極小ウェアラブルデバイス スマートリングができることは?決済機能はどう?主な活用法
現在最も小さなウェアラブルデバイスと言われるスマートリング。一体どんなことができるのでしょうか。決済機能は使えるのか?スマートリングの利用法として、どのような使い方をしてい人が多いのか?スマートリングの選び方などについてもお伝えします。
もくじ
スマートリングとは
スマートリング(Smart Ring)は、スマートウェアラブルデバイスの一種で、指輪の形状をしたものです。スマートウォッチの指輪版と思ってもらえるとイメージしやすいかもしれません。
スマートリングにはさまざまな機能が組み込まれており、ユーザーが日常生活や健康モニタリングなどのタスクを行うのに役立てることができます。
一般的なスマートリングの機能としては、
- 健康モニタリング
- 通知とアラート
- 支払いとアクセス制御
- アクティビティトラッキング
などがあります。
スマートリングができること
スマートリングができることについて、もう少し詳しく見ていきましょう。
まず健康モニタリング機能として、心拍数や睡眠パターン、活動量などの健康データの追跡ができます。
これにより、自分の健康状態の把握が可能で、必要に応じて医師への相談の目安とすることができます。
通知とアラート機能には、スマートフォンと連携して、着信やメッセージ、カレンダーアラートなどの通知を受信することができます。これにより、スマホを取り出すことなく重要な情報にアクセスできます。
支払いとアクセス制御として、一部のスマートリングには、NFC(近距離通信)テクノロジーを使用した、支払いや施設へのアクセス制御(スマートロックなど)が行えるものもあります。
アクティビティトラッキング機能として、ステップ数、距離、カロリー消費などの運動記録を録ることができます。
更に独特な洗礼されたデザインのスマートリングであれば、ファッションアクセサリーとしても重宝します。
スマートリングの決済機能は使えない?
スマートリングはほぼ全て海外製品なため、日本のサービスではまだ十分に活用できない機能が多いのも事実です。
例えば、スマートリングの機能として決済サービス機能がありますが、日本国内の決済で利用できるスマートリングは、まだそう多くありません。
現在では、
EVERING:VISAのタッチ決済
RINGO PAY:楽天Edy
といった機種に限られます。(2023年10月5日現在)
ただし、決済はできるものの、健康管理などの機能がないスマートリングもあります。
スマートリングを選ぶ際は、用途をはっきりさせて、十分な機能を備えたものを選ぶ必要があります。
スマートリングの現実的な活用法
では現実的なスマートリングの活用法として、どういった使い方をしている人が多いかと言うと、
- 睡眠の質の管理
- 歩数計、距離計、カロリー消費のチェック
- スマートロック
といったところがメインと言えるでしょう。
スマートリングはスマートウォッチ以上に体に対する負荷が少ないため、睡眠時に装着していても気になりにくいという点で好む人が多いようです。
ただし、スマートリングは国外製品がメインなので、サイズが大きいものが多く、日本人の指には合わない場合も多いようです。
さらに、一般の指輪と異なりサイズ調整はできませんので、購入時のサイズ選びには注意が必要です。
まとめ
スマートリング(Smart Ring)は、指輪型のウェアラブルデバイスで、現在最も小さなウェアラブルデバイスです。
通常スマートリングはスマートフォンとリンクさせることで、様々な機能を活用できます。
スマートリングができることには、
- 健康モニタリング
- 通知とアラート
- 支払いとアクセス制御
- アクティビティトラッキング
などがあげられますが、全てのスマートリングにこれらの機能があるわけではありません。
また、現在(2023年10月5日)、日本でタッチ決済機能が使えるスマートリングは、
EVERING:VISAのタッチ決済
RINGO PAY:楽天Edy
の2つのみとなっています。
しかし、これらは決済機能はあるものの、その他の健康モニタリングやアクティビティトラッキングといった機能はないため、選ぶ際は何を目的とするかでスマートリング選びを考える必要があります。
現在、スマートリングの主な使われ方は、決済機能よりも、むしろ健康モニタリングやアクティビティトラッキングの機能を目的として利用する方が多いようです。
特に、睡眠の質を計測したい場合、睡眠時のスマートウォッチの手首装着が気になるという方に、スマートリングは評判が良いようです。
機能やデザイン面でバランスの良いスマートリングがまだ少ない中、その中においては「Oura Ring」はとても評判が良いようです。
スマートリングは小さいというメリットがある反面、紛失しやすいというデメリットもあります。ワイヤレスイヤホンをすぐになくすといった人には、あまりおすすめできないかもしれませんね(笑)。