ChatGPTでWebコンテンツや専門的な記事を納品している人は要注意!クセがあるからバレる!
ChatGPTは便利です。
記事の作成においてはタイトル、導入文、構成の提案をさせると、かなり参考になります。
ところが一発で採用となるほど洗練はされてません。
やはり人の手による校正も含めたディレクションが必要だと痛感しています。
実は、ChatGPTで作成する文章、特に3.5の場合は、どうしてもクセが出てくるのでリライトは必須です。
それからAIですから、求める内容においての表現やレギュレーションは考慮されないので、残念ながら編集しない状態では使い物にはなりません。
そこで今回は、ChatGPTでの記事作成において気付いたクセについて、書きたいと思います。
もくじ
文末に変化がない
文章の締め方には、
- ~ます。
- ~です。
- ~だ。
- ~である。
- ~する。
などがありますが、例えば「~ます。」が3回以上続くと、少し違和感を感じるものです。
同じ締め方が続くとダラダラ感が拭えず、読者が飽きてくる傾向にあります。
新聞や雑誌を読んでもわかるように、締め方が連続することはありません。
これは会話を想像してもらうと理解がはやいですが、自己紹介でも何でも「~ます。」が連続すると、単調な印象になります。
ChatGPTでの記事作成は、これらが考慮されていないので、文章に感情が乗らない印象をうけるので、せめて、このような工夫が必要です。
くどい
キーワードやフレーズに基づいた記事の作成、つまりSEOライティングをChatGPTで作成すると、くどくて不自然な一文ができやすいです。
例えば、「人工知能 未来」というキーワードを含めてタイトル、見出しを提案させると、
- タイトル:人工知能未来への道
- 見出し:人工知能がもたらす未来の変化、未来の人工知能、人工知能の未来への道
といった感じで、少々クドイ感じになってしまいます。
文章化するにしても、ほぼ、「人工知能の未来は~」から始まることも多く、これまたクドさに拍車がかかります。
これも会話をベースに考えると、テーマについてお互いが認識したならば、あえて繰り返し言葉にしなくても話は進むわけです。
同じ言葉を繰り返すことは悪いことではありませんが、聞く方、読む方は、つらいものがありますよ。
箇条書きが多すぎる
若干ではありますが、箇条書きになるケースが多いと感じています。
しかも少々文字数が多いということから、端的な表現になってないこともあり、そこは人の手で校正をかけることになります。
校正をしていない箇条書きを見れば、「ChatGPTで作成した文章をそのまま出してきたな」と、疑いを持たれる可能性は非常に高いです。
箇条書きは、
- 短いフレーズ
- 端的な要点
であることが望ましてわけですが、ChatGPTでは説明口調になることが多くなる傾向があります。
接続詞がやや多い
接続詞とは、
- だから
- そこで
- すると
- しかし
- また
- そして
- さらに
などの言葉を指しますが、やや多い印象を受けることもあります。
微妙に差はあるのですが、あまりに接続詞が多すぎると、稚拙な文章に見えるリスクがあります。
小学生、特に低学年の作文には「そして」を連発する傾向が強いです。
つまり前文との繋ぎが単調だと、せっかくの内容が台無しになるほど、よくない印象をあたえてしまいます。
接続詞には気を遣う、さらに言えば、接続詞の意味もおさらいすると良いです。
まとめ
「ChatGPTでWebコンテンツや専門的な記事を納品している人は要注意!クセがあるからバレる!」というテーマで、AI文章のクセについて書きました。
AIによる文章作成ツールが続々と登場していますが、ChatGPTの3.5、つまり無料バージョンだと、何らかのクセが出ます。
他のツールについても、それぞれ生成のクセがあるかもしれませんが、やはり最小的には人の手による校正は欠かせません。