ペット保険の契約数が激増?家族の一員としてペットへの保障は医療?傷害それとも?
最近、家庭におけるペットの役割や立ち位置は、ますます大きくなってきています。
犬や猫、その他の愛らしい動物たちは、単なるペットではなく、家族の一員として、生活に欠かせない存在と言えます。
その一方で、ペットの健康と安全を守ることは、多くの飼い主にとって最優先事項です。
こうした背景から、ペット保険の契約数が急激に増加しているわけですが、具体的にどのような保障が人気なのか、調べてみることにしました。
既にペットを飼っているが保険は未契約である、これからペットを飼ってみたい世帯に対して、おすすめの保険や保障についての考えも述べます。
もくじ
ペットの医療費
ペットにかかる医療費、健康維持のための検査なども含みますが、意外と高額であるというウワサは聞きます。
ペットを飼わない世帯は、ペットを飼っている世帯に対して、根掘り葉掘りと聞く機会が無いため、ウワサのレベルでしか情報が得られません。
考えられる医療費の内訳は、定期的な健康診断、ワクチン接種、急な病気やケガの治療などです。
これらの予期せぬ出費が、家計を圧迫することも珍しくありません。
コロナ禍でペットに癒しを求めて飼い始めた世帯も増えたことから、必然的にペット保険に目が向いている状況だと言えます。
人間の医療費は、公的な医療保険に加入していることから、ほとんどのケースで全額を支払う必要はありません。
ところがペットになると、残念ながら公的な医療保険の対象外ですから、全て実費の負担です。
大きな手術にでもなろうものなら、20万、30万というまとまった金額が必要であることから、ペット保険の重要性を見直すきっかけにもなっています。
ペット保険の必要性
ペット保険は、一般的に医療費の一部または全額をカバーするプランが提供されています。
これには病気やケガに対する診療費、手術費、入院費などが含まれます。
また、一部の保険プランは予防ケアにも対応しており、健康診断や予防接種の費用も補償対象となるため、保障の選択肢は数多いです。
ペット保険は、突発的な医療費もそうですが、定期的に支出を伴うことであっても経済的な負担が軽減されるメリットがあります。
万一のことがペットに発生しても、充実した保障のお蔭で、適切な医療の提供を躊躇なく実施できるため、早期に健康を取り戻すことができます。
しかし、ペット保険にはさまざまなプランとオプションがあり、どのプランが最適かを選ぶ際に検討すべき要因が多いことも懸念材料です。
また、保険料や保障範囲も保険会社や商品で異なるため、自分のペットのニーズは何かを知ることが重要です。
その上で、保障を組み立てることが、合理的と言えます。
内容を見ずに口コミや保険料で決めることは、選び方としてはペットに失礼なんじゃないかなと考えます。
ペットクリニックは高水準
経済産業省の第3次産業(サービス産業)活動指数を参照すると、2023年7月においての原指数は、2015年を100とした場合に120.3という水準です。
指数のベースとなっている2015年以降、右肩上がりとなっていることから、今後もペットクリニックに関しては堅調と言えます。
逆に言えば、ペットへの医療に対する支出を含めて、ペットへの健康管理はもはや飼い主の義務といった文化が生まれつつあるあるのかもしれません。
ゆえにペット保険も、この流れを受けているものと考えられます。
主なペット保険と保障
主な保険系サイトを参照すると、ペット保険で人気なのは、犬に絞ってみると、
- ペット保険(SBIいきいき少額短期保険)
- ペットメディカルサポート(PS保険)
- フリーペットほけん(FPC)
- わんデイズ・にゃんデイズ(リトルファミリー少額短期保険)
- うちの子(アイペット損保)
といったところです。
もし、迷っている場合は、上記のペット保険から検討していくとよいです。
まとめ
「ペット保険の契約数が激増?家族の一員としてペットへの保障は医療?傷害それとも?」というテーマで、ペット保険について書きました。
ペットの飼い主が、ペットの医療費に対処するために、どのようなペット保険が人気なのか、やはり気になる点ではあります。
保険選びでは当たり前のように「〇〇に合ったプラン」を強調しますが、それができれば選ぶ悩みは出てこないものです。
ペットの状態、どの保障を優先するか、これらが決まっていなければ、結局は保険料の高い安いで選ぶことになります。
だったら何も考えずに、保険料が一番安いプランを契約してみては?
参照
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