デキる人になる方法 頭の善し悪しは関係ない キモは「やり抜く力」と「自分をコントロール」するコツ

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デキる人になるには、頭の善し悪しは関係なく、「やり抜く力」を持っているかどうかの差です。そして「やり抜く力」を得るには、「自分をコントロール」するコツを知っているかどうかが、重要なカギを握っています。また、やり抜くのに効率やモチベーションも関係ありません。今日からデキる人になるための方法を伝授しましょう。

デキる人とデキない人の違い

近年、「やり抜く力」という言葉が注目されています。

『グリット やり抜く力』という本も、ベストセラーになったりしていました。

結果にコミットして、最後まできちんとやり抜く人は、成果を積み上げていき、「デキる人」という評価を得るわけです。

当然、仕事でも勉強でもそうですが、自分で決めたことをやり抜くことができなければ、結果なんて出ませんよね。

つまり、デキる人とデキない人の違いは、この「やり抜く」ということが、「できる」のか「できない」のかの違いということになります。

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「やり抜く」ことができる人とは

では、「やり抜く」ことができる人は、どうして「やり抜く」ことができるのか、ということですが、これは「自分をコントロールする力」を持っているからということになるでしょう。

子供の頃は親の監視がキツいので、脱線しようとしても注意されたり叱られたりして、渋々やるべきことをこなしたりします。そうやって無理やり「やり抜く」ことをこなすので、デキる人と子供時代に呼ばれた人もいたことでしょう。

しかし、「子どもの頃は意外と勉強できたんだけど…」みたいなことを言う大人がいますが、今はデキない人であるならば、成長の過程で自ら「やり抜く力」すなわち「自分をコントロールする力」を身に着けられずにきたからでしょう。

今から「デキる人」にはもうなれないのか

ある程度成長して、大人になってしまったら、もうデキる人にはなれないのでしょうか。

そんなことはありません。これからでも、誰であっても「デキる人」にはなれます。

と言うのも、「やり抜く力」は頭の良さではないからです。

言わば「根気」のようなものですが、これも「自分をコントロールする力」を身につければ可能なわけです。

そして、「自分をコントロールする」には、「力」というよりも「コツ」を掴むことで、習得が可能です。

その前に、デキる人になるには、必ず「やり抜く力」を身につけることが重要であり、そのためには「自分をコントロールする」術を身につける必要があるということを、強く理解することが大切です。

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人間の意志は弱いものだということを肝に銘じる

そもそも「人間の意志は弱いもの」です。

これはあなただけが意志が弱いのではなく、誰もが意志は弱いのです。

だからこそ、弱い意志に流されないようにする「コツ」を知っておく必要があります。

例えば、友達が楽しそうに遊んでいる中で、独り集中して勉強をする事ができるでしょうか。

ダイエットをしようと思っているのに、美味しそうなスイーツが目の前に出されたら、食べるのを我慢できますか。

このように、人の意志は環境によって脆くも崩されてしまいがちです。

なので、「君子危うきに近寄らず」ではありませんが、わざわざ自分の意志が揺さぶられうような環境に身を置かず、なるべくそうした物事から意識的に離れるようにする必要があります。

その最たるものが、スマホやテレビ、漫画などです。

デキる人は、自分の意志が弱いことを知っていますから、そういった自分が引き寄せられてしまうものを意識的に遠ざけるようにします。

反対に自分の意志が弱いと自覚していない人は、「ちょっとだけなら大丈夫。すぐに時間が来たらやめるから」と、自分の意志の弱さを過小評価しています。

結局時間は誰しも平等に1日24時間しかないわけですから、やるべきことに取り掛かる時間が短い人ほど、成果には繋がりません。

頭の善し悪し以前の問題なのです。

デキる人がやっていること

デキる人がやっていることは、自分をコントロールするためのルールを作り、それを守っているということです。

例えば、

  • 興味をそそる物が多い家ではなく、図書館や自習室で勉強する
  • 今日の勉強ノルマをこなしてから遊ぶ
  • 勉強中はスマホの電源をオフにし、遠ざけておく

といった、自分が流されてしまわないためのルール作りが重要です。

そのうえで、

  • その場の気分に流されずに、やるべきことをやる
  • モチベーションが上がらなくても始める
  • 「はい、始めるよ!」と自分に声がけする

といったことで、とにかく「やるべきことをスタートする」ことに重きを置きます。

デキない人ほど理想論を語りがちで、「モチベーションが上がらない状態で勉強しても効率が悪いだけ」などといって、モチベーションが出てくるのを待っていたりしますが、実は人のモチベーションはそうそう勝手に上がってきません。

モチベーションは、物事をとりあえず始めると、徐々に上がってきたりするものなのです。

なので、モチベうんぬんは無視して、「とにかく始めることの重要性」を理解しておくことです。

これらも全て「自分をコントロールする」ためのコツにすぎません。

頭の善し悪しではなく、これらの仕組みを熟知して物事に取り組んでいるかどうか、ただそれだけの差です。

もちろん、生まれ持って自頭の良い人というのがいます。いくら「自分をコントロールする」コツを掴んでも、その自頭の良い人よりできるようになるか(他者との比較)は別の問題です。

ただ、確実に対自分比だと、圧倒的にデキる人になれます。

ぜひ「人間の意志は弱いもの」ということを深く認識し、「自分をコントロールする」ためのコツを活用してみてください。

3年後・5年後には、今よりも絶対に面白い人生が待っているはずです。

まとめ

デキる人とデキない人の違いは「やり抜く力」を持っているかどうかです。

「やり抜く力」を持っている人は、デキる人になれます。

そして「やり抜く力」とは、頭の善し悪しではありません。それは「自分をコントロールする」コツを知っているかどうか、の違いにすぎません。

なので大人になってからでも、極端な話いまこれからでも、あなたも「デキる人」になれます。

自分をコントロールするには、「人間の意志は弱いもの」だということを熟知しておく必要があります。

そして、その意志の弱さに負けないような環境に身を置くことを、意識的に行うことがコツとなります。

また、モチベーションや効率についても理解しておく必要があります。

これを誤解していると、なかなかデキる人にはなれません。

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