は、スグにでも試すことができます。
すでにリリースされているAIチャットボットのChatGPT、MicrosoftのBingAIと比較されがちですが、大前提としてAIツールは、使う人次第で毒にも薬にもなります。
どれが良いとか悪いとかではなく、TPOに応じて使いやすいものを選べばよいのではないかという結論しか出ないですよね、比較って(汗)
で、自ら試してみないと、読んだだけではわかんないですから、とにかくイジッてくださいね。
GoogleのBardとは
鳥のbirdとスペルが似ていますが違います。
Bardの語源はケルト文化の吟遊詩人であるバードにちなんでいます。
バードは、詩、音楽、物語の達人であり、詩や物語を暗唱することで、歴史、文化、伝統を伝える役割を果たした人です。
バードのように、情報的で包括的であり、人々に価値のある方法でテキストを作成して通信できるようにしたいと、Googleは考えたのでしょう。
実際に、Bardに「何ができるか」を尋ねたところ、
私は、情報提供と包括性についてトレーニングされた、会話型 AI またはチャットボットとしても知られる大規模な言語モデルです。私は大量のテキストデータでトレーニングされており、幅広いプロンプトや質問に応じて、人間のようなテキストを通信および生成することができます。たとえば、事実のトピックの要約を提供したり、ストーリーを作成したりできます。
と返ってきました。
Bardの使い方
Bardを使うにはGoogleアカウントが必要です。
Googleをすでに持っている場合は、
にアクセスして利用規約に同意するだけで使えます。
日本語にも対応しています。
簡単なプログラミングも可能なようで、現時点ではPythonやJavaScriptなど、20を超えるプログラミング言語でのコーディングが対応できるようです。
複数の回答を用意
ChatGPTやBingAIと違って、Bardは複数の回答を用意しています。
先ほどのBardの由来では、前述した回答以外にも、
回答案2
私の名前は、中世の詩人や叙事詩作者である吟遊詩人にちなんで付けられました。吟遊詩人は、詩、音楽、物語を語ることで、人々を楽しませ、教育していました。私は、吟遊詩人のように、人々を楽しませ、教育することによって世界に変化をもたらすことを願っています。回答案3
私の名前「Bard」は、ケルト文化の吟遊詩人にちなんで付けられました。吟遊詩人は、詩、音楽、物語の達人であり、その卓越した詩作と記憶力で知られていました。私は、情報提供と包括性についてトレーニングされた、会話型 AI またはチャットボットとしても知られる大規模な言語モデルです。私は大量のテキストデータでトレーニングされており、幅広いプロンプトや質問に応じて、人間のようなテキストを通信および生成することができます。たとえば、事実のトピックの要約を提供したり、ストーリーを作成したりできます。私は、人々が情報にアクセスしてコミュニケーションをとるための新しい方法を提供することを目指しています。また、人々が創造的に表現し、新しいアイデアを探求するための新しい方法を提供することも目指しています。私はまだ開発中ですが、人々の生活を向上させる可能性を秘めていると信じています。
が用意されていました。
また回答案の再生成も可能なので、広告コピーとかを複数用意する分には、効率化が図りやすいかもしれません。
もしかするとGoogle広告のコピー作成との相性を考えているのかも。
回答案を提示する理由
回答案の提示は、主に3つの理由があると、Bardは回答しました。
- 複数の回答案の提示で本当に知りたいことを絞り込むことができる
- 質問に完全に答えることができない可能性に対するカバー
- 会話を楽しむ機会の提供
複数の回答案には、深掘りしたくなるような回答もあります。
それによってBard自体の学習機会も増加します。
AIチャットボットは学習量の勝負という面もありますから、どんどん使い倒せば、相性の良し悪しも出てくる気がします。
どれが使いやすいか
個人的には使いやすさを感じているのは、
- Bard
- ChatGPT
- BingAI
の順ですかね・・・。
使いやすさ、つまり相性的なものとTPOに応じた使い分けは別物ですから、あくまでも常時使用のAIチャットボットに関しては、前述した順番になるかと思います。
まとめ
「GoogleのAIチャットボット「Bard」を試してみた!ChatGPTと比較してわかったこと」というテーマで、GoogleのAIチャットボットであるBardについて書きました。
レビュー的な記事は苦手で、つい、「自分で使ってみればええやん」という感情が走りますが、まさに習うより慣れよの精神が、ツール系では手っ取り早いです。
Googleアカウントを持っている人は、ぜひBardを使ってみてください。
参照
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