65歳以降も働き続ける?年金だけで生活している人の割合 月10万円稼げそうな仕事には何がある?

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65歳以降も働き続ける人が年々増加しています。これは年金だけでは生活ができないということなのでしょうか。年金収入だけで生活している人の割合はどれくらいなのでしょう。また身体が元気であれば、リタイア後も年金に加えて月10万円稼げれば、かなり余裕のある生活ができそうですが、そのようなシニアが月10万円稼げる仕事にはどういったものがあるでしょうか。

65歳以降も働き続けたい人が増えている

あなたは現在の定年年齢である65歳以降も働き続けたいですか?

2020年時点での65歳以上の就業率は25.1%でした。そしてその就業率は、9年連続で前年よりも増えています。

そんな65歳以上の人たちは、現在の生活に困っているかというアンケートに対しては、およそ35%の人たちが何かしらで困っており、残りの65%の人たちはあまり困っていないようです。

つまり、65歳以上の75%の人が働いておらず、それでも65%の人が生活にさほど困っていないということです。

だったら自分も65歳以降は働かず、ぼちぼちやっていけるんじゃないか?そんな気がしてきますよね。

しかし近頃は以前と比べて退職金も減りつつあり、そこに物価高も加わってきていますので、これまでの高齢者のような暮らしが、いまの現役世代の老後にも当てはまるのかと言ったら、なかなか難しいと言えそうです。

そんな先行きが見通せない世の中だけに、健康なうちは少しでも働いておこう、そう思う人が徐々に増えてきているのはあ意味で納得できることと言えるでしょう。

また、65歳以降はフルタイムで働かなくとも、少し経済的な余裕がほしいとか、人とのコミュニケーションがなくなるを避けるためなどといった理由から、働き続けたいという人も少なからずいるでしょう。

こう言っては何ですが、今の65歳は10年前、20年前の65歳と比べると、とても身体も気持ちも若い人が多いように思います。

なので、無理なく働ける65歳以上の人たちが、いま増え続けていると思います。

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年金だけで生活している人は多い?少ない?

物価が上がってくると、年金額だけで生活するのは不安に感じるという人も少なくないでしょう。

ちなみに、現在公的年金の収入のみで生活しているという高齢者は、50%弱程度だそうです。

この数字、どう思いますか?多いと思いますか、少ないと思いますか。

個人的には少ないなと感じています。リタイア後に働かなくて良いようにするためのシステムが年金制度ではなかったのか?と思ってしまいます。

そういう意味では、あまり未来を楽観視できません。

では、年金収入のみで困らずに生活している人以外の人は、どうやって暮らしているのでしょうか。

その他の人たちは、年金をもらいつつ働いていたり、年金と合わせて現役時代に貯めた貯蓄を少しずつ切り崩したりしながら、いまの生活をしているようです。

つまり、よほど現役時代に所得が多く、もらえる公的年金が多い場合でない限り、65歳以降に仕事もせず貯金もないというのでは、生活もままならないということですね。

年金プラス月10万円が理想的?

そこで今後、多くの65歳以上の人が取るべきスタイルは、年金プラス月10万円稼ぐといった形かと思います。

65歳以降もフルタイムで働くのは嫌だけど、月10万円くらい稼ぐのであれば、それほど負担にもならないかのではないでしょうか。

当然、現役時代よりも時給換算では1時間あたりの稼げる額は減るでしょう。それでも週5日・1日8時間労働よりは断然働く時間は少なくて済みます。

最低賃金も徐々に上がってきています。最も低い県でもいまでは時給900円近くまで上昇しています。

仮に時給1000円だとすると、月10万円稼ぐには100時間ですから、フルタイム(8時間労働)なら週3日程度で達成できそうです。

年齢の上昇に連れて労働時間を減らしていくとしても、1日4時間の週3日勤務で月5万円くらい稼げます。

人とのコミュニケーションを維持するという目的も兼ね、これくらいの仕事量であれば、身体が続く限り続けるのも悪くないのかなと思いますが、いかがでしょうか。

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シニアが月10万円以上稼げそうな仕事

では65歳以上のシニアが月10万円以上稼げそうな仕事には、いったいどういったものがあるのでしょうか。

定年退職後の仕事としてわりと多いのが、

  • ビルや公共施設などの清掃業務
  • 施設の警備
  • 交通誘導
  • マンションなどの管理人
  • タクシー運転手

こういった仕事は求人も見つけやすく、65歳以降も月10万円を稼げる仕事です。

もしくは、65歳以降も収入を得続けるために、現役時代から副業を始めておくのも良いかもしれません。

今は副業を認めている企業も以前と比べて大幅に増えていますから、現役の時から副業をはじめて、定年後の仕事にしたり、老後の貯蓄に回すのはとても有効な方法と考えます。

まとめ

近年、65歳以降も働く人が、少しずつ増え続けています。

現在の65歳は、まだまだ若いので、働けるうちは働きたいと考える人も少なくないようです。

また「人生100年時代」と言われるように、寿命も伸びてきています。

この先の人生もまだまだあると考えると、年金以外の収入を得て、少しでも貯金を増やしたいと考えるのも、当然かも知れません。

現在、年金の収入のみで生活する65歳以上は、およそ半分程度です。残りの人たちは、働いたり貯蓄を切り崩したりして生活しています。

近頃では長かったデフレの時代も終わり、物価も上昇しつつありますので、今後年金収入のみで生活するのは、これまで以上に難しくなることでしょう。

そんな時代には、年金プラス月5万~10万円を稼ぐというスタイルが良いのでなないでしょうか。

以前と比べると、シニアを採用する企業も増えていますし、シニアが月10万円以上稼げる仕事もどんどん増えてきています。

また、いま現役の人たちであれば、老後のための貯金をしたり、今から副業を始めることで、退職後の仕事につながるルートを確保しておくのも良いかもしれません。

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