節約するには 最初に倹約するもの・最も効率よく節約できるもの・削ってはいけないもの

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押し寄せる物価高に、あちこちから悲鳴が上がっています。今の生活の中で節約するには、どういったところから手を付ければ良いのでしょうか。最初に倹約すると良いもの、最も効率よく節約できるもの、そして削ってはいけないものについて、お伝えします。

物価高騰でみんな節約に必死!

原料が高騰し、あらゆる物の値段が上昇する中、みんな節約に必死です。

少しでも安い物を探して買い、光熱費などもなるべく使わないように、無駄をなくそうと努力を重ねていることでしょう。

そんななか、やはりインターネットでも、節約関連の検索は多いようで、いかに食費を倹約するか、その方法や倹約レシピなど倹約生活に関するティップスを探すキーワードが散見されます。

しかし、倹約は地味な努力がいる割に、あまり目に見えて成果が現れず、モヤモヤするもの。

物価上昇に伴い給料も上がれば良いのですが、税金の優遇措置もなければ給与アップも聞こえてきません。

もう私たちの生活はジリ貧になるばかり。雀の涙の貯金も、生活費のために切り崩し始めたら、それはもう破綻しているも同じです。

この状況をいかにして乗り切るか?

いま取るべき倹約法は何なのか?

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まず始めに倹約すべきもの

まず始めに倹約すべきものには、何があるでしょう。

まず始めに倹約すべきためにできることとと言ったら、

  • 食費を削る
  • 衝動買いをしない
  • 家計簿をつける

の3つが、手始めに行うべきところです。。

食費は少し見直すだけでも確実に倹約することができます。

実際に毎月、どれ位を食費に使っているか、あなたは理解していますか?

消費支出全体における食費の割合を「エンゲル係数」といいますが、自分の1ヶ月のエンゲル係数を把握していますか?

これを理解していないということは、真面目に家計簿をつけていない証拠です。

そして、家計簿をつけていないということは、きっと衝動買いもそれなりにしていることでしょう。

食費・衝動買い・家計簿の3つは密接につながっており、まずは家計簿をつけることで、衝動買いが減り、毎月の食費の予算を決定することで食費自体も減らすことができます。

これまで家計簿をつけていなかったあなたは、ある意味ラッキーです。

あなたの生活には倹約できる伸びしろが、とても大きことがこれで証明されました。

一番効率よく節約できるもの

一番効率よく節約できる方法は、実は先に上げた食費と衝動買いと家計簿によるものです。

これら3つをしっかり見直すだけで、実は年間に60万円くらい倹約できるそうです。

次に効率よく倹約できるものとして、

  • 交通費
  • 嗜好品
  • 水筒の持参
  • 格安SIM

の4つがおすすめです。

交通費は会社支給の場合はあまり関係ありませんが、派遣社員やアルバイトの場合は、交通費を自腹で払っているという人もいることでしょう。

そういった方は、もう一度、職場までのルートを見直し、少しでも安い方法はないか調べてみてください。

ルートだけでなく、定期や回数券を利用するだけでも、倹約は可能です。乗り降りのICカードとクレジットカードを連動させるだけで、換金できるポイントが貯まるサービスなども見逃せませんよ。

また、最寄り駅までバスを利用している人は、徒歩や自転車に変えてみる、1駅前で降りて歩けば交通費が倹約できるといった場合などについても考えてみてください。

これは倹約だけでなく、同時に健康的な習慣も手に入るのだと考えれば、やる意味が断然アップするはずです。

自家用車を所有している人は、思い切って手放してみることも考えてみるといいでしょう。月に2,3回程度しか乗らないというのであれば、格安レンタカーやカーシェアリングの使用に切り替えるだけで、年間30万円くらいの倹約ができるはずです。

タバコやお酒・コーヒー・ジュース・スイーツなどの嗜好品は、今一度、月にどれくらい使っているかをチェックくして、予算を決めることにしましょう。

嗜好品を全くなくしてしまうと、日常がつまらなくなってしまいます。少しの楽しみは残しておかないと、何事も頑張れませんからね。

その代わりと言ってはなんですが、水などは極力買わずに持参することをおすすめします。水筒に入れて持ち歩くのもいいですが、わざわざそのために水筒を買うようなら、飲み終えたペットボトルをきれいに洗って、それを再利用すれば良いのです。

スマホを格安SIMに乗り換えるのも、かなりの倹約に繋がります。ただしこれは電波状況もよく考えて乗り換えるようにしてください。ローカルなエリアだと、電波が届かない!なんてことにもなりかねませんので、そこは要チェックです。

これら4つを見直すことで、年間にして、およそ20万円ほどが倹約できますよ。

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さらに!これでもかの倹約方法

もっと倹約が必要という方は、

  • 自分で散髪する
  • 必要なものは全て中古を活用
  • 電気のアンペアを下げる

といったことにもトライしてみてください。

私の友人のなかには、髪型を坊主にすることにして、自分でカットするようになりました。これだけで、年間に2万円浮くそうです。なれると色々アレンジも効くそうですよ。

カラーリングをやめる、安い美容院へ変える、インターバルを長くするといったことでも、多少倹約できます。小さなことでも構いません。いきなりセルフカットはできなくとも、できるところから努力していきましょう。

また、洋服や家具などを、すべて中古でしか買わないという方法も、かなり倹約できます。必要な買い物も出てくるので、それを新品購入をやめて、良質な中古を探して格安購入するのです。2、3回使用しただけというものが、新品の半値で買えると思ったら、かなり倹約できますよ。賢い人は、この方法を積極的に利用しているようです。

私の知人の社長は、「家と車は中古でしか買わない」ということをモットーにしていると言っていました。

電気のアンペアを落とすことで、電気の基本料金を下げることができます。ただし、これは注意しないと、すぐにブレーカーが落ちてしまったりして、生活が不便になりかねません。特に夏場はエアコンを使用しますので、その点も考えて変更してください。

これら3点を見直すことで、年間にして5万円くらいの倹約ができるでしょう。

ここまで紹介したことをすべて行うことで、年間およそ100万円の倹約ができました。ここまで上手に倹約できたら、多少物価が上がってもなんとか乗り切れるはずです。

削ってはいけないものもある

倹約することはとても良いことですが、なかには削ってはいけないものもあることを覚えておいてください。

それは、

  • 交際費
  • 教育費
  • 健康維持費

の3つです。

もちろんそれぞれにかかる費用を見直すことは大切なことです。しかし、それぞれの予算をゼロにしてはいけません。

これら3つは、長い目で見たときに、あなた自身を成長させるのに役立つものです。

人と交際することで、友情や仕事が生まれたり、学ぶことでスキルが身につき、給与が上がったり、より条件の良い仕事に転職できたり、健康維持することで、仕事も続けられ、楽しく生きていけるわけです。

これら3つは、あなたにチャンスをもたらすためのものです。なので、いずれに対しても予算はゼロにすることなく、余地を残しておくことが大切です。

まとめ

それにしても、ここのところの物価の急騰は、生活にもろに影響を与えていますよね。

今後、給与も少しずつ上っていくとは思いますが、それでもこれまでのデフレ状態が終わるとなると、やはり今までのような金銭感覚ではいられないのではないかと思います。

倹約には限界がありますので、収入を増やすことも同時に考える必要があるでしょう。

ただ、自分だけが辛いと思わずに、そういう時代に入ったんだと受け入れながら、腐らずにやっていくしかありません。

そのためにも、今回紹介した倹約方法が少しでも役に立てば幸いです。

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