ウェブライターで稼ぐなら資格を取っていた方が有利?実務経験なしで稼ぐにはどうすれば?
副業で人気の職種であるウェブライティングは、非常にニーズが高いことが特徴です。
特に社会人男女にとって、自分の限られた時間を有効活用し、追加の収入源を得るための魅力的な選択肢となっています。
しかし、初めてウェブライティングの世界に足を踏み入れる際には、きっと多くの疑問が浮かんでいるものと推測しています。
具体的には、
- 関連する資格を取るべきか?
- 実務経験なしでも取り組めるか?
といったことは、特に知りたいのではないかと考えています。
そこで今回は、資格や実務経験の有無などに焦点を当てて、第一歩を踏み出すための情報をシェアします。
もくじ
ChatGPT生成の記事はNG
Amazon Kindleなどの電子書籍では、ChatGPTでのライティングで稼ぐ的な内容が増えています。
あれ、クライアント側からすると、何のメリットもありません。
プロの編集者だとスグに見抜きますし、何より、結局は人の手で修正、校正、校閲がなされる世界で、その工程に二度手間三度手間となるのです。
なぜならば、ChatGPTはウソを書くこともありますし、仮にURLを指定して記事を書かせたとしても、それ以上のオリジナリティやクオリティもないからです。
極論、キーワードのニーズなどマーケティングの概念が全くないので、集客を期待する記事の作成には、まるで方向性が異なります。
そもそも、なぜウェブで記事を公開するのか?
このような目的意識をChatGPTには持ち合わせてないですし、使用する側も記事の納品、しかも楽して書くことが考えないわけですから、使えない記事なのは当然です。
いくらプロンプトを研究したところで、「実際の場面を見ていない」「経験していない」ことは書けません。
また、例えば薬機法に抵触しないような内容が求められ場合は、ChatGPTではNGな文言などを判断・判定することは不可能です。
関連する資格を所有するウェブライターであれば、一定の信頼性を担保しているため、同じコストを掛けるならば、その人に依頼することになります。
ゆえにChatGPTを利用した記事は、コスパが相当悪いのが分かっているので、AI生成を禁止する案件が多いわけです。
資格の必要性
ウェブライターに資格は必要か?
ここでの資格とは、ウェブライターそのものを評価認定するものではなく、いわゆる宅建士やFP技能士などの公的資格、または民間資格を指します。
資格の必要性については、得意分野が何かに左右されます。
例えば、美容について記事を書くことが得意だとすると、特に資格は必要はありませんが、薬機法を学んだという証になるモノがあれば、一定の信頼性は得られます。
文中での表現については、薬機法に抵触しない書き方をしてくれるという期待感があるからです。
それだけでもクライアント側は、チェックの手間と労力が軽減されるため、採用に前向きになりやすいと言えます。
ただし、資格を持っていることと、記事のクオリティは別問題で、構成を任せたもののサッパリ使えないというケースもあります。
あくまでも、ライターとしての基礎知識やスキル、例えば、PREP法を理解しているとか、誤字・脱字や送り仮名のミスが無いなど、基本能力が備わっていることが大前提です。
実務経験の有無
実務経験があれば確かに優位性はあります。
多くの求人が集まる中にあっては、選考の段階で有利であることは間違いありませんが、これも「どのような実務を経験したか」によります。
経験年数も重要ですが、欲しい記事とどれだけ関連があるかが重要です。
例えば不動産関連の記事は、
- 不動産売却
- 不動産投資
- 不動産購入
- 不動産賃貸借
- リフォーム
と大きく分けても、対象が戸建てかマンションか、土地であれば宅地か農地か、さらには賃貸か売買か、もっと言えば個人向けなのか法人向けなのか、細分化されていきます。
ゆえに実務経験というだけでは、欲しい記事をマッチングするとは必ずしも言えません。
応募の際は「実務経験があります」というだけでなく、具体的で詳細な経験を伝える方が選考しやすいものです。
では実務経験が無い場合は、選考に漏れるのかということでもありません。
あきらかに実務経験がなければ書けないような記事は、実は、ほとんど存在しないのです。
調べれば何らかの答えは、リサーチ力があれば得られます。
つまりリサーチする能力を磨けば、実務経験に依存する必要はありません。
世の中の書籍を見れば、わかるではありませんか。
リサーチもネット検索は当然として、街に繰り出して取材することも立派なリサーチです。
まとめ
「ウェブライターで稼ぐなら資格を取っていた方が有利?実務経験なしで稼ぐにはどうすれば?」というテーマで、資格と実務経験のライティングに及ぼす影響について書きました。
ウェブライティングにおいて、資格と実務経験があれば、確かに強いです。
強いですが、求められる記事の作成スキルには直結しません。
なぜ記事をウェブ上で公開するのか?
これは集客やブランディングをはじめとした、マーケティングの一貫だからです。
このマーケティングに貢献するにはどうすればよいか、という目線で記事が書けないと、リピート発注や専属契約は到底無理です。